JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

レイジがいるから FREE FLYING / FRED HERSCH & JULIAN LAGE

2013-10-19 21:01:31 | 聞いてますCDおすすめ


フレッド・ハーシュが参加しているアルバムが結構でているけれど全部まで手が回らない。でもこの組み合わせはぜひ聞きたい。拾ってから何度か聞いて、気が付いたので、普段とは別の聴き方で聴くことにした。
用意するものは2001年にでたハーシュの素敵なアルバム「Song Without Words」です。



何年か前に改築のためCDや本をを箱詰めして積んでおいたら急激な雨(ゲリラ雨の最初だった)に冠水してしまった。
だからジャケはくっついて、破れてしまっているけれど、ゲストも入るけれど基本ピアノ・ソロの3枚組アルバムです。
その1枚目はハーシュのオリジナル集で、アルバム・タイトルともなっている無言歌集が6曲最初に入ってます。
その6曲のタイトルを書きますと下のようになりますが、4曲目と3曲目が今度のジュリアン・レイジのアルバムで再演されています。

1. Song without Words #1: Aria
2. Song without Words #2: Ballad
3. Song without Words #3: Tango
4. Song without Words #4: Duet
5. Song without Words #5: The Moon's Lullaby
6. Song without Words #6: Waltz





それではどのように聞くかというと、まず新しいアルバムの1曲目と6曲目“Song without Words”とタイトルの曲を聴きます。
1曲目“Duet”、この1曲にまずは吃驚、ピアノがクラシックっぽく始めますがレイジのギターが入って2本のメロディ・ラインが絡み合います。ジム・ホールとエバンスを思い出します。
そして6曲目“Tango”特にTangoという感じはしませんがやはりレイジとのインタープレーの応酬の演奏です。

その後にアルバムをかえてハーシュのソロの方の同じ曲をききます。
メンデルすゾーンで有名な無言歌集と同じ名前で、ですからピアノのための小品集、こっちのソロの方がもっとクラシック的とも聞こえます。ソロなのに題名は“Duet”たぶん2つのメロディを絡ませるからつけたのでしょう。
そして“Tango”を聴くとその2曲で静謐な美しさにのまれて、残りの1,2と5,6を続けて聞くことになります。

アルバム・タイトルまでにした無言歌集の曲“Duet”の意図が、ジュリアン・レイジという才能と接した時に再びデュオで録音しようとしたことを感じます。それも1曲目、ですからこの1曲だけでハーシュの満足がつたわってきます。“Tango”も演奏しようとなったのではと思います。
本当は、1曲目の“アリア”も見事な曲ですし、“バラッド”もとても美しいので、この“Song without Words”を全曲再演してほしかった。

バートンとプレーするジュリアン・レイジに触発されたことは確かです。ですからこの後は同じような曲調の3曲目“Heartland”と8曲目“Gravity's Pull”と続けて聞いて終わりにするとちょうどアルバム1枚分、「無言歌集2」みたいでとても良い感じです。

FREE FLYING / FRED HERSCH & JULIAN LAGE

Fred Hersch(piano)
Julian Lage(guitar)
2013年2月14-16日ニューヨーク Kitanoでのライヴ録音

1. Song Without Words #4 Duet
2. Down Home
3. Heartland
4. Free Flying
5. Beatrice
6. Song Without Words #3 Tango
7. Stealthiness
8. Gravity's Pull
9. Monk's Dream

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ピアノの品格 Canto nascosto / Enrico Pieranunzi

2013-10-18 17:30:39 | 聞いてますCDおすすめ


ピエラヌンツェの古いアルバムでもっていないけれどこれは聴いておきたいと思ったものをネットで注文したけれど、なかなかデリバリーされない。2か月ぐらいたったので、何か間違えたかとおもっていたら突然届いた。

EGEAレーベルだから特色あるだろうし、すべての曲がエンリコのオリジナルそしてソロという、想像通りだけれど、想像を超えた演奏の集まりという感じです。

1曲目ジャズとは呼ばないだろうし、クラシックでもない、静かな息遣いというか、静かな気持ちの広がり。
2曲目、透明な水に一寸かえた絵具をたらしたような変化、このアルバムぜん12曲、色をいくつか変えながらの演奏だけれど一つ一つ綴って行ってもあまり意味ないかもしれません。どれもそれなりに同じような重さで意味つけれれているような感じです。

