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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

代表監督、政治には無い柔軟さ

2012-09-19 23:07:16 | 日記
 通常、国家元首はその国の国籍を所有していなければ選ばれる事はありま
せん。

 例えばかつての植民地の影響で、フランスがヴェトナム、ポルトガルがブ
ラジルの地を引いた人物でも、国籍が問題なければ指摘されません。

 この現状を踏まえた際、

 「サッカーに限らずスポーツは代表監督の国籍を問わない。」

 という現象は非常に画期的だと思うのです。

 日本が代表監督を選出する際、現在のように海外から指揮官を連れてくる
事も出来ますし、

 「J1で結果を残した指揮官を代表監督に任命する。」

 という、サッカー伝統の法則に従うことも出来ます。

 それはサッカーが建前ではあれども、指揮官の国籍を問わないという柔軟
な考えによるもので、今の日本の政治のように硬直した形になることを防ぐ
意味合いもあります。

 でも伝統国、ワールドカップ優勝国が代表監督を他国から招くことは、当然
内外から様々な意見が寄せられます、

 イングランドの2001年、エリクソン就任時がそうでしたし、何より

 「自国に代表監督を任せられる人材がいない。」

 点を改めて考えるのが、不安を助長してしまいます。

 こうしてみると、日本のような新興国は柔軟性に恵まれています。

 例えばアルゼンチン、ブラジルも代表監督の評判はよろしくありません。

 サヴェジ、メネゼス両監督とも居心地は良くないでしょう。

 ただ「グアルディオラ招聘」という突飛な案よりも、メネゼスを支えた方が
ブラジルには実りがあると思いますが。
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ソフトバンク・ホークスから学ぶファン・プロモーション

2012-09-19 01:44:52 | 日記
 J1、J2に関係なく、地元に他のリーグの人気クラブが存在すると、集客が難し
い側面があります。

 恐らく栃木FCにとって、リンク栃木はファン・プロモーションの点で学ぶべき
点はあるでしょう。

 また、同じ札幌ドームを本拠地とするコンサドーレとファイターズ。

 今季はコンサドーレの不甲斐なさが目立つ形になっています。

 ここに昨日18日の信濃毎日新聞があるのですが、福岡ではまさにホークスの
独壇場です。

 ライオンズ戦に集まった観客は33788人。

 1割をライオンズ・ファンと仮定しても、3万人がホークスを応援した形になり、
ヤフー・ドームのテナントはさぞかし儲かったことでしょう。

 逆にレベルファイブ・スタジアムの

 「アビスパ福岡対町田セルビア」

 の観客は3092人。

 一概に比較はできませんが、非常に厳しいですね。

 ホークスが日本チャンピオンズであり、アビスパが2部で戦っているという側面も
あるでしょう。

 逆にホークスのファン・プロモーションも巧さもあります。

 ホークスは今、通常の黄色と黒のジャージではなく、緑のジャージを着用してファン
の好奇心を刺激しています。

 また日本テレビの「Going」を取材に呼ぶなど、企画の面白さが目立ちます、

 前回お話したように、有名選手の加入はスタジアムを満員にする可能性は秘めていま
す。

 短絡的だという見方もあるでしょう。

 しかし、選手を簡単に刺激したいのであれば、スタジアムから空席を無くせば良い
わけですから、資金のメドがたてば挑戦する価値があるように思います。
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Jリーグがデルピエロを獲得しなかった理由とは

2012-09-19 01:35:04 | 日記
 J1各クラブが、デルピエロの獲得を見過ごしたのは、資金の問題もある
でしょう。

 逆に、既にJ1が、

 「特定のスター選手を客寄せの為に必要としない」

 位置にまで発展したという見方もできます。

 どう贔屓目にみても、J1の方がAリーグよりも世界で知られたリーグの
はずです。

 それは前者が1993年、後者が2005年に創立されたという歴史の違い
はあれど、現在の移籍市場において、日本の存在価値は飛躍的に高まっています。

 ですからかつてのように

 「ジーコやリトバルスキーが確かに在籍している 
  でもそれは年金のような代物だろう。」

 と陰口を叩かれたひよっこの時代は、確実に過ぎ去ったという意味合いでもあ
るのです。

 逆にAリーグはまだ産声をあげたばかりのリーグです、
 
 ですからかつての日本のように

 「私たちのリーグは素晴らしい!
  だってデルピエロは、新天地にオーストラリアを選んだのですから!」

 という、品質保障の存在が得られたわけです。

 デルピエロ効果でシドニーFCの観客動員がどの程度増加するかはまだわかり
ません。

 ですが、彼の姿を見たいと思うファンは多いでしょうね。

 ただ短絡的ではありますが、有名選手の加入が起爆剤になることは間違いあり
ません。

 リュングベリ加入後のエスパルスの注目度の高さは、小野と高原が加わったとき
を凌駕していました。

 ファンはやはり、優れた選手がリーグにいて欲しいと願うのです。
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