JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

オーストリアの赤と白

2013-10-07 21:02:04 | その他
オクサンが手伝いで実家に帰ったので、一人で何時ものように出かけてきた。
ショップで新しいアルバムで欲しいものが1枚しかなかったので、中古でまるで知らないアルバムをジャケットや感で5枚敷いている人のを2枚仕入れた。
ショップの近くのお店に入って、それを眺めながらお昼にしました。



このお店好きなんだけれど、たばこを吸うお客さんが多くて困る。



今日のお昼はコレとコレ。シラスとジャガイモの焼いたのとソーセージ3種



今日の目的はもう一つ、オクサンがメールで知らせてきた。
オーストリアのワインは生産量が少なくて、オーストリア国内でほとんど消費されてしまうようです。以前飲んでおいしかったので、時々探すのですが会いません。それがあるというおで、近くのデパ地下へ、確かに白が10種類以上赤も6種類ぐらいありました。しかし値段が高い、4千円から上が中心で1万円を超えたのもありました。



やめようかとも思いましたが、せっかくなので一番安いのを赤白1本づつ買いました。
それぞれ2,300円。
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赤い弁当箱

2013-10-06 16:59:30 | サポート中、ライブ
先日ハクエイ・キムとトライソニークのライブに行ったけれど、結構ゆったりした場所だったからゆっくり話すことができた。酔っ払い頭はあんまり良く覚えていないけれど、ピアノの上の赤い機器弁当箱みたいだねなどと失礼なことを言ってしまった。



NGにしていたピンボケ写真ですが失礼します。

そうしたらハクエイはE.S.Tのエスビョン・スベンソンも使っていたんですよと言う。
話はそれで終わったと思うのだけれど、グランド・ピアノの音をどのように加工するのかわからない。
ライブの何日かが、ソロ・ライブのお知らせメールをもらったけれど、仕事でいけないの返事と一緒に質問してみた。

この赤い弁当箱みたいのはアンプ・シュミレーターというのだそうだ。



でセットの仕方をすぐ返信くれたのですが、ピアノの構造をわかっていなかったのでトンチンカンな質問を返してしまった。
すぐに「素人に文章で説明するのはやはりかなり難しいのでライブの時に説明します」(一寸文がちがうか)と返信がきた。

トンチンカンは恥ずかしいので一寸ピアノの構造を勉強してみた。



私がトンチンカンな質問をしたのが⑮の響版、ハクエイの説明で響版というものを持ち歩いているのかとおもってしまった。

ピアノの音が出る方法はネットであったのでここに転記しておきます。JAZZピアノを聴く人はこれぐらいは解っていなければなりません。

モダンピアノの基本的な構造は、鍵盤、アクション(ハンマーとダンパー(4))、弦(上図-16)、響板(15)、ブリッジ(12)、フレーム(1・14)、ケース、蓋(2・5)、ペダル(11)などからなる。打鍵に連動してダンパーがあがると共にハンマーが弦を叩いて振動させ、この振動は弦振動の端の一つであるブリッジ(駒)から響板に伝わり拡大される。またペダルによって全てのダンパーがあげられていると、打弦されていない他の弦も共鳴し、ピアノ独特の響きを作り出す。鍵から手を離すとダンパーがおり、振動が止められる。

ということです。常識です。

これでハクエイの説明が解りました。

「さて、例の弁当箱はアンプシュミレーターと呼ばれるもので、その隣にあったのがマルチエフェクターと言い、両方ともギタリスト用です。」

「ピアノの下にある響板とフレームの間に「山彦」という名のピックアップマイクを挟み、そのマイクが響版の振動を拾って音にして、その後に先程のアンプシュミレーターとマルチエフェクターを通って音に変化させています。」

その二つの弁当箱



これを知ってトライソニークを聴くとこれは目からうろこでサウンドが理解できますよ。

とまではいわないけれど、知っていいる方が面白いと思います。

で最後はハクエイのお返事でした。

全く見事な解釈でございます(笑)
参りました。
こちらの説明が下手くそで失礼しました。
取り急ぎ。
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能楽堂でTrios  Trios / Carla Bley