話が飛びますが、応援するピアニストが自分のバンドでライブする場合、演奏する小屋はだいたい決まった場所のようなきがします。
これは調律のおじさんはつれていけても、ピアノを担いでいくわけにいかないから、そこにあるピアノを弾くことになるわけで、許せる限界というのが出来てしまうからでしょう。
デヴューのころはお声がかかればどこにでもでしたから、とちょっと激しくいかない・・などといっても今日のピアのでは無理ですなんてことがあった。ピアニストにとってひどい状態のピアノなんてほんとは勘弁してくれのものなのでしょう。

ということでキースのコンサートでのピアノ選び話は有名ですし、その話には事欠かない、エンリコ・ピエラヌンツェももちろん同様、このアルバムの12曲も使用したピアノがすべて表記されています。
使用されたのは、SteinwayにKawai、Fazioli、にBorgatoの4台のピアノ、これを聞き分けられるかというと表記がなければわかるはずもありませんが、ちゃんと書いてあるのは意図があるからでしょう。
ピエラヌンンツェさんピアニストとしてそれぞれのピアノの音を楽しんで欲しいともしくは感じで欲しいと思ったのではないでしょうか。

それで敢てえらそうに書いてしまうならば 使用ピアノを確認しながら聞くと少しわかったような、で書いてしまいます。

先ずSteinway、ネームバリューが影響するのでしょうか、貴賓というか格調の高い音です。Kawaiは清楚で繊細なところがあるような気がします。Fazioliは可憐、華やいだところもあるようです。そしてBorgatoはまじめで気位がある感じ、でもどちらにしても書いていなければ差は解らなかったでしょう。

ピアノの品格もそうですが人の品格を見抜けるほど人間はできていません。


Canto nascosto / Enrico Pieranunzi

Enrico Pieranunzi piano

1. Canto di ieri- Piano Steinway
2. Canzone del Meriggio- Piano Kawai
3. A second Thought- Piano Steinway
4. Una Piccola Chiave dorata – Piano Fazioli
5. Imptovvisazione 2– Piano Fazioli
6. Improvisazione 1- Piano Kawai
7. A second Thought-Piano Borgato
8. Canto Nascosto– Piano Fazioli
9. Per due- Piano Steinway
10. Io Non Sapro mai Perche -Piano Borgato
11. A second thought - Piano Kawai
12. Todas las Tardes – Piano Fazioli

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土着プロジェクト RANDOOGA / MASAHIKO SATOH

2013-10-17 05:34:17 | 聞いてますCDおすすめ


まるで知らない人たちの中古アルバムが続いているけれど、この中古品はもちろん知っている人、1990年、ライブ・アンダー・ザ・スカイでのライブの模様、これは聴かなかったなんか懐かしくて拾ってきた。
そうしたら昨日のシチリア・プロジェクトの爛漫さ、猥雑さ、民族性につらなるアルバムみたいなのでつなげてみました。

1曲目和風で始まるけれど、ソプラノになって、エレベとギター、ドラムスがリズムするとウエザー・リポートじゃないですか。ってジャケットをみればショーターが吹いていて、アレックス・アクーニャが叩いているのですからこれは周りもWRになってもしょうがない。
2曲目パーカションのソロからピアノがベースになるハーモニーを作るとショーターのソプラノ・ソロから集団演奏にこのランドゥーガというタイトルは佐藤允彦氏が提唱する集団即興演奏の方法の名前のそうで、このあと数年つづけられた即興演奏の集まりのお披露目になるものだそうです。
3曲目高田みどりだろうマリンバがずっとリズムを先導してケチャのようなヴォイス、その後梅津和時だろうアルトが激しくはいって集団演奏、ランドゥーガという方法は、知らないミュージシャンがそれぞれの培った音に反応しあいながら即興を作っていく方法だそうですが、ここではまず始まりでリードするひとがいるみたいで、ここでは高田みどりでした。
4曲目レイ・アンダーソンのイントロからこの曲は例がずっと曲のラインを引っ張って、それに集団が反応するという掛け合いパターン。
5曲目はブラス・パートとリッズム・パートが並行して峰だろうテナーとアルトショーターがソロを分け合います。
6曲目は祭り囃子のように始まってここでもショーターのソロ、壮大なエレキの効いた集団演奏になりました。
最後はシンセ的なキーボードをバックにミステリアスなショーターのそぷらの、これはライブに来た人へのサービス曲でしょうか、イン・ナ・サイレント・ウェーを思い出させました。

たぶん短いテーマを佐藤が作っておいて集団演奏、あとから名前をつけたのではと想像します。
この前がシチリアのトラディショナルにルーツしたプロジェクト、こっちは日本のスケールを盛り込んだ土着プロジェクトになりました。

