悪魔を呼び出した霊言ってあったよね。でも、悪魔とかサタンってほんとにいるにしても、どんなこと考えてるのよ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『エクソシスト入門──実録・悪魔との対話』(幸福の科学出版)で、こう紹介しておられます。
大川隆法 次に、誰か、呼びたい方はいますか。
(会場から「覚鑁(かくばん)」という声)
覚鑁で行きますか。(中略)では、ちょっと手を合わせてください。
(約二十秒間の沈黙)
覚鑁、出よ!
覚鑁〔以下、「覚」と表記〕 (両腕を広げたあと、胸の前で交差させる)ハアー。覚鑁である。
A── 質問いたします。
覚── ううーん。
A── あなたは真如苑と阿含宗という密教系の教団に影響を与えていると伺っておりますが、どのように支配しているのでしょうか。
覚── 私は……。うーん、私は、なぜ地獄に堕とされたのか、分からん。われは、阿含、つまり仏法の真理ここにありと思いて、悟りを開いたつもりであったのに、なぜ私が地獄に堕とされたのか、分からん。私の悟りのほうが、より多くの者を救済できるはずなのに! なぜだ。なぜだ!
A── 密教の修行を重ねていたと聞いていますが。
覚── そうだ。私は必死に仏道修行をした! なぜ、なぜ、われは仏陀のもとに還れなかったのか、分からん!
A── 法力を追求されたのでしょうか。
覚── われが、まことの修行者であったことは、後世の弟子たちが証明しておる。
A── しかし、弘法大師空海の教えを行じつつも、新しい教えを説いて、高野山を追い出され、根来の寺に追われたのではないでしょうか。
覚── うーん、わが教えのほうが、より多くの人々を救済できると思ったのだ。
B── どんな教えだったんですか。
覚── 一乗じゃ。私の教えは一乗の教えであった。
A── 三乗思想とは違う、一乗思想ということですね。
覚── そうだ。修行の階梯を超えて、より多くの者を、より多くの衆生を救済できる教えであったはずなのだ。
A── 反省の教えというものはあったのでしょうか。
覚── うーん、反省などは、信仰者には必要ないのではないのか!
A── 何ゆえに反省が必要ないとお考えか。
覚── …………。
A── 法力のみでよいとお考えか。
覚── …………。うーん。(右腕を上げて拳を握り締める)
(154~157ページ)
悪魔は、なぜ自分が地獄に堕ち、悪魔となってしまったのかが、分かっていない──。
この日、大川隆法先生は、審神者(さにわ)として、霊を呼び出し、職員の一人が務めるチャネラー(霊声者)に霊を入れて対話をさせておられました。
このすぐあとの対話に出てきますが、覚鑁(かくばん)は、2009年公開の映画『仏陀再誕』で、悪役の荒井東作に憑依していた覚念という僧侶のモデルとなった、有名な悪魔です。
今日も、さわりしかご紹介できないわけですが、興味がある方は、ぜひとも、この驚異の書物の全体を読んだうえで、この霊言という「現象」について、判断して下さいますように!
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『エクソシスト入門』
大川隆法著 |
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