おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ガスが止められてるの?

2009-01-16 19:47:47 | ブログ

久々の日本のお正月。満喫していたらニュースになぜか見慣れた風景が・・・ あっ!ブルガリアだ! しかもソフィア!! なんでもロシアがウクライナとの問題でヨーロッパへの天然ガスの供給を止めているとか。天然ガスの供給を100%ロシアに依存しているブルガリアでは学校が休校になったりしてるんだとか・・・

Sofiathismorning 先日書きましたが、この国の大都市(?)圏は「トプロフィカツィア」という温水供給会社から各住居棟に送られる温水により暖房しているところが多いのですが、ソフィアの場合(そしてたぶん他のかなりの都市も)、これはそのロシアから送られてくる天然ガスによって沸かされているのでした。

まァ、「みんなが料金を払わなくて止められる」危機がつい最近あったばかりなので、もうこういうのにはなれっこになっています。まあ、なんとかなるでしょ~・・・ハハハっ(苦笑)

住居棟に届いた温水は各ヴホッド(入り口)に分かれて循環するときに2方向に分かれます。一つはシャワーや台所で使用される温水、そして暖房のほうを循環するだけの温水。利用された後下水に流れていく温水に料金がかかるのは理解できるのですが、この、暖房の方を通るだけの温水は、ただ管の中を流れているだけでも料金がかかります。これがものすご~く高い!! 各部屋に、見た目「パネルヒーター」のような「ラディアトル」(ラジエータ)があって、そこを通るだけなんだけど・・・ 

普通の2~3部屋あるアパルタメントを、この温水だけで暖房すると1ヶ月300レバくらいかかってしまう!!! お年寄りなどはそれだけで年金がふっとんでしまいます。そのせいもあってかなりの家で、この温水による暖房をあきらめ、電気ストーブなどで済ませています。じゃあ、自分の部屋のラディアトルを外しちゃえば料金がかからないか、というと・・・ 実は部屋の中を暖房用の温水が流れる管が通っているだけでお金を払わなければならないのです!! ウチの場合はラディアトルは最初からなく、この管を触ってもまったく温かくないところを見ると、入り口全体でだれもこの温水暖房を利用していないみたい。

でも、友人たちのところでこのラディアトルのある部屋に通されるとすご~く気持ちのいい暖かさ!! 空気が汚れることも一部だけ暑くなることもない、穏やかなぬくぬく感!こんなに高くなかったらきっとみんな利用するんだろうけどなあ~。

にしても、こんな真冬に天然ガスの問題を持ち出すロシアっていかがなものかなあ~。本当に問題なら夏の間に解決しておけばよかったのに。凍死者が出たらタイヘンだよ!! ロシアってこういう考え方なのかな? 日本の相撲界で大麻でクビになったロシア人元力士がさらに八百長について告発して、「こうすれば(相撲界に)戻れると思った。」って言ってたけど・・・ なんかヘンな例えだけど、「オレのことを好きになれよっ!」といいながら彼女のことを殴る男みたい。コワいから言うことを聞くことはあってもこういうタイプの男に本当の愛情や信頼はおけないよね~。でもこういう人って「好きだから殴ったんだ!」って言い訳しそう・・・

ブルガリアに帰国してすぐ温水の蛇口をひねってみました・・・ ら、オオ~、ちゃんと出ました!! お湯が。真っ白な世界でもどうにか生きていけそうです! なので、皆さま、ご心配なく。 

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