大川隆法先生って、政治と宗教が統合すべきだって言うんでしょ。でも、それってどうしてなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『政治と宗教の大統合』のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。
私たちは、表の世界においても、一定の発言力を持たなければならないと思います。そのためには、「宗教は裏側に引っ込んでいなさい」というマスコミ世論に対して、「宗教とは公的なものである」ということを、もっとはっきりと言わなければいけません。そのための媒体として、政党というものが、公党として存在すべきであると思うのです。(中略)
私たち幸福実現党は、宗教界全体の利益を守るために頑張ります。
「この世から宗教がなくなれば、世の中がよくなる」と思っている人たちには、断じて負けるわけにはいきません。私たちは、仏教徒やキリスト教徒、その他のいろいろな宗教を信じている人たちのためにも戦います。
宗教としての正しさをめぐって、競争をしたり、教義に対する批判をしたりすることはあるでしょうが、政治的な立場においては、「宗教を守る」ということを、はっきりと述べておきたいと思います。(中略)
私たちは、宗教を社会の裏側に押し込めておこうとする勢力を何とかして突破しなければなりません。「無神論・唯物論が勝つ国家は、やがて、悪魔の支配下に入る」ということを、はっきりと自覚していなければいけないのです。
幸福実現党が活動していても、まだ、かすかにしか報道されないかもしれませんが、そこには、明らかに、マスコミによる価値観の偏向が働いています。
はっきり言えば、夕方のテレビのニュースや新聞の一面などで、「幸福実現党がこのようなことをした」ということが、他の政党の動きと同じように報道されれば、得票がもっと増え、議席が取れるのです。
ところが、マスコミは、幸福実現党に議席を取らせないように、一生懸命、頑張って情報管制を敷いています。彼らは宗教が嫌いなので、宗教が表に出ることを妨害しているのです。
そうであるならば、私たちは、意地でもその壁を突破し、風穴を開けたいと思います。
今、幸福の科学以外に、それができるところはありません。幸福実現党を創立して、三年余りになりますが、私は、まだまだ、こんなものではやめません。私は、HS政経塾という、政治家を養成するための塾を設立しています。今後、政治家を続々と輩出し、政治活動を続けていく気でいるわけです。
今は、“二〇三高地”に向けて、第一波、第二波と、突撃隊を送り込んでいるところです。“死骸の山”を築いてでも、敵軍のトーチカ(コンクリート製の防御陣地)まで辿り着き、敵地を“占領”するつもりでいます。何とかして、幸福実現党を公に認めさせたいと考えています。
どうか、多くの人たちの絶大なるご支援をお願いします。
(83~85、92~94ページ)
無神論・唯物論が勝つ国家は、やがて悪魔の支配下に入る。マスコミ世論に対して、宗教とは公的なものであることをはっきり言わなければならないし、そのための媒体として、政党が公党として存在すべきである。
宗教界全体の利益を守るため活動すると宣言する幸福実現党の活動が、まだかすかにしか報道されないのは、明らかにマスコミが、議席を取らせないように情報管制を敷いて妨害している。
私たちは、意地でもその壁を突破し、風穴を開けたい。今は、“203高地”に向けて、突撃隊を送り込んでいるところであり、“死骸の山”を築いてでも敵地を“占領”するつもりでいる――。
大川隆法先生の2010年に説かれた説法が活字に起こされ、2012年に刊行された一節です。
幸福実現党の立党から現在まで、早くも13年あまり。まだまだ“203高地”の戦いは続いていますが、大川隆法先生の考え、そして幸福実現党の考えるところは、13年前とまったく変わっていないのだと思います。
たしかに、おかしな宗教、間違った宗教はあると思います。
しかし、だからといって、政治と宗教との関係について、ちょっと行きすぎた意見が目につきすぎる気もします。
いずれにしても、政治の世界における宗教の大切さを、一人でも多くのみなさんが認める時代が一日も早くやって来ますようにと、心から私は祈念しているのです。
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『政治と宗教の大統合』
大川隆法著
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