JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

赤い弁当箱

2013-10-06 16:59:30 | サポート中、ライブ
先日ハクエイ・キムとトライソニークのライブに行ったけれど、結構ゆったりした場所だったからゆっくり話すことができた。酔っ払い頭はあんまり良く覚えていないけれど、ピアノの上の赤い機器弁当箱みたいだねなどと失礼なことを言ってしまった。



NGにしていたピンボケ写真ですが失礼します。

そうしたらハクエイはE.S.Tのエスビョン・スベンソンも使っていたんですよと言う。
話はそれで終わったと思うのだけれど、グランド・ピアノの音をどのように加工するのかわからない。
ライブの何日かが、ソロ・ライブのお知らせメールをもらったけれど、仕事でいけないの返事と一緒に質問してみた。

この赤い弁当箱みたいのはアンプ・シュミレーターというのだそうだ。



でセットの仕方をすぐ返信くれたのですが、ピアノの構造をわかっていなかったのでトンチンカンな質問を返してしまった。
すぐに「素人に文章で説明するのはやはりかなり難しいのでライブの時に説明します」(一寸文がちがうか)と返信がきた。

トンチンカンは恥ずかしいので一寸ピアノの構造を勉強してみた。



私がトンチンカンな質問をしたのが⑮の響版、ハクエイの説明で響版というものを持ち歩いているのかとおもってしまった。

ピアノの音が出る方法はネットであったのでここに転記しておきます。JAZZピアノを聴く人はこれぐらいは解っていなければなりません。

モダンピアノの基本的な構造は、鍵盤、アクション(ハンマーとダンパー(4))、弦(上図-16)、響板(15)、ブリッジ(12)、フレーム(1・14)、ケース、蓋(2・5)、ペダル(11)などからなる。打鍵に連動してダンパーがあがると共にハンマーが弦を叩いて振動させ、この振動は弦振動の端の一つであるブリッジ(駒)から響板に伝わり拡大される。またペダルによって全てのダンパーがあげられていると、打弦されていない他の弦も共鳴し、ピアノ独特の響きを作り出す。鍵から手を離すとダンパーがおり、振動が止められる。

ということです。常識です。

これでハクエイの説明が解りました。

「さて、例の弁当箱はアンプシュミレーターと呼ばれるもので、その隣にあったのがマルチエフェクターと言い、両方ともギタリスト用です。」

「ピアノの下にある響板とフレームの間に「山彦」という名のピックアップマイクを挟み、そのマイクが響版の振動を拾って音にして、その後に先程のアンプシュミレーターとマルチエフェクターを通って音に変化させています。」

その二つの弁当箱



これを知ってトライソニークを聴くとこれは目からうろこでサウンドが理解できますよ。

とまではいわないけれど、知っていいる方が面白いと思います。

で最後はハクエイのお返事でした。

全く見事な解釈でございます(笑)
参りました。
こちらの説明が下手くそで失礼しました。
取り急ぎ。
コメント
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