明星へかすかに傾ぐ青鬼灯 池添怜子 2021-08-09 04:59:47 | 日記 青鬼灯は晩夏の季語、この頃の金星は太陽から最も離れるのでかなり早い時間帯から明星の輝きを目にできる。その明星へ青鬼灯が「かすかに傾いでいる」と見て取った作者の詩的感受。オレンジ色の鬼灯はお盆の迎え火や提灯とともに、精霊が迷わずに戻ってくる道しるべとして飾られるようになったそうだから、青鬼灯が金星の光を取り込み、きれいなオレンジ色に成る序章として「傾ぐ」はあるのかもしれない。(博子) « 日盛の無音の放つ響きかな ... | トップ | 開き直ることも齢よ髪洗ふ ... »
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