JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

才能の使い方 ARTIFACTS / SCENES-PIANO WORKS / TOBIAS WILDEN

2016-07-21 21:47:54 | 聞いてますCDいいと思う


まるで知らない人だけど、こういうジャケットに反応するし、進めている人がいるので買ってみた。
ドイツ生まれのトビアス・ヴィルデン。1990年生まれの26才。本業であるフォトグラファー/デザイナーだそうです。
ピアニストじゃない、この人同じ自分にギターのアルバムも作っていて一寸きいたけれど、こちらのPIANO WORKSと似た感じというかギターを聞いてからこのピアノを買いました。

先ずジャケは自分の作品、うらもそうでこんな感じをそのまま音楽にしています。



ちょっと真夏感とは違いますが、こんな冷たさも良いかもしれません。
2枚のアルバムを若干編集したもの、最初の方のARTIFACTSの出だしから数曲が特にいい。特別なメロディを紡ぎだすとも一寸違った、そこにあるものを拾い出すような音楽。
ある場面を切り取って作品にするところがある写真家だからそう思うのでもないでしょうが、上手い風景を切り取って表現しているような感じです。
ですから特にそのような才能に優れているのでしょう。それをピアノなりギターで表現するという、まったく才能の使い方には驚く。この人詩も俳句にも才能を発揮するんじゃないかと思う。

ピアニストとして驚くべき演奏をするということはないだろうけれどこおいうのもこれからはあってもいいか。
音楽だって、写真だって、絵画だって、詩だってすきだから、そのような共通性に反応するけれど、いや~才能の深さを感じるだけか。

ARTIFACTS / SCENES-PIANO WORKS / TOBIAS WILDEN

TOBIAS WILDEN  piano

1. Nightscapes
2. After The Rain
3. Fleeting Days
4. About Isolation / Ripples
5. Old Memories
6. In The Distance
7. Refuge
8. Wanderer
9. Fading
10. Winter Letters
11. Blue Hour
12. Old Memories (Early Take)
13. Early Light
14. Looking Back
15. Eye Contact
16. Stranger In The Rain
17. Dream Cycle
18. Departure
19. Last Autumn
20. Foothills
21. Steps
22. Adrift
23. Sometimes At Night
24. Departure (Alternative Take)


コメント (3)
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