ウリ・ケインの棚をよくみるけれどいままで見たこともないのがあったので拾ってきました。どこにも書いていないけれど2006年録音の作品だそうです。
そしてあいてのGust Tsilisさんという人もしらないけれど、バイブ、マリンバとのデュオのアルバムです。
だいぶ前に買ってフーンという感じで、というのもいつもユリには吃驚させられるから、これはフーンという感じで一寸表現が難しい。
それが今日きいて感じました。1曲目“Jennifer's secrets”を聴いて感じたのが、おぼろげながら春が近くにいるということ、ヒューヒューでもギラギラでもなく、おぼろにあっても良いじゃないかという感じ。
2曲目はアップテンポな2人の掛け合いがあって楽しい。
3曲目軽やかな曲、ユリのピアノが伴奏に回っているようなきになりだすと、4曲目、ピアノはリズムに回る方が多い。
ピアノとバイブのデュオがとても難しいと思う。コリアとバートンにしてもキーザーとジョー・ロックにしても引き込まれるのは、バイブのラインが強くしっかりしているからで、比較すればこのバイブ、音の強さも数も残念ながらそこまで行かない。
だからユリのほうも控えめになってしまって、9曲目ブルースのソロもいまいち迫力がない。
と言うことで春のおぼろこんなのもあるかと、おぼろで忘れてしまうだろうな。
Pure affection Uri Caine,Gust Tsilis
Uri Caine piano
Gust Tsilis vibes,marimba
1. Jennifer's secrets
2. Uncle Nick
3. As I Awaken
4. Ghosts have
5. Black liquid
6. Her face
7. Lady of silence
8. A choice of days
9. The best dog
10. No brother was I
11. Dreammaker
12. Traces
13. A breabie that never stops beating
14. Child's play