なんだかものすごい劣等感で、生きてるのがつらいんだよね。どうしたらいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、書籍『ハウ・アバウト・ユー?』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
劣等感は「他人との比較」から生まれてくるものです。(中略)
この世では大勢の人が一緒に暮らしていかなければなりませんが、どのような人にも、「ある部分は優れているが、ある部分は劣っている」という“でこぼこ”はあるものです。そんなものです。
すべての人が同じ“人造人間”のようなものであってよいはずがありません。
「まったく同じサイズで、同じ性能と機能を持ち、寿命も同じ、馬力も同じ」ということであれば、それはロボットと同じです。人間が、そんなものであるはずはありません。
人間には、いろいろな違いがあるから、楽しいし、可能性があるし、面白いのです。
そして、一人の人間だけでも面白いのですが、「人と人との組み合わせ」ということも面白いのです。違うタイプの人同士の組み合わせによって、いろいろなことができるところが、また素晴らしいのです。
「劣等感や嫉妬心のもとにあるものは、他人との比較」であると述べましたが、人間は他の人と違っていて当たり前なのです。バラエティーに富んでいるからこそ、世の中は面白いのではないでしょうか。
誰もが同じだったら、生まれてくる意味などないのです。
違う人がたくさんいるから面白いのです。
他の人たちから刺激を受け、切磋琢磨しながら生きていくことができるわけです。
あるときは先生になり、あるときは弟子になり、お互いに教えたり教わったりしながら生きていくから、人生は楽しいのです。(中略)
「私は劣等感を持っています。劣等感のかたまりで、ここも、あそこも……」と挙げていっても、解決はつきません。(中略)
他の人にあれこれと訴えかけて、慰めてもらったところで、どうなるものでもないのです。(中略)
やるべきことは、自分で精進をし、小さな成功を積み重ねて、自信をつけていくことです。
自信をつけていくことによって、劣等感は薄まってきます。小さな成功が積み重なっていくと、だんだん、劣等感を持っていた自分のことを考えなくなってくるのです。
劣等感でいっぱいの人は、やはり不幸でしょう。一日中、自分の劣等感について考えている人は、不幸だと思うのです。
しかし、劣等感のことを考える時間がしだいに少なくなってきたときには、どうでしょうか。(中略)劣等感のことを忘れている期間が長くなってきたときには、あなたは幸福になってきたのでしょうし、成功してきているのです。
(154~160ページ)
劣等感は、他人との比較から生まれてくるが、人間には違いがあるから楽しいし、可能性があるし、面白い。
他の人と違っているからこそ、他の人から刺激を受け、切磋琢磨しながら生きていけるのであって、誰もが同じだったら、生まれてくる意味などない。
自分で精進をし、小さな成功を積み重ね、自信をつけていけば、だんだん劣等感を持っていた自分のことを考えなくなってくる――。
うーん、今日はとっても力強い、元気が出るアドバイスをいただいたのではないでしょうか。
明日からまた、気を取り直して頑張れるような気が、私はしてきているのです。
|
『ハウ・アバウト・ユー?』
大川隆法著
|
↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)