JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Crimson! / DELTA SAXOPHONE QUARTET

2016-07-24 21:10:36 | 聞いてますCDおすすめ


ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生で1984年に結成されたデルタ・サクソフォン・カルテットにグウィリアム・シムコックがピアノで加わったアルバム。
キング・クリムゾンをテーマにしたアルバムだけど、このグループ前にはソフト・マシーンの音楽も演ったらしい。
と言うのも今回はシムコックを訪ねての出会いでした。
クラシック界のこのグループとおなじようにクラシック系のサクソフォン・カルテットが日本にもあってパット・メセニーの音楽を演っているから比べると面白い。

1曲目だけシムコックの曲だけれど後はキング・クリムゾンの曲で収録されているアルバムの表示もあるので親切です。
幾つかはたぶん聞いたことがあるな~と思いながら聞いているけれど忘れている部分が多い。キング・クリムゾン大好きなひと(そう貴殿です)にはかなり楽しめるアルバムだと思います。

曲の説明は省きますがサクソフォンのアンサンブル力にはおどろきます。
1曲目大変な名前をつけた曲で、これはシムコックが気張ったのでしょうか、ブルーのアンサンブル感を取り入れたのかもしれません。
2曲目からのクリムゾンの音楽が流れ出してこれは吃驚、リード楽器群をきいているのに、なんだか弦をピッキングする感じを受けるのです。
ベース・ギターもいるしプログレ感もあります。シムコックのピアノも秀逸です。
一曲一曲書かないのは、酔っぱらって実に気持ちよく聞いていたからで


Crimson! / DELTA SAXOPHONE QUARTET

Gwilym Simcock piano

DELTA SAXOPHONE QUARTET
Graeme Blevins, soprano sax
Pete Whyman, alto sax
Tim Holmes, tenor sax
Chris Caldwell baritone sax

1.A Kind of Red (Gwilym Simcock) 8:52
2.VROOOM/Coda: Marine 475 6:17 (music by King Crimson) from THRAK 1995
3.The Night Watch 8:43 (Fripp, Wetton, Palmer-James) from Starless And Bible Black, 1974
4.Dinosaur 10:59 (music by King Crimson, words by Adrian Belew) from THRAK 1995
5.Two Hands 4:37 (music by King Crimson, words Adrian Belew) from Beat, 1982
6.The Great Deceiver 4:48 (Wetton Fripp, Palmer-James) from Starless And Bible Black, 1974
コメント (2)
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