アタシが日本に一時帰国するのにぴったり合わせたように発表された「旅せよ平日!キュン♡パス」きっぷ!! なんと1日1万円でJR東日本圏内乗り放題!18きっぱーのアタシにはいつも縁のない、いつも横を飛ぶように「びゅわ~んっ!!」と走っていくのを指をくわえてみているだけのあの新幹線にも!!! 素晴らしいタイミングで使えるこのキップ、使わないわけにはいかんでしょう!!
それにしてもYouTube上に、それはそれはいっぱいありますね!! まずは「キュンパスはこう発券しろ!」動画!! 「えきねっと」で購入して発券するんだけど、これがけっこうややこしい。指定席取るのもちょっと手間取ったかな。さらに、「キュンパスはこう使い尽くせ!」動画!! そして期間中になると「キュンパス使いました!」動画・・・ あまりに多すぎる・・・そして多くの場合「鉄」があげてるのでとにかく電車に乗ることばっかり・・・ ただ電車に乗るだけじゃぁねぇ。でも行ったことのない青森にいけるんだから、と、そのプランのうちの一つに乗ってみることに。それは・・・
G県から新潟、そこから秋田と特急で日本海側を乗り継ぎ青森まで、そして帰りは東北新幹線を新青森からはやぶさで帰ってくる、ってやつ。日本海側の特急「いなほ」と「つがる」、指定席取ってないけど大丈夫かなぁ、とは思いましたが、どうにか自由席にも座れました。
それにしても乗車率はどちらの列車もほぼ100%!! しかも「鉄」多し。やはりキュンパス効果ですね。
ほぼアラ環のギリアラフィフ世代には、「青森駅」といえば「津軽海峡・冬景色」(笑)。一度も乗ったことのない「青函連絡船」を見に「八甲田丸」へ!
こんな感じで列車を積み込んでいたのねぇ・・・ でも、展示がなんか「銅山観光」!(笑)
そして八甲田丸のへさきのとこの岸壁には「津軽海峡・冬景色」の碑!! やっぱり歌っちゃう!
でも・・・ 故障中。一緒に歌えません(笑)
秋田も青森も日本酒のおいしいところ!
この機会に地元のおいしいものと一緒にいただきたいと、下調べをしていきましたが・・・ やっぱり思うようにはいかない・・・ ほしいなあと思ったものが必ず売ってるわけじゃないし、店休日じゃないはずのお店が、たまたま臨時休業だったり、昼営業と夜営業の狭間でやってなかったり!! えっ、なんでぇ?? ・・・でもまあ、しょうがないか。キュンパスは冬の閑散期、北東北の寒くて雪の時期に乗ってもらおう、ていう切符っぽい。そりゃお店もこの時期休みがちかも。
まあまあ納得のいくところを楽しみましたヨ。
でも、JR東日本さんに一言いいたいっ!! えきねっと、「1か月使わないと自動退会」ってどういうこと⁈ あんなに苦労していろんな登録したのに・・・ 日本からこっちに帰ってきて最初に受け取ったメールが「えきねっと自動退会のお知らせ」・・・ なんて悲しすぎる・・・ そして日本に一時帰国する時にはまたあの登録をしないといけないの?来年キュンパスが発売されたら買えないじゃない!? なんだかユウウツ・・・ ていうか、来年もキュンパス、売ってくれるといいなぁ・・・
ベトナムエアラインのトランジット「おまけ」ツアー・・・ どうせおまけだしたいしたことないんでしょ?と思っていたら・・・
ハノイ、ノイバイ空港に到着して、入国審査する前のところに係のグランドスタッフさんが待ち構えていて、ていねいにシールをぺたっ!!ww 入国審査を優先レーンで通り、出てきたところでまた別の係の人&ドライバー。「ご案内しま~す!」この人がツアーコンダクターのようです。
ノイバイ空港から市内中心部までは少し距離がありますが、ドライバーさんがホテルまで連れてってくれるのでこれは便利!ホテルも、「おまけツアーだからどれくらいのレベルのホテルになるんだろう・・・」とけっこうタカをくくっていましたが、欧米系や中国系の観光客があふれるけっこう高級ホテルだ!!
