おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

新しい温泉村かも!! チフリック

2015-07-01 16:46:07 | 温泉ブログ

日本から久しぶりのお客さんで、友人の芸術家夫婦プラメン&ヤニータのいるロヴェチへちょこっとドライブで行ってきました。久しぶりに石屋根の家のあるヴァローシャ地区や要塞、屋根付き橋のあたりを散策し、彼らのアトリエを見せてもらってこれからどこに行こうか・・・ 大きな洞窟や水の色がとてもきれいな渓谷が近くにあるそうだけど雨がけっこう激しく降り出しちゃった・・・ プラメンに何となく「ねえねえ、こっちの方に温泉ってないの?」ときくと、

「あぁ、あるよ!! チフリックってところでトロヤン町の上の方だよ」 トロヤンはブルガリアで有名な陶器の生産拠点。あの独特の柄のお皿やコップ、そしてオーブンOKのギョヴェチも大々的に作っているところ。そこまで入ったことあるけど、その上があったとは!!

途中、トロヤンの町でおヤクソクの陶器屋さんで買い物をしてイザ温泉へ!! 残念なことに雨が降ったり止んだり、時には激しく降ったり・・・ って、チフリックは川沿いを登るんだけど、道、崩れたりしないかなァ? 大丈夫?

思った通り、川は増水!! 崖もところどころチマチマ崩れてて、「今大崩壊しないでね~!!」と思いながら通ってみました。でも道路標示も対向車も途切れず、「チフリック 温泉プール ホテル ここからooメートル」みたいなのがずーっとあったので、「この先にきっとある!!」と言う確信のもと上って・・・ 行ってみると・・・

こじんまりとした小さな村・・・ 一ヶ所ではなく、通りをはさんでいくつかに分かれてホテルやゲストルームがあります。

50℃以上の源泉だそうですが、基本的に「温泉プール」系ですネ。日本の温泉に近い施設はちょっとなさそう。その日はブルガリアのほかの地方からの大きな観光バスも停まっていて、子供たちがバチャバチャやってる温泉プールも!! トロヤン焼きの社会科見学とかトロヤン修道院でも見に行ったのでしょうか? その後温泉なんてなかなかアジな、これって修学旅行? でもそこのプールには一緒に入りたくないなァ・・・っていうかプール、チッチャいし。

でも、そのうちの1軒に入ってみることにしました。けっこう大きなホテル、4つ星だそうですが・・・ ゆる~い感じのフロントのおねーさんに10レバの入場料を払い入ってみました。ホテルで10レバでプールに入れるのって、ちょっと安いねぇ・・・

ソフィア周辺の、外国人もよく来る温泉のあるホテルなどと比べると・・・ かなり「商売っ気がない」というか、サービスではイマイチ・・・ 脱衣場にカギのかかるロッカーがない!、っつーか、ロッカーそのものがないっ!!! ちょ~っと困っちゃう。持ってきた荷物をプールサイドまで持っていかないといけない。まっ、困るのは温泉だけを利用しに遠くから来た場合だけ。ホテルの施設ですから、宿泊客は自分のお部屋から水着に着替えて来てるし、小さな村だからか、近所のホテルや民宿のお客がここのプールを使いたいときはそこからもう水着で、村のメインストリート(?)を渡ってこのホテルに来るわけで、なーんともゆる~い感じ・・・ 


中に入ると、けっこうにぎわっています。ブルガリア語しか聞こえてこない、ということは本当に地元民だけなのですネ。その日はそんな天気だったので入る気にならなかったけど、屋外プールもいい天気なら気持ちいいでしょう。泉質は上々。温かめのプールって感じです。

このチフリック村、温泉もいいけど、山あいの静けさと清流、夏にひんやりと避暑にとっても良さそう!! 宿泊も安そうだし・・・ 次回来るときはおとまりで!!