人間、やっぱり最後まで大事なのは、知力だよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『Think Big!』(幸福の科学出版)で、次のように教えておられます。
最後は勇気です。人間の能力など、それほど大きく変わりはしません。やはり、最後は勇気なのです。
知識が豊富だったり、地位が高かったりすると、意外に勇気がなくなっていくので、それが困るわけです。
例えば、「よく勉強している人」としては、大学の教授などがそうでしょう。そのなかでも、東大の教授あたりになると、「さらによく勉強しているだろう」と一般には思われています。しかし、東大の教授になってしまうと、実は本を出さなくなってきます。怖くて出せないのです。
東大の教授には権威が必要であり、もし変なことを本に書いて批判を受けたりすると怖いので、勇気を持って本を書くことができないわけです。「もっと調べてからでないと書けない」というような理由で、どんどん先延ばしにし、思い切ってトライすることができなくなってくるのです。
よく勉強し、頭もよい人であれば、本当は本をたくさん書かなければいけないはずですが、実際には、どんどん書けなくなっていきます。そういうものです。
会社の仕事でもそうです。大きな会社で、責任ある立場に就くと、本当は勇気を持って判断しなければいけない問題に対して、書類を山積みにし、判断せずに放置してしまう癖がついてきがちです。そのように、問題からすぐに逃げる癖がついてくるのです。
そして、優秀な人が優秀な結果を残せないことが、実際にはよく起きてきます。
したがって、必要なものは勇気です。勇気が大事なのです。
人間は、勇気によって変わることがあります。「ここ一番」のときには、勇気以外に頼りになるものはありません。知力などには限界があるのです。
(80~82ページ)
知力などには限界がある。最後は勇気である。
知識が豊富だったり地位が高かったりすると、勇気がなくなっていき、優秀な人が結果を残せないことが、よく起きる。
人間は、勇気によって変わることがある。「ここ一番」のとき、勇気以外に頼りになるものはない――。
「勇気」の大切さを、まさに口を酸っぱくして、説いてくださっている一節です。
耳が痛いと感じる方も、多いのではないでしょうか。
でも、だからこそ、大川隆法先生はあえて強めの言葉で教えてくださっていることに思い至ります。
そして、ふつふつと、勇気がなかった自分自身を叱咤激励する気力がわいてきたように私は思っているのです。
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『Think Big!』
大川隆法著
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