JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

おめでとうございます。 CARRY ON / TOSHIO OSUMI

2014-04-22 21:47:19 | 聞いてますCDいいと思う


大隅寿男氏が古希を記念して共演してきた7人のピアニストとアルバムを作成した。ハクエイ・キムが1曲参加しているので当然買ってきました。

大隅さんとハクエイ・キムは2006年に厚木で初共演したと記憶します。その時ハクエイの新しいアルバムに大隅さんもサインしていただきました。
その後2009年のアルバム「ウォーク・ドント・ラン」に参加し、ツァーも組んでいたので何度かお会いしました。
完売された明治大学でのコンサートでは保有されていたチケットを分けていただいたこともありました。

ということでアルバム発売おめでとうございます。

しかしここでこのアルバムの感想を書くことは賢明ではないかもしれません。
大隅さんのビルに7つのレストランが入っていて一つは特別の贔屓だったらそのレストランたちを書くのは不公平でしょうね。
軽く流すことにます。

まずは最初が大野雄二氏、昔結構聴いていました。ルパン3世色が強くなりすぎたった感はあります。
二人目の山本剛氏は昔大好きでした。その後の青木弘武氏は知らない人でまじめという感じのフレージングです。一寸情念とかが少ないような感じででもこれは好みです。
石井彰氏は古野光昭氏のアルバム「ISE」でピアノを弾いている人で個性的なフレージングです。
吉岡秀晃氏は1曲、スタートから安定したフレージング、素晴らしく上手いピアニストです。
ハクエイはとばして関根敏行氏は初めてですが、ノリの良いピアノを弾く人でした。

そしてハクエイ・キムはベース・ソロから初めてピアノはアドリブ・メロディ、ビル・エバンスではない、あえて言うならんばキース風スタンダード、ハクエイのアレンジですね、今のハクエイ、ただでは終わらせません。
大隅さんのところで演って、そのあとトライソニークを演っていることが見事に出ている演奏になっています。

このアルバム、大隅さん、ドラム・ソロを演らない、それが大隅さんらしい。バック・リズムに徹っしてアルバムを作りました。このアルバムは、これまでの大隅さんの活動の思いとお礼がこめられているように思います。

ミュージシャンのつながりも大切なのです。

CARRY ON / TOSHIO OSUMI

01/02 大隅寿男(ds) 大野雄二(p) 金子健(b)
03/04 大隅寿男(ds) 山本剛(p) 横山裕(b)
05/06大隅寿男(ds) 青木弘武(p) 横山裕(b)
07/08大隅寿男(ds) 石井彰(p) 佐瀬正(b)
09 大隅寿男(ds) 吉岡秀晃(p) 金子健(b)

10 大隅寿男(ds) ハクエイ・キム(p) 金子健(b)
11/12 大隅寿男(ds) 関根敏行(p) 佐瀬正(b)


01.Exactly Like You/イグザクトリー・ライク・ユー(詞曲Dorothy Fields/Jimmy McHugh)
02.Left Alone/レフト・アローン(Mal Waldron)
03.The Girl From Ipanema/イパネマの娘(A.C.Jobim)
04.When I Fall In Love/ホエン・アイ・フォール・イン・ラブ(Victor Young)
05.A Hard Day’s Night/ハード・デイズ・ナイト(John.Lennon/Paul McCartney)
06.The Wedding/ウエディング(Dollar Brand)
07.Someday My Prince Will Come/いつか王子様が(Frank Churchill)
08.Stella By Starlight/星影のステラ(Victor Young)
09.The Surrey With The Fringe On Top/飾りのついた四輪馬車(Richard Rodgers)
10.I Fall In Love Too Easily/アイ・フォール・イン・ラブ・トゥー・イージリー(Jule Styne) 
11.Speak Low/スピーク・ロウ(Kurt Weill)
12.The Look Of Love/ルック・オブ・ラブ(Burt Bacharach/Hal David)
コメント
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