JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

甘くない  LE DIABLE BLEU / Mimi Lorenzini 

2007-02-22 21:39:38 | 聞いたけどCDどちらでも
内容を想像して、カンを頼りに中古屋さんで拾うのもある意味楽しいです。あたりが続くと自慢したくなるけれど、世の中それほど甘くない。
それこそなにも解らずにフランス、ギターとピアノとベースのトリオ、ジャケで拾いました。1994年フランスのアルバムです。
一曲聴いて良いかなと思ったけど、気分は段々と下降してしまいました。
プログレブ・ロックの“トライアグル”というグループでギターを弾いていたMimi Lorenziniと女性ピアニストAnn Ballester,ベースがJean-Luc Ponthieuxのトリオだそうです。
感じとしては、ロックの薫りもするけど、ハードに直球JAZZが出きるぞ、みたいな方向のグループです。
女性のピアニストがまず好感の持てるきっかりした音色です。流れるフレーズも結構ハードですが、リズムののりがちょっとです。
ギターは曲によって色々持ち替えているので、音色が変わり印象が決まりません。テクニックもこの程度ならどこにでももいるなー位で、ジャジーになればなるほど私は落ち着きません。
ベースは一番ウッドベースのソロは充分納得出来ます。残念ながらエレベはやはりどこにでもあるラインです。
なので3者が少しずつ違っているのはあたりまえですが、ギターがくるとこっち、ベースだとオーソドックスにこっち、ピアノは鋭くこっちとなってしまう感じです。
書いていると段々オーバーな表現になっていってしまいます。アルバムは決して変なものではありません。ただここのところの、当たりの中でこのようになってしまいました。


LE DIABLE BLEU / Mimi Lorenzini

Mimi Lorenzini guitare
Ann Ballester piano
Jean-Luc Ponthieux basse

1 PARIS/BORDEAUX
2 LES JARDINS DU CADI
3 PASTEL
4 PRETEXTE
5 REGARD
6 LE DIABLE BLEU
7 THINKS FROM MONK
8 AGORA
コメント (2)
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