2013-10-05 21:15:51 | 聞いてますCDおすすめ


カーラ・ブレイがいつも一緒のスティーブ・スワローと結構一緒のアンディ・シェパードとアルバムを作るのは解るけれどそれがECMのアルバムだと、これが結構重要作品と感じます。
というので外せないアルバムとして聞いてみました。

スワローのエレベのソロトーンからピアノ、ソプラノ・サックスと、そっと始まる1曲目はトラディショナルのような、もしくはバロック曲のような平安をふくんだ演奏で素晴らしい。
ガルバレイクがやっていたような感じもあるけれどスワローのえれべがギターのようでマッチしています。
2曲目ボレロのようなテーマからアンディ・シェパードのソプラノが幻想的に綴るフレーズが良い。この人もラベル・ブルーのアルバムから結構永い付き合いです。
3曲目、モンクの香りのするピアノから4ビート、スタイルを言うならばカーラ・ブレイスタイル。3曲が合わさっていて3-2はビートにウエイトをおいたスワローのエレべがそれ自体スワロー・スタイル、物憂い感じのシェパードはテナーで入ってきます。再びモンク的なピアノの3-3。
4曲目もカーラのピアノは静的なかんじだけれど、3人が熱をおびたりシャープな線を見せたりして、私まるで疎いのですが能という言葉が思い浮かびました。
5曲目は軽やかで「Dinner Music」を思い出しました。

話はもどって、能はもう何十年も昔に見ただけですしほとんど知りませんが、言葉を当てはめてみるならば、カーラがシテで、スワローがワキ、シェパードがツレみたいに言えるでしょが舞台の上では3人均衡をもってそれぞれが重要な動きをしていて、それぞれが静に見えたり、激しく動だったり感じます。

静の中の動、まるで能楽堂で演奏するのがピッタリなアルバムではありませんか。 (私、能楽堂に行ったことありません。)

Trios / Carla Bley

Carla Bley(p)
Andy Sheppard(ts,ss)
Steve Swallow(elb)

2012年4月27-29日イタリア-ルガーノのAuditorio Radiotelevisione Svizzera録音

1. Utviklingssang 
2. Vashkar 
3. Les Trois Lagons : (d’apres Henri Matisse)
4. Wildlife :
5. The Girl Who Cried Champagne :

コメント (9)
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ジャコを感じて IT'S A JACO TIME! / TETSUO SAKURAI

2013-10-04 22:34:00 | 聞いてますCDいいと思う


ジャコのトリビュート・アルバムは結構たまってきた。ちょっと前にイタリアのベーシストが作ったアルバムを聴いたけど、アリャと感じるメンバーも入っていて、この程度だったら日本の方が良いメンバーが集まると思っていた。
そしたら櫻井哲夫が同じくトリビュート・アルバムを作っていて、こちらは間違いないだろう。

1曲目は“INVITATION”ジャコというとまずこの曲から始まるような気がします。カズミが弾いてその後の本田俊之のソプラノが凄い。昔は随分無沙汰していたけれどこれが良い。(実はこのトラックが一番いい。)その後のカズミはもちろん良い。ということで1曲目から素晴らしいノリでジャコを楽しむ感じです。
3曲目“THREE VIEWS OF A SECRET”もなつかしいメロディで、こちらはアレンジで雰囲気を変えて菰口雄矢という人のギターが新しい感じで弾いています。
6曲目、女性のスキャットには驚くけれど、ここは櫻井哲夫のベース・ラインを楽しみます。

タイトルが「IT'S A JACO TIME!」のこのアルバム、ジャコを感じるアルバムだなと思っていたら、なんだライナーノーツに松下佳男氏が書いていることだった。

