JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

オクサンに捧ぐ BREATHING IN UNISON / CLAUDIO FILIPPINI

2014-04-23 21:57:31 | 聞いてますCDいいと思う


クラウディオ・フィリッピーニと言うピアニストのアルバムが幾つが出ているのはしっていたけれど機会がなくてこのアルバムが初めての出会いです。

1曲目若者らしいはっきりしたラインから始めました。
2曲目“As Time Goes By”を結構メロディ重視で弾いていきます。
3曲目もミディアム・テンポの演奏。
昨日車の中で聴いたときに、ランダムな曲順で流してしまったけれどそれでこのアルバムの感じが解った。
4曲目ゆったりした内省的曲でパレのアルコが主テーマをひいてこれは良い。
5曲目がタイトル曲、奥さんに捧げた“Breathing In Unison ”はT.S.エリオットの詩「A dedication to my wife」の1行だそうです。
6曲目これもゆったりとした内省的な曲、パレのベース・ソロがやわらかい。
7曲目チェレスタがエレガントな色を添えています。
最後の曲もゆったりとしたバラッド、昨日感じたのはこのピアニスト、バラッド・プレーが好きなのだということ。
このアルバムすべてそのゆったりしたバラッド調で、これは完全に作為的です。やりたかったのは4曲目から7曲目までの自分の曲だったのではないでしょうか。

たぶんオクサンに捧げるアルバムを一枚作っておこうという考えたのではないかと思います。
そうすると2曲目が“As Time Goes By ”なのはうなずけます。
そうゆうアルバムなんです「BREATHING IN UNISON」、“一緒に息している”皆様も一緒でしょう。

次のアルバムでは1曲目でみせたはっきりしたラインも必要でしょうからどう行くのでしょうね。

BREATHING IN UNISON / CLAUDIO FILIPPINI

Claudio Filippini(p)
Palle Danielsson(b)
Olavi Louhivuori(ds)

1. Modern Times #Evolutions
2. As Time Goes By
3. Poses
4. The Sleepwalker
5. Breathing In Unison
6. Night Flower
7. South Michigan Avenue
8. A Time For Love
9. Secret Love
10. At The Dark End Of The Street

コメント (4)
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