先ほどの「スポルト」でチャンピオンズ・リーグの2カード、「ミランVSユナイテッド」と「リヨンVSレアル」をダイジェストを見る事ができました。
この4クラブの中でレアルだけが「異質」のサッカーをしていましたね。他の3クラブがクラブの中に「調和」を見出しているのに対し、レアルはまず「個人」があり、その後に「調和」があるという感じです。
例えばミランのロナウジーニョです。体も随分と絞れてきたようで、ドウンガは召集の対象外にしていますが、ワールドカップ本大会にエントリーする可能性は極めて高いと思います。そのロナウジーニョの動きはやはり「調和」あっての「閃き」であり、同様にこの試合で3点を奪ったユナイテッドにしても、中盤での多彩なパスワークや、ルーニーのヘディングの起点となったバレンシアのクロスなどは、ユナイテッド全体に調和を奏でるための「約束事」が、しっかり浸透しているように思えました。
レアルはここ数年会長が変り、監督も選手も変り、同時にレウルとグティの出場数が目張りしています。すなわち「レアルが思い描くサッカー」がファンには見えてこない上、それを選手や監督が表明しても絵空事に見えてしまう危険性があります。
永遠のライバル、バルセロナはレアルとは対照的に非常にわかりやすいサッカーをしていますよね。例えばグアルディオラの方針として
1・カンテラからの若手の抜擢
2・布陣を4-3-3に固定し、中盤でのオフェンス・トライアングルの形成と、両翼を活かしたサッカーをする。
3・昨シーズンはエトー、今シーズンはイブラヒモビッチがポストプレイの基準点になる
どれも非常に単純だからこそ、その使命をこなす選手達も見ている観客も、今ピッチ上で描かれているサッカーの是非がわかりますし、グアルディオラも修正点が見えている。ですから彼らは簡単に負けないわけです。
レアルはこのまま潔く、選手個人の技量で勝つサッカーに今シーズンは終始した方が得策だと思います。今から組織を確立するよりも、現状のサッカーを踏襲した方が、むしろ良い結果が導き出されるのではと僕には思えます。
ただシーズン終了後、再び監督の交代と莫大な資金投入という形になれば、「愚の骨頂」でしかないのですが。
この4クラブの中でレアルだけが「異質」のサッカーをしていましたね。他の3クラブがクラブの中に「調和」を見出しているのに対し、レアルはまず「個人」があり、その後に「調和」があるという感じです。
例えばミランのロナウジーニョです。体も随分と絞れてきたようで、ドウンガは召集の対象外にしていますが、ワールドカップ本大会にエントリーする可能性は極めて高いと思います。そのロナウジーニョの動きはやはり「調和」あっての「閃き」であり、同様にこの試合で3点を奪ったユナイテッドにしても、中盤での多彩なパスワークや、ルーニーのヘディングの起点となったバレンシアのクロスなどは、ユナイテッド全体に調和を奏でるための「約束事」が、しっかり浸透しているように思えました。
レアルはここ数年会長が変り、監督も選手も変り、同時にレウルとグティの出場数が目張りしています。すなわち「レアルが思い描くサッカー」がファンには見えてこない上、それを選手や監督が表明しても絵空事に見えてしまう危険性があります。
永遠のライバル、バルセロナはレアルとは対照的に非常にわかりやすいサッカーをしていますよね。例えばグアルディオラの方針として
1・カンテラからの若手の抜擢
2・布陣を4-3-3に固定し、中盤でのオフェンス・トライアングルの形成と、両翼を活かしたサッカーをする。
3・昨シーズンはエトー、今シーズンはイブラヒモビッチがポストプレイの基準点になる
どれも非常に単純だからこそ、その使命をこなす選手達も見ている観客も、今ピッチ上で描かれているサッカーの是非がわかりますし、グアルディオラも修正点が見えている。ですから彼らは簡単に負けないわけです。
レアルはこのまま潔く、選手個人の技量で勝つサッカーに今シーズンは終始した方が得策だと思います。今から組織を確立するよりも、現状のサッカーを踏襲した方が、むしろ良い結果が導き出されるのではと僕には思えます。
ただシーズン終了後、再び監督の交代と莫大な資金投入という形になれば、「愚の骨頂」でしかないのですが。