IT'S A JACO TIME! / TETSUO SAKURAI

TETSUO SAKURAI:Bass (M-1~10), Programming (M-6~8)
TOSHIYUKI HONDA: Sax (M-1~5,9,10)
GENE JACKSON:Drums (M-1~5,9,10)
KEN'ICHIRO SHINZAWA : Piano, Keyboards (M-1~5,9,10)
YUYA KOMOGUCHI: Guitar (M-2~5,9,10)
kAITE HAMPTON: Vocal (M6)

1. INVITATION
2. LIBERTY CITY
3. THREE VIEWS OF A SECRET
4. USED TO BE A CHA CHA
5. PALLADIUM
6. LAS OLAS
7. PORTRAIT OF A TRACY
8. CONTINUUM
9. RIVER PEOPLE
10. HAVONA

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空がきた

2013-10-03 21:25:13 | その他
今日の昼休み昼食をとって会社への帰り道、空がとても広いことに気がつきました。

実はひとつ大きなビルが建て替えのためなくなったのが原因だけれども、会社隣の公園に入って空の写真を撮ってみました。
(デジカメはいつもカバン中にある。)




智恵子は東京に空が無いという

ほんとの空が見たいという

阿多多羅山の空を知らない

智恵子さんにそう言われてもしょうがないと思う







東京の空がきたと思う



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ジグザグ運転 plastic temptation / bedrock

2013-10-02 22:11:01 | 聞いてますCDいいと思う


ユリ・ケインの新しいアルバムを手に入れたけれど予想とはちがってフリー・インプロを多くしたものだった。
この人もし運転しているのだったらハンドルを右に左に大きく切ってまったくどっちに行くかわからない、その前が古いニューヨークの街の音をとらえた「ティンパンアレイ」というアルバムだったから今度は今風を聴きたいという感じでした。
ジャケからてっきりそっちだと思いこんでしまったわけです。
そんなんでハンドルをそっちに切ってみようとそちらの中古アルバムを拾ってきました。このユリ・ケインがリーダーのバンド2001年と2005年にアルバムを出していて、このバンドびゅーんと走って行ってしまうので「8マン 走る」なんて記事にしていました。

今回は2009年のサードです。

1曲目電子音からエレべがロックのリズム、プログラム音とキーボードとフュージョンは、2009年だからそれほど古いアルバムではないけれどノスタルジーが織り込んであるのかな。
4曲目、R&Bが入って歌っているのは、ニューヨークの歩道でも歌っていた女性です。
6曲目古い生ピアノのような音のバックのリズムは打ち込みのようにして、題名が“Count Duke”。
7曲目はSF映画音楽のような音になってるけれどこれもユリにはノスタルジーなのかもしれません。
8曲目、オルガンの音をバックにゴスペル調のvocal、いかにもタイトル“Till You Come Back To Me”という感じの曲。
その後も電子音とかテクノ風とか続いて13曲目はラグ・ピアノを一瞬ひくとプツンと切ってシリアスなフレーズ。
14曲目は突然のテクノ調ボッサのリズムに女性スキャット、打ち込みみたいなリズムにしているので普通のボッサじゃなくて宇宙的。
16曲目がラグ調フリーでそのあとロックにもどって全部で18曲もはいっています。
それを右や左のジグザグ運転、全くこの人何をするかが予想付きませんから次が気になります。

ってそういえば、真っ直ぐに走っていないような気がします。


Plastic Temptation / bedrock

Uri Caine Keyboards
Tim Lefebvre Bassand guitar
Zach Danziger Drums
Barbara Walker Vocals
Elizabeth Pupo-Walker Percussion
Recorded March 2009.

1. Overture
2. Prelude For Sheldon
3. Noid
4. Roll With It
5. Duke Countdown
6. Count Duke
7. Riled Up
8. Till You Come Back To Me
9. Plastic Temptation
10. Seven Year Glitch
11. Work It Out
12. Mayor Goldie
13. Victola
14. Lemonana Vasconcelos
15. Ink Bladder
16. Lunchmeat Concerto In E Flat Minor
17. Garcia
18. Organ Thunder
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