JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

スタートを変えて CIRCULARITY / JULIAN ARGUELLES

2014-04-25 07:31:43 | 聞いてますCDいいと思う


リーダーは知らない人だけれど、ジョン・テイラーとダイヴ・ホランドの組み合わせで買ってみました。
このテナー個性的で一寸ねじくれたり、あれれと思って上手いんだけれど最初入り込めない。5曲目がとても良いとおもったので、翌日にもう一度今度は5曲目から聞き出してみた。

ホランドの得意なスパニシュをいれた曲調でソプラノサックスがぐいぐいとメロディを吹きます。リズムがタイトでティラーのピアノソロも良い。
6曲目もソプラノでこちらはバラッドここでもテイラーのソロが効いているし、ホランドの安定したソロも良い。
7曲目は軽やかなドラムスのソロから一寸モーダルなテナー演奏。
8曲目のゆったりしたバラッドはちっとも変じゃない。5曲目が引っ張ってスンナリとこのサックスと対面できた。
ここで最初にもどって1曲目、主流というかこれだけ吹ける人なのに初対面、バーガンジーが近いかしら、ホランドのソロもカッコ良い。
2曲目ソプラノになるとよりメロディアスで聴きやすい。
3曲目がタイトル・曲の“Circularity”でテナーの音もひさげて、変拍子で難しい曲、4曲目は硬質なピアノから始まるソプラノの内省的な曲。この2曲で戸惑ったのだけれど、聞き方をかえたらば気にならなくなった。

良さを理解するためにはいろいろ努力しなくては、ということで5曲目からスタートすることをお勧めします。

CIRCULARITY / JULIAN ARGUELLES

Julian Argüelles (ts, ss)
John Taylor(p)
Dave Holland(b)
Martin France(ds)

1. Triality
2. Lardy Dardy
3. Circularity
4. A simple Question
5. Unopened Letter
6. Wilderness
7. Another Escapade
8. A Lifelong Moment

コメント
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