RANDOOGA / MASAHIKO SATOH

Satoh Masahiko — Keyboards
Ray Anderson — Trombone
Wayne Shorter — Sax
Umezu Kazutoki — Sax
Mine Kohsuke — Sax
Hijikata Takayuki — Guitar
Okazawa Akira — Bass
Alex Acuna — Drums
Takada Midori — Percussion
Nana Vasconcellos — Percussion

Recorded July 28~29, 1990; Live at Yomiuri Land "East", Tokyo

1. Seine Dragging Song  磯浦網引き唄
2. The King Behind The Mask 陵王伝
3. Sutemaru  捨丸囃子
4. Well Digger's Song  井戸替え唄
5. Tanokuro-Bushi  田の畔節
6. Ussan-Utpopo  鬱散・うっぽぽ
7. Seeding Down   稲が種ぁょー
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息子1との食事

2013-10-15 21:00:34 | その他
息子2と食事をした翌日、息子1が住むところがきまって家具なども準備できたというので、預かっていた食器や書類などを届けに、実は住んでいるところを見分にいってきた。
ついて5分もたたないうちに仕事があるからとランチにいった。(すでに前の状態にもどってしまっている。)
だからベランダから周りをちょっとながめただけで駅のほうへ。





昨日の料理で満足感は持続しているので軽くにした。私はウニの前菜(とてもおいしかった)



豚肉のラグーのパスタ



オクサンは前菜と



これも豚肉だけれど赤ワインで煮てあって柚子胡椒のペーストをつけていただいた(これもおいしかった)



なんともせわしい息子1の生活がはじまっているけれどこれもしょうがないか




で帰ってきてジャン・レノの映画「シェフ」をみたからもうおなか一杯。

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息子2と食事

2013-10-14 17:45:34 | 聞いてますCDおすすめ
連休の中日、本来ならば機能と今日は横浜JAZZ2日続けて堪能するところだけれどなぜか2日とも行かない。
昨日は家の片づけなどしたりして、今日も家の近くを散歩して今は盛りのこんな花など眺めたりしている。







戻る途中にこんなのが咲いていて、名前も知らないけれどなかなかきれいです。



息子2が関西からもどっていて、一緒に夕食ということでひいきのイタリアンに4人(?)でいきました。
アミューズは南半球では旬の白アスパラのスープ



ここディナーは4人以上だとコースのみなので4人(?)だと皆同じメニュー、ランチだといろいろ頼んで分けて食べるけれどいやメイン2つは分けたか。
で秋鮭の燻製と蕪のカルパチョ いくらドレッシング



軽く炙った黒睦と焼きなすのトンナレッリ



熊本産あか牛のロースト 温野菜とポレンタ添え



鮮魚とホタテ会のかありかり焼き きのこのハーブソテー



ブルーベリーのグラッパ風味ソルベ グラッパを一杯もらってかけたかった



ミルクチョコレートとココナッツのムースケーキ キャラメルのジェラード



で、とてもおいしくいただいて4人はとても満足して帰りました。さてこれからどうなることやら。

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世にも奇妙な

2013-10-13 16:33:27 | その他
今日は急きょ予定を変えてテレビドラマの話

息子1がオクサンに、テレビドラマをみろとメールしてきた。



昨日の夜9時から放送された「世にも奇妙な物語」というもの初めてみたけれどシリーズになっているみたい。
5話のオムニバスでそのうちの4話「仮婚」というタイトルのもの。

女性のための結婚相談で、仮にいろいろなランクの人と疑似結婚をしてよい人を選べるというシステムが実は・・・という話だった。

どうして息子1が言ってきたかというと、このドラマの脚本をかいたのが息子1の友達だから。
中高サッカー部で一緒だった和田清人君、人気商売でもあるので応援、宣伝もこめて記事にしました。

去年の番組でも書いているようですが、去年は日本にいなかったから今年戻って連絡取り合ったのでしょうね。



皆さんも注目してあげてください。

さてこれからは息子2が返ってきたのでおなじみのイタリアンへ行ってきます。
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世界B級映画祭 THE SICILIAN JAZZ PROJECT / MICHAEL OCCHIPINTI

2013-10-12 20:58:12 | 聞いてますCDおすすめ


これもまるで知らないひとだけれどジャケで魅かれて拾ってみた。ギターがリーダーでベースがお兄さんか、アコーデオンとサックスペット、それに弦チームも加わって面白そうな楽器構成、2008年のカナダのアルバムです。



カナダのプロジェクトはなんか訳があるようで、このギターのお父さんが1952年にカナダに写ってきたミュージシャンのようで、ルーツのイタリアシチリア地方のトラディショナルをアレンジしたアルバムのようです。





