場末感漂う(?)庶民の町リューリン。外周道路からの眺めは原野とビトシャ山・・・ そんな通りの工場跡地に旧に策が立ち、工事が始まりました。何と!! ここにもドイツ系大型スーパー「カウフランド」!! けっこう工事は急ピッチで進み、6月上旬にオープン!! 街では「カウフランド」の手提げ袋が「モダタ」(モード)です!
同じ通りのずーっと先、路面電車の終点近く、ウチから徒歩でいけるところには「プラス」(ブルガリア人は「プリュス」と読んでる・・・)も昨年末にできて・・・
斜陽の工業都市、ペルニックにもオープンしたてのスーパーが2軒!! ウチの近所にできたのと同じサイズの「プラス」に、もう一軒は「ビラ」。「ビラ」は以前にも書きましたがオーストリア系。最近はレギュラーサイズのスーパーだけではなく、地方都市に小さなサイズの店舗を構える展開のようです。
そして、何と田舎町ラドミルにも!! キュステンディルに向かう幹線道路の、町の入り口、「アルカ」(アーチ)のすぐ横に「ペニー」!! ドイツ人の友人マルコが、「オオ~っ!!(喜) ドイツではペニーって自然食品扱ってるんだよね。買いに来たいな!」・・・でもブルガリアのペニーで自然食品が扱われているかどうかは?・・・ 少なくともラドミルの店舗では見なかったような・・・ でも、ペニーはラドミルだけじゃなくてソフィア市のオベーリャ地区にもできたし、それにペルニックの前に住んでたところのすぐ近所にも今建ててるよ!! (ちなみにその近所にはカウフランドもビラもあります!!)
プラスとペニーは中が似ていて、背の高くない陳列棚はあまりなくけっこう見渡せる感じです。自社ブランド商品にも力を入れていて、今まで見たことのないパッケージのハム、ソーセージ、菓子類、乳製品がいっぱい!! 「ビラ」も「カウフランド」も自社ブランド製品があるので、これは一通り試してみて、どこのが一番いいか、味、値段、内容量、質などを比べてみないと!! って、いつも買いすぎたりして(笑)
でも、こんなに大きなスーパーができて大丈夫かな? 既存のスーパーや小さな食料品店も大変! 以前からある「ファンタスティコ」や「エヴロパ」、それに「Tマーケット」は中のレイアウトを変えたり商品の種類を増やしたり!! でも外資系スーパーはしっかり外国製品をイチオシ商品として扱っている・・・ クリスマス時期なんかにはドイツの「シュトレン」、イタリアの「パネトーネ」、「ニベア」や「ダヴ」のクリームやパフュームのプレゼントセットやスコッチウィスキーなど、値段も10レバ(=5ユーロ)より上のものが主力です・・・
世界の資本主義の中で切磋琢磨、生き残ってきた大企業が作り出してきたある意味「傑作」ばかり!! お金がなくてもモノへの「免疫」のまだまだない素朴なブルガリア人はついつい買ってしまうかもネ~