今年の夏は、この東北でも暑い日が続き、連日クーラーの
音が絶えなかった。不思議な夏の前半であった。
暑い、暑い、暑いね・・の言葉が挨拶となる日々、部屋に
かざってある葛飾北斎の版画の波を見るにつけせめてこの波
のしぶきだけでも浴びてみたいものよ・・と作者の一人ごと
である。やっと子供たちから手が離れたと思ったのも束の間、
日常の雑事からは抜け出せない作者なのである。せめてお風
呂でシャワーだけでも、とシャワーを利用しているのである。
「浴びたき」に暑さを出した一句。(庄子紀子)
音が絶えなかった。不思議な夏の前半であった。
暑い、暑い、暑いね・・の言葉が挨拶となる日々、部屋に
かざってある葛飾北斎の版画の波を見るにつけせめてこの波
のしぶきだけでも浴びてみたいものよ・・と作者の一人ごと
である。やっと子供たちから手が離れたと思ったのも束の間、
日常の雑事からは抜け出せない作者なのである。せめてお風
呂でシャワーだけでも、とシャワーを利用しているのである。
「浴びたき」に暑さを出した一句。(庄子紀子)