1曲目、良そうに反して出だし弦楽の現代音楽風アンサンブル、そうすると女性がスペイン風ヴォーカルで入ります。シチリアもスペインと海つながりか、オードとベース、ドラムスのインリズムになるとソプラノがエレバイオリンとからみあったりそのあとアコベの良い音のソロになったりかなり密度のこい内容です。
2曲目のアルトのソロはいまいち。
3曲目明るめの女性ヴォーカルはポップに近い感じで、ギターは一寸プログレの香りがします。インド映画のような一寸猥雑さがまじった曲はシチリアで有名な歌「しゃれこうべの歌」だそうです。
4曲目アコーデオンは明るいメロディにギターが絡んで、ドラムスがろっくだから途中はJAZZロックになるのが面白い。
5曲目はつぶした声の男性ヴォーカル、これは一寸がまんだけれど弦のアンサンブルは上手いし、ナイロン弦のギターも哀愁あっていい。
6曲目、ギターのリズムに枯れた男性ヴォーカルとベタなアルト、これはマカロニ・ウエスタンミュージック、クエンティン・タランティーンの「ジャンゴ」につけてもぴったりするような感じです。後半のペットのソロが上手い。
7曲目男性ヴォーカルのカンテから弦がはいってスペイン風哀愁曲、ドラムスがロックで後半ギターは完全なプログレなってカッコいい。
8曲目東欧風ダンス曲は曲名も“ The Ribbon Dancers”でギターは歌謡風哀愁バラッド。
最後は少しハバナの風が吹いている感じ。

すべてたぶんシチリアのトラディショナルをアレンジしたのでしょうが特にこっちはわからない。
民族音楽が混ざり合わさったような世界B級映画祭に紛れ込んだような、爛漫さや猥雑、お涙が混ざり合わさったようなアルバムになっています。

シチリアがルーツのカナダ



THE SICILIAN JAZZ PROJECT / MICHAEL OCCHIPINTI

1 The Almond Sorters
2 Ciuri cuiri
3 Vitti 'na crozza
4 Jolla
5 Nun ti lassu
6 Cantu ri li schuggiatura
7 The Sulphur Miner
8 The Ribbon Dancers
9 Nnuena

Michael Occhipinti: acoustic and electric guitars handclaps
Roberto Occhipinti: double bass and electric bass
Kevin Turcotte: trumpet (1, 2, 4, 6 - 9)
Louis Simao: accordion, pandero (1, 2, 4, 6 - 9)
Barry Romberg: drums, bells, shakers (1, 2, 4, 6 - 9)
Dominic Mancuso: vocals, handclaps (3, 5, 6, 7)
Maryem Hassan-Tollar: vocals (1, 3)
Hugh Marsh: electric violin (1, 3, 7)
Annalee Patipatanakoon: 1st violin (1, 5, 7)
Lynn Kuo: 2nd violin (1, 5, 7)
Kathleen Kajioka: viola (1, 5, 7)
Roman Borys: cello (1, 5, 7)
Rick Lazar: riq, dumbek, shekere, handclaps (1, 3, 7)
Levon Ichkhanian: oud (1).


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ジャンゴが亡くなって60年 LIVE AT SAMOIS / ROBIN NOLAN TRIO

2013-10-11 21:25:16 | 聞いてますCDいいと思う


知らないひとだけれど、これはジャケをみてどのようなアルバムだか分ってひろったアルバム。そして思った通り、フランスでひらかたジャンゴ・ラインハルト没50年の「ジャンゴ・ラインハルト・フェスティバル」のオープニング・グループの演奏です。
時々無性にマヌーシュ・ギターを聴きたくなって、ロゼンバーグなどを買いますが、今回はこのロビン・ノーラン、フェスだけれどMCやなんかははぶいた演奏、とても安心して聞いていられるギターです。リズムの人も同じ苗字だから弟とおもわれる。いや従妹かもしれない、マニューシュ関係は親族が多いのだ。

特にマヌーシュ・ギターにこだわっているわけではないようで、ルグランの“You Must Believe in Spring ”やビートルズの“And I Love Her”などを演奏していてとにかく安心して聴いてられる。この人ギターの教本も書いている様でしっかりテクなのでしょう。

1曲目リズムをしっかり刻んでベースが結構重たく安定感のあるスタートです。
3曲目この曲聞いたことあります、タンゴで演ってかっこいい。
4曲目“Nuages”はジャンゴの有名曲、ゆったりした感じで弾いて、そして実にしゃれた終わり方。
6曲目“You Must Believe in Spring”この曲がこうやってガット・ギターに合っているというのもうれしい発見です。
7曲目も有名曲、やっぱりアレンジに凝って、いい感じで演奏するし、最後は“And I Love Her”ジャンゴとビートルズのジャンゴ没後50年の出会いという感じです。これも聴く人楽しいと思う。
とにかく安心して、楽しくきけてワイン飲みながら聞きたいです。

ジャンゴ・ラインハルトがなくなって今年で60年ということに気が付きいました。

LIVE AT SAMOIS / ROBIN NOLAN TRIO

Robin Nolan, guitar
Kevin Nolan, rhythm guitar
Simon Planting, acoustic bass

Recorded live at the annual Django Reinhardt festival in Samois sur Seine, France on June 27, 2003.

1. Django’s Tiger/Number 1
2. J’Attendrai
3. Boulevard of Broken Dreams
4. Nuages
5. Mediterranean Blues
6. You Must Believe in Spring
7. Minor Swing
8. I’ll See You in My Dreams
9. And I Love Her








Recorded live at the annual Django Reinhardt festival in Samois sur Seine, France on June 27, 2003.
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1泊2日の東欧旅行 DANCE ON DEEP WATERS / EDGAR KNECHT

2013-10-10 21:12:06 | 聞いてますCDいいと思う


ドイツ産のジャズ・アルバムはあまり買わないけれど今回はなぜが纏まってしまったけれどこれは2012年録音の新しいもの、ジャケットが気に入って買ってみました。

1曲目メロディは歌詞のついた欧州の古い歌を思わせるもので、すべての曲がトラディションをベースに作られているようです。決してきらいじゃないのでこれも良い。
2曲目ピアノのテクも伝わるしベースもスウィンギーでとてもいい。
3曲目トラディションはマイナー調が多いのか同じ感じが並ぶけれど哀愁あるメロディで好きな人ははまるかもしれません。
6曲目の後半、興が乗ったのかもしれませんが無駄なフレーズやタッチがあらくなったり、もう一歩先があるピアニストのようです。
写真をみるとある程度、齢はいっているみたいですがこのアルバムがセカンドだそうです。

東欧の街の午後のような雰囲気は、このごろTVでみる旅番組みたいに1泊2日で東欧旅行にいったような一寸気軽なアルバムでした。



DANCE ON DEEP WATERS / EDGAR KNECHT

Edgar Knecht - piano
Rolf Denecke - double bass
Tobias Schulte - drums
Stephan Emig - percussions


01. Lilofee
02. Gedankenfreiheit
03. Tiefe Wasser
04. Nachttraum
05. Fenjas Lullaby
06. Schwesterlein
07. Fr�・hling
08. Wiegenlied

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ドイツ連なり respect / Manfred Brundl

2013-10-09 21:03:02 | 聞いてますCDいいと思う


まるで知らない人で、ジャケットもよくよく見るとあまりよくない、それにドイツなぜ買ったのかまるで不明なアルバムです。
1曲目モーダルの入ったでも重たくはないソプラノ・サックス、マッコイタイナー風のブロッキングのピアノなのでコルトレーンを意識したグループでしょうか。
2曲目はみじかいけれどよりモダンにした曲。
3曲目、ベースがリーダーですがここまでソロなしピアノがラインを作っている感じです。
4曲目アルトのメロディがコルトレーンの“マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ”をなぞるのでこれはコルトレーンへのトリヴュート、アルバムタイトルも「respect」でどの曲も特別な人に捧げているのでしょう、このアルト音色がいいです。
5曲目はフリー・インプロ。
6曲目このピアノなかなかいい1962年うまれだから結構年季を積んできた人なのだろう、その後のベースがウォーキングを入れたソロ、この人も40半ばの人のようです。
9曲目モーダルで激しめの演奏は奥行きもありなかなかいい。
10曲目はベース・ソロ、ピッチもしっかりしているし音色も良くて好きなタイプのベースです。
グループ名をサイレント・ベースとしているのが表れているような。
最後の曲アグレッシブでいて構成も効いている。

2006年のアルバムですが、このグループこのあとにも2つのアルバム(最新はサックスがちがうけれど)を出している様で認知されても良いように思います。ドイツとなると一寸難しいかな。

これはなかなか拾い物でした。


respect / Manfred Brundl

Manfred Bründl double-bass
Hugo Read alto saxophone
Achim Kaufmann piano
Jo Thönes drums

01.Gustav
02.Leonardo
03.Nelson
04.Only U
05.Arnold
06.Jacqueline
07.Ernest
08.Carl
09.Egon
10.Charles-Édouard
11.Anton
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