ステファーノ・ボラーニのECMからのアルバムは好きだったけれど、最近出たピアノ・ソロではアンリャと思ったので近況を探るために新しいアルバムを買ってみた。
これがもっとハンドルきって、なんだかこちらの理解を通り越してしまった。古いアルバムだけど、ルイ・アームストロングにトリビュートしているのはわかるけど、このアルバムの意図は何なのだろう。
どこかに「外の人たちから見たナポリなどを体感できる新しいコンテンポラリー・サウンドが出来上がった。」って書いてあったけれどこれじゃナポリに行く気がなくなってしまう。
パーカッションManu Katcheなんかも参加しているようだけれど、オペラ調だったり、カンツォーネ、ミニマルも入れているのだろうか。参加ミュージシャンも18人いるけれど、本人とManu Katche以外しらない、ジャズじゃない人もだいぶいるみたいで、譜面が主の演奏に感じて、オーイ、これじゃECMの次はないだろな。
ジャズマン、ボラーニはどこをさまよっているのだろうか、自由に音楽していると言えば言えるけど、ナポリってこんなとこなの。
Napoli Trip / Stefano Bollani
1. ’Nu Quarto ’E Luna
2. Maschere
3. Vicoli
4. Il Valzer Del Cocciolone
5. Lo Choro Di Napoli
6. Il Bel Ciccillo
7. Apparentemente
8. Putesse Essere Allero
9. ’O Sole Mio
10. Quel Che Si Diventa
11. Napoli’s Blues
12. Caravan Petrol
13. ’O Guappo ’Nnammurato
14. Guapparia 2000
15. Sette
16. Reginella