JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ラベルブルーらしい DARLING NELLIE GRAY / Caratini Jazz Ensemble

2016-07-13 22:37:39 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんでラベルブルーと出会うとできるだけ買うことにしている。何も解らずに選んだら前にも別の理由で1枚買っていた。パトリス・カラティーニというベーシストが集めたビックアンサンブル、ルイ・アームストロングに焦点をあわせた演奏です。

1曲目、ジャン・マリーのピアノ・リズムにペットのブロー、セントルイス・ブルースのメロディだから解りやすい、途中のアルトののソロがしっかりしている。
2曲目ジャン・マリーのラグ風ソロからテナーはモーダルなプレーに浮遊感のあるギターサウンド。
3曲目はチューバのリズムでニューオリンズ風。古い感じの中に実は新しいものを織り込んでいるというサウンドです。
4曲目、これは完全にアームストロング風とおもったら、Luis Armstrong and his hot fiveの1928年の演奏だった。
5曲目はモダンなギターで入ってテナーソロは高音域のちょっとフリーキーにしたソロ。
ルイ・アームストロングの時代からのジャズの歴史をしっているからこれが楽しくきけるのだけど、あの時代にこれを持ってたら受け入れられるだろうか。と思うぎりぎりの境目演奏がつづいて、それゾロのソロがしっかりしているから結構楽しい。
不可能なんだけれど、あの時代にならせたらどんな反応化創造して楽しい。
(映画、バック・ツー・ザ・フューチャーのエレギ・ソロ場面を思い出した。)

アームストロングへのリスペクトを上手くアレンジに盛り込んだアルバムで何度もは聴かないと思うけどラベル・ブルーらしくて満


ARLING NELLIE GRAY / Caratini Jazz Ensemble

Patrice Caratini contrebasse et direction
André Villéger saxophones/clarinette
Matthieu Donarier saxophones/clarinette
Rémi Sciuto saxophones/flûte
Claude Egea trompette
Pierre Drevet trompette
François Bonhomme cor
Denis Leloup trombone
François Thuillier tuba
David Chevallier guitare/banjo
Alain Jean-Marie piano
Thomas Grimmonprez batterie

Adaptation et orchestrations : Patrice Caratini

01 Saint Louis blues
02 Shuffle Shangaï
03 Shangaï shuffle
04 West end blues
05 East end blues
06 Cornet shop suey
07 Savoy blues
08 Ory's creole trombone
09 Ory's dream
10 Sept variations sur le theme de Nellie Gray [10-16]: À deux voix
11 À trois temps
12 Ascendante
13 Diminuée
14 Intense
15 À six cordes
16 Fragile
17 My darling Nellie Gray
コメント
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