朝食も込み、朝からフォーが食べれる!!! 部屋もバスタブがついてゆったり・・・ 普通に泊ろうとするといくらするのかなぁ、と最近何かと話題のホテルサイト(でもあたしもいつも使ってる・・・)で調べてみたら・・・!!!
朝、時間通りにツアーコンダクターが来てくれました。なんでも彼女の説明によると、このトランジットツアー、ベトナムエアラインの「親方」つまりベトナム政府の方針みたい。で、外国からもっと観光に来てほしい、ベトナムエアラインを使ってベトナム以遠に行ってほしい、そのためにベトナムをよく知ってほしい、ということらしいです。だから、このツアー、ベトナムを知るためのコース。
(1)で書いたように、まずは建国の父ホーチミン氏のお墓、彼の住んでいた家、そして、国の道徳基準や教育に大きな影響を与えた儒教の大学・・・
そういやここ、今でも一応「共産主義国」。ブルガリアとの共通点もありますな。とは言いつつも
日本企業とのつながりはムチャ強そうです。
有名なホアンキエム湖の近く、ハノイの中心繁華街を「サイクルリキシャ」(でも、インドのと違ってこっちはお客さんが前!)での~んびりゆ~ったり音や風を感じながら回るツアー。映えスポットで写真もパチリ!
その後、ランチは歴史あるフォー屋さんで・・・
おいしかった~!! 見学した場所の入場券に、サイクルリキシャもお昼ごはんも「おまけ」ツアーにぜ~んぶ「込み」ですよ!!! ベトナムだけ観光旅行に行く気はなくても、このツアー、ホントに太っ腹で、とってもお得です!
ベトナムエアラインのトランジットでも、どのチケットでもついてくるわけではないこのツアー・・・ トランジットの時間が長い便で、そしてチケットのクラスによるらしい・・・ いろんな質問や確認のためにベトナムエアラインの日本支社と何回かメールでやり取りをしましたが、日本支社の対応も親切。できたら次にインドに行くときも使いたい!! でも、同じところをツアーで回るのはねぇ・・・絶対にホーチミン廟にお参りするのは外せないとしても、「別の名所に連れてって」ってリクエストしたり、それか「ホテルでずっと寝てる」なんてオプションもあったらいいのになぁ・・・ってムチャなお願いかな。
今回なぜベトナムはハノイにいたのか、それは、トランジットのため。
ベトナム航空(ベトナムエアライン?)でたまたまインド行きの安いチケットを見つけて、旅行代理店サイトからではなく直接航空会社のサイトからチケットをとったのですが、そのサイトの中に「乗り継ぎサービス」というところが。そしてそこを見ると「トランジットツアー」を無料で提供してる!!
何でもベトナム航空としては、ベトナムで乗り継いでベトナム以遠、たとえばヨーロッパなんかに行く人たちの需要を取り込みたいらしい・・・ 2007年くらいからこのサービスあるらしいけど、あまり話題になってるの聞いたことなかった・・・ もちろん、ベトナム近隣、カンボジアやラオスなんかに行く人たちにとってベトナム航空はいいオプションでしょうが、そっちの方はベトジェットっていうLCCも競争相手になっちゃうだろうしなぁ・・・
以前からタイ航空やマレーシア航空なんかの「南回り」でヨーロッパに行くという選択はありました(かくいうアタシも最初にブルガリアに行くときはそうだった・・・)が、安くてもあの2014年以来マレーシア航空はなんだかちょっとヤになっちゃった・・・
羽田からデリーまで総旅行時間はなんと33時間、そしてハノイでのストップオーバーは22時間!! その22時間で食事、宿泊、そして1日市内ツアーを無料でつけてくれる!! さすがは「フラッグキャリア」で政府系エアライン!なんとも太っ腹!! そのツアーの様子に前の記事で触れたわけですが、次の機会により詳しくお伝えするとして・・・
ベトナム航空自体はどんな感じ?って聞かれると、羽田からハノイまではB787で、まあまあ快適。ホントはA350を期待してたんだけど、成田便じゃないからかなぁ?・・・ 羽田を出発するのが夕方で、ハノイに夜到着するパターンです。機内食もおいしかったです
(スイーツは特に!!)し、
ベトナムのビールも飲めるし、あと、ワインのお代わりを勧めにCAさんがまわってくるのも好印象・・・
ただ、ひじ掛けにオーディオのコントローラがあって、知らないうちにさわっててCAさんを呼び出してることがあるので要注意!! (これ、2回くらいやった…笑)
びっくりしたのはハノイからデリーまで!古い機体でパーソナルディスプレイなし(久しぶりに頭の上に小さなスクリーンがウィーンって出て来るの、国際線で見ました。インドの国内線LCCでは最近見たけど・・・)で、そしてシートピッチ狭っ!!!
LCC並みに狭いぞ!そしてその狭さで機内食が出て来るから食べるのけっこう大変!たまたま後ろの席に座っておられた日本人のお客さんたちもかなりびっくりしてました!(その方々、福岡からのツアーで、ベトナムメインだけどそれプラス、インド有名観光地3か所を3日で回るツアーなんだって!! すごいなぁ、スケジュール、タイトじゃないかなぁ・・・おなかを壊さないでよい旅を!)でも、ベトナム航空にとってインド線はドル箱路線で、乗客は日本人が1,2割でほんの少しベトナム人。あとはみんなインド人!! だからか機内食のメニューはインド人に合わせたいわゆる「ベジ」メニューで、
「ダル」(豆)でした。日本の航空会社もインド線、少なくともインド行はそうすればいいのに!日本人も「ヘルシーなベジメニューはいかがですか?」ってCAさんに言われたら、「意識高い」と思われたくてみんな選んじゃう、かもよ~(笑)。ANAさん、JALさん、考えません?
中国からのツアー客がコロナ後まだ伸び悩んでいる(といってもハノイは町中、中国のツアー客だらけでしたが。そのことはまた書きます)なかで、いまベトナムに来る観光客第一位はインド人!! だからこちらの路線に新しいA350を入れるんだって!! 次にベトナム航空を使ってインドから出るときには、もしかしたら新しいきれいな飛行機にあたるのかナぁ⁈
でも、比較的安いチケットが手に入る割にサービスがよくていい航空会社です!若い男の子のCAさんも多いから安心。こういうご時勢だからネ!!
銀座に行くと必ず寄りたくなるのが、路線価いつも第一位の「鳩居堂」と、楽譜を探したくなる「山野楽器」、
そして今やインバウンドも必ずと言っていいほど立ち寄る「伊東屋」・・・ 日本製の螺鈿や蒔絵の万年筆、いいですよねぇ・・・
前に行ったときに買ったのがいろんな色のインク・・・ ブルーブラックだけじゃなくていろんな色で書いてみたいな、って探してみたのが「色彩雫(いろしずく)」。かわいい小箱に入った小さなインクボトル。
同じ系列でもいっぱい色がある中から試し書きして選んだ3色。赤系は少し紫やピンクの入った感じの「躑躅」(つつじ)。緑系は「竹林」。これで、ちょっと雨が降ってる日にブログの原稿なんて書いたらいいかなぁ、なんて思って(ってもったいないか)・・・ そして「光る君へ」にあやかったわけではないですが「紫式部」。でも、インクが3色+ブルーブラックあっても、何で書こうかな、もう一本、万年筆、欲しいなあ、ラミーとか。でもその時はあきらめていました。
さて、今回日本を出発するのに使った羽田空港、第三ターミナル。バゲージドロップを済ませて、出発までの最後の時間に何かもうひとつ日本ぽいものを見てから行きたいと、江戸小路を歩いていて、「あっ、そういえばここに伊東屋さんがあったんだ!」とふと立ち寄ってみると、ちょうど目に飛び込んできた「ラミー」!これ、前の時ホントに買おうかどうか悩んだんだのヨ~。ポップでお手軽、でも握りやすくて本格的なドイツの万年筆です。
前に見たときほしかったのは2023年限定カラーのピンク、それに同じ色のペンケースがついてたけど、今回はそのセットはなかった・・・ せっかく買ったきれいな色のインクを見ながら使えるスケルトンもいいなあ・・・ でもラミーの定番カラーも捨てがたい。見てみると、「キャンパス」モデルがあります。これ、コクヨの「キャンパスノート」とのコラボ商品なんだって。なんだか書きやすそうでいいよね!
ということで、日本からの自分へのおみやげで即購入! 最近は署名でさえも電子的。公式にはコンピュータでタイプした文書を直接やり取りして、プリントアウトする機会もずいぶん少なくなったけど、いろいろ文章を考えたりするときにはやっぱり手書きのことが多いので、より頻繁に自分の手でペンを握って書こう・・・ じゃないと漢字、忘れちゃう・・・
そうだった・・・ブルガリアで春を告げるこの日、街がお花であふれる日・・・
その日をたまたま過ごすことになったベトナムはハノイ。ベトナムと言えば天秤棒で商品をいっぱい積んだ売り子さんがいっぱいいる雰囲気がありますよね。ここはお花を売る売り子さんたちが特に多いのかなぁ、と思っていました。
ツアーガイドさんが「今日は女性の日だからいっぱいお花を売っているんですよ」・・・あ、そうだった!ベトナムも共産主義国家だった!今はEUに入っているブルアリアでも旧共産体制からの伝統(?)で「国際女性デー」の3月8日は道端でお花を売る人たちや花束を持った女性たちであふれる日だったんでした。
ブルガリアでもベトナム人にけっこう会ったなぁ・・・ ソフィアはナデジュダ区でバインミーを売るお店によく通ったり、ペルニックやラドミルで「ベトナムスキ・ブロコベ」があったのを思い出します。そして一度日本で、ブルガリアに住んでたというベトナム人とブルガリア語でお話ししたなぁ。なんだかなつかしいブルガリアを感じます。
「ブルガリアを感じる」といえば、ツアーガイドさんが連れて行ってくれたハノイの観光名所、「ホーチミン廟」。共産体制あるあるですよね。
ソ連が「お兄さん」の国々で、ファシズムや植民地支配から国を解放して共産体制を確立した著名な指導者が亡くなったら建てられる・・・ もちろんロシアは「レーニン廟」、ブルガリアでは「ゲオルギ・ディミトロフ廟」でした。今は民俗博物館になっている「王宮」のすぐ前にあった「ゲオルギ・ディミトロフ廟」、アタシがブルガリアにいたころはもうすでに無くなっていました。共産体制が崩壊した後、爆破されたんだって。今は公園になっていて、チェスをする人たちや、冬にはクリスマスマーケットが立つのでよく行ったなぁ・・・ ガイドさんによるとホーチミン廟はレーニン廟の設計をもとにして建てられたんだとか。
街の中に、共産国でよく見たタイプの像もあって、なんだかなつかしく感じます・・・
その日は金曜日で廟自体には入れませんでしたが、3月8日の「国際女性デー」で、アオザイなどの民族衣装や素敵なドレスで着飾った女性たちの団体さんたちが廟を背景にいっぱい写真を撮っていました。
なぜその日にアタシがベトナムにいたのか、ツアーガイドさんがついてたのはなぜ?そしてハノイではどこに行ったか、それは・・・