JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この曲が聴きたい 10  NATUR BOY / John Coltrain

2007-02-05 20:23:15 | この曲が聴きたい
JAZZを聴いてくると、幾人かのミュージシャンにどれくらい入れ込んだかで、その人のJAZZスタイルが想像できるような気がします。
私がジャズを聴き始めたころの、そんな基準みたいな人の一人が、J・コルトレーンでした。J・コルトレーンはジャズ喫茶に行けば必ずかかっていました。LPからCDにオーディオを変えた後に、どうしても聴きたく探したアルバムと曲がこれです。“至上の愛”ではなくて1965年、Village Gateで録音されたコルトレーンの1曲です。





タイナーとエルビンのおなじみのハーモニーとリズムにのって吹きまくるコルトレーン。出だしの美しいメロディーは祈りの様で、その祈りの同調を求められているようです。段々と熱を帯びるとソロ、同調を求めている様から、彼一人の祈りに変わり無我状態に聞こえます。それが続くと曲の終わり頃には、コルトレーンの音が静寂と平安のように変わるのでした。
ただCDで聴くとちょっと昔と違うようで、このごろLPも聴けるようにしましたので、聞いてみました。LPは音が柔らかく感じます。昔親しんだからでしょう。LPは終わりの拍手をきっています。収録時間ってたいへんなのですね。



コメント (2)
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