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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

 “好きです”  Song of Lilac / Akiko Toyama

2007-02-03 12:25:25 | 聞いてますCDいいと思う
このようにblogを続けていると、私の好みがわかる人がいて、これでmonakaは落ちるだろうと想像が付くみたいです。まして、そのアルバムが親しい人の演奏であれば、聴いてみなさいとご推薦いただく事になります。blog仲間のsuzuckさんが、リンクされているピアニストの外山安樹子さんとベーシストの関口宗之さんのデュオアルバムを推薦されました。外山さんのホームページで試聴も出きるので、聴いたところ、良いので早速手に入れました。
SUZUCKさんからは感想もとの事なので、そんな聴き方になってしまいました。
(いつものことか。)
曲を作ることが、大好きな方で、一つ一つの曲から、作者の気持ちが伝わってきます。初めに思い浮かんだのは、私の大好きなアレクサンドロ・ガラティのアルバム“All Alone”でした。そのことは後にして、すばらしいそれぞれの曲に感じた事を書きたいのですが、この記事もご当人の目に触れるかもしれません。何を的はずれな事をと思われるでしょうが、ただのJAZZ好きの戯言と思ってください。
そして結論から書いておきますと“好きです”。基本的に良いと思うので、そこは省略して、特に良いと思うところと、私なりの望みを多めに書きます。
1曲目“Ray of Hope”は美しいメロディで始まるすばらしい曲です。ベースの音が私とあわない事が一番心配でしたが、それもありません。私としてはこの曲もっとスローテンポでオーバーに弾いても良いと思うのですが、さっぱりした方なのでしょうか。
2曲目“Under the Lilac Tree”の出だしが1曲目と近すぎて、1曲目の余韻をもう少し楽しみたく感じます。途中のベースパターンはいまいち、ピアノと同じようにどんどん刻まなくても良いような気がします。
3曲目“Nostalgia”は出だしのメロディが印象的な曲。ハーモニーがとても奇麗な流れで、メロディの音が重なっていくところが大変美しい、インリズムでのソロがよどみなく奇麗です。
4曲目“29”はちょっと難しくなりすぎたみたい、小品的に軽く聴きたかった。
5曲目“Befpre Dawn”はすてきにジャージー、ベースラインが曲にあって楽しい曲です。
6曲目の“Bateaux-Mouche”も軽やかな演奏で、ドラムスが欲しく感じます。ベースソロも確かなピッチですばらしいソロです。
7曲目“遠くを”は優雅な響きの曲です。この優雅さをもっと強調したほうが良いと思うのですが、ちょっとピアノ弾きすぎて色々混ざってしまった感じです。
8曲目“Somewhere in Time”は作曲者の優しさが伝わってくるメロディ。最初の曲でもそうですが、感性豊かな曲なので、私の場合はもう少し感情移入しても良いのではと思いました。ちょっと性急なところを感じます。
色々書きましたがこれは、あくまで私が感じた感想です。ずいぶん勝手な事を書きました。

1曲目の出だしから、感じがにているので私が思い浮かべたのが、ガラティの好きなアルバムです。
私の応援しているピアニスト、ハクエイ・キムにこのアルバムのCD-Rを上げました。最初ミスして1曲目しか入っていないものでしたが、ハクエイからとても良いので、全曲をとリクエストを受けたアルバムです。
1曲目のタイム感覚、2曲目の余韻の重なり、私は大好きです。ガラティが好きなように、ハクエイが好きなように、外山さんのピアノも同じものを大切にしているように感じます。そんなことでさしでがましいのですが、ピアニスト外山さんにも、ハクエイとガラティを聴いてもらいたくなりