「シャドウ・ストーカー」を無事読み終わったから、図書館に返しにいって、すると読む本が手元にない。「人類資金」に戻るのも一寸億劫になったので、棚をあさっていると、読んでいないリー・チャイルドの本があった。
この作品の次に出たジャック・リーチャー・シリーズの「アウトロー」は昨年シカゴに行くときにもっていったけれど、行く途中の飛行機で上映されていて見てしまったし、飛行機の中に上巻を忘れてきてしまって、完読してなかったのでした。
「アウトロー」の1作前の作品だけれど軍隊がぶたいだから、リーチャーシリーズじゃないかと思ったけれど、リーチャーの軍隊時代にさかのぼった話だった。
ディーヴァーのほんよりも、考えずに済むからページも良い調子、上下2巻で800ページぐらいあるけれど読み切れそうです。
「あなたたちはもうわたしが必要じゃないのよ。すっかり大人になったんだもの。わたしの仕事は終わったわ。それが自然のことだし、いいことなのよ。それが人生。だから、わたしをいかせて」
「どうして一年前に病気のことを話してくれなかったんだ?」ジョーが利いた。
「理由はわかっているでしょ?」母は答えた・
「おれたちが兄弟げんかをするからだ」わたしは行った。
母はうなずいた。
「どうするかは、自分できめなきゃならなかったの」母は言った。
というのはストーリーの中の別筋で母親がなくなる話なのですが、これはちょっとわが家的なので感じましたが、わが家よろずっと若い人でした。