塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

冬の移籍市場が幕を降ろす

2010-02-02 22:28:58 | 日記
 今回の冬の移籍市場で動いた一番の大物選手は、ブラジル代表のロビーニョでしょうか。古巣サントスのファンは歓迎するでしょうけど、ロビーニョ自身は心のどこかで欧州に帰還することを夢見ていると思います。

 彼のサントス移籍の発端は、チェルシーでスコラーリ監督の指導を受ける予定だった、2008-09シーズンの開幕前まで遡る必要があります。でもロビーニョはチェルシーではなく、マンチェスター・シティの一員になる形になりました。シティへの移籍は彼の第一希望ではありませんから、心のどこかでくすぶり続けていた気持ちを、もう抑えることが出来なかったのでしょう。
 古巣サントスで自分を見つめなおす時間が、ロビーニョ自身必要だと感じたのではないでしょうか。

 今回の移籍市場で移籍した選手の中で、僕はもうひとり気に成った選手がいます。
 トットナムからセルティックに移籍したアイルランド代表のロビー・キーンです。

 僕は彼は相当な実力者だと考えていますが、どうしてキーンはこうも移籍リストに載せられてしまうのでしょうか。昨年はトットナムからリバプールに移籍したかと思えば、半年で再びトットナムの一員になり、1年後の今再び移籍ですからね。キーンの心中は穏やかではないと思います。

 ただアイルランドのサッカーファンにとって、セルティックは「夢と希望のクラブ」ですからね。キーンの移籍にアイルランドのサッカーファンは、喜びで一杯かもしれません。
 自国のエースが憧れのクラブでゴールを奪う事は、ファン冥利につきますからね。キーンを後押しする声援は予想以上に大きいと思います。

 自身の都合で移籍する選手。クラブの勝手な都合に振り回される選手。移籍の内容は選手によって異なりますが、満足のいく結果を残せるといいですね。
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