JAZZ最中

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モンク音楽によって the adventurous monk / ERIC REED

2014-04-01 20:51:05 | 聞いてますCDおすすめ


ESTがモンクの曲集を演奏しているアルバムのところで、エリック・リードがたくさんモンクの曲を演奏していて、何とかMONKというアルバムが結構あると書いて、そのうちの1枚は持っていないとおもっていたら、それが最新盤で頼んでいたものでした。
ショップに行く暇がないので、ネットで予約したものが3枚届いた。聞くものがなくなっていたのでちょうど良い。この前つながりでエリック・リードの「the adventurous monk」から聞くことにします。

1曲目、緊張感あるピアノから入ってシーマス・ブレークのテナーが入ってくる。スタイルとしてはハード・バップという感じだけれどとてもモダン、コンテンポラリーな演奏だと思います。
その雰囲気をつづいて2曲目、ハッチンソンのドラムスはユニークなリズムで初めて、テナーはいかにもモンク風のメロディを吹くのだけれどそれでも新鮮です。
続く4曲はピアノ・トリオ演奏、切れのいいドラムスに安定したベース、このリズム隊ここのところのリードのメンバーでも最強じゃないだろうか。
だから5曲目演奏されつくした感のある“‘Round Midnight”も上手く聞かせる。
7曲目でシーマス・ブレイクが戻ってブロー、3曲っていうのも良い塩梅です。
9曲目では1曲だけ女性ヴォーカルが入って、正調なナンシー・ウイルソン風かな。

二つ前の記事で「アドヴェンチャーズ・モンク」って間違えて書いているけれど正解は「アドヴェンチャラス・モンク」だった。エリック・リードはどっかでモンクのことを語っているでしょうねなんてかいたけれど、すぐ神様が反応してくれた。



“Every documentation of Monk's music allows me more creative perspective and motivation to delve deeper into his music. I learn more about Monk and myself.”

上手い日本語にならないけれど、なんかリードのまじめさがつたわります。

the adventurous monk / ERIC REED

Eric Reed(p)
Ben Williams(b)
Gregory Hutchinson(ds)
Seamus Blake(ts on 1,2,7)
Charenee Wade(vo on 9)

1. Thelonious
2. Work
3. Reflections
4. Evidence
5. ‘Round Midnight
6. Nutty
7. Gallop’s Gallop
8. Pannonica
9. Dear Ruby (Ruby My Dear)
10. Ba-Lues Bolivar Ba-Lues-Are
コメント (3)
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