おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ウィーンへ!! 夏のヴァカンツィア① 愛車で行くブルガリア~オーストリア

2009-08-13 22:01:43 | まち歩き

Tramstopinvienna 今年の夏のヴァケーション!! は、こんなお茶目なサインのある街、ウィーン! ここを通るのはネコ電車?いやいや、ただの深夜電車ですけどね(笑)

けっこうヨーロッパでは一般的なんだけど日本人にあまり馴染みのないこと、それはもしかしたらマイカーでの国境越え旅行かも。日本でも高速道路、休日1000円になって気軽に、「実家に帰省」という理由じゃなくてもドライブに出かける人も増えてるかもしれませんね。が、ヨーロッパでは車で外国!! さすがに地続き!!(・・・当たり前だけど。)

在ブルガリアの非ブル人の友人たちはしょっちゅう車で自分の国に帰っています。フィンランド、デンマーク、エストニア、ポーランド・・・ 国境をいくつ越えるんだろう?EU人はEU圏内はけっこう簡単に行けますし、周辺国もビザなしで通過可能なんですね~。

ウィーンへ行こうと決めてグーグルマップで調べてみると・・・ なぜかいつもセルビアを避ける!! でも、ブルガリア、ソフィアからウィーンへの一番近道はセルビア横断~ハンガリー横断ルート。トータル1000km!! 日本だと東京~福岡間よりも近いか。余裕だ!!

と思っていたら・・・ ウチの愛車、シュコーダ・フェリシアちゃんが!! 「月曜日出発!」と決めていたのにその前日日曜日にいきなり壊れた!! 理由は、ラジエータ!! もともと水温が高くて、冷却系に問題のある車だな~とは思ってたけど・・・ いつも「酷道」(ヨーロッパ屈指の「酷」際道路を避けるためにいつも通る山道)を通っているせいか、ラジエータがホースの付け根のところでバッキリ・・・ 出発を1日延ばして修理。出発前に故障してくれたおかげで途中で立ち往生しなくてすんだけど、ずっと不安を抱えたままのドライブ・・・

ヨーロッパを車で旅行するための必需品、それはグリーンカード!! 外国を運転するための自賠責・・・ でもEUに住む人がEU圏内を移動するときにはいらないんだとか。でもセルビアを通過するのに必要だそうです。あと、それぞれの国の高速料金を調べる必要もあります。セルビアは料金所がところどころにある日本と同じ形式。クレジットカードやユーロでも払えますが、現地通貨のほうが少しおトクかな?(国境で50ユーロ=4500ディナールでした) ハンガリー、オーストリアはヴィネッタ方式。いっぺんに10日分を払いました。オーストリアの場合はシールをフロントガラスにぺたっ!!

車で走ってみた印象・・・ とにかく道がきれい!! ブルガリアのように穴はどこにもありません!! (あたりまえか! 笑) 途中数キロごとにGSがあり、トイレ、給油、コーヒー休憩には困らない。こりゃ快適だ!!

Shborder ただ、困ったことが一つ。セルビア・ハンガリー国境はトンデモなく混む!! 特にセルビアからハンガリーに入国する側は数時間待つことを計算に入れておかないと・・・ ホントは国境の写真って撮っちゃいけないのかもしれないけど、あまりにヒマなので撮っちゃいました。

愛車フェリシアちゃんはペルニックナンバー。途中で会う人たちはメチャクチャ言います。

「ブルガリアに住んでるのか? あんな超ビンボーで給料が安い国によく住めるな~ ハッハッハ!!」(セルビアの某GSにて)

「どこに行くのか? ウィーン? この車で?!」 「日本人がペルニシュコ(ペルニックナンバー)?あんなところで何してるんだ? (ブルガリア・セルビア国境にて。余計なお世話だ!! 怒)

「ブルガリアナンバーの中国人だ!!」(セルビア・ハンガリー国境にて隣に並んだ車の子供に・・・ 残念ながら日本人です!)

フ~ン!! (怒) いいんだも~ン!! でも、ドライブ好きなワタクシなので、車が大丈夫な限りまた外国へドライブに行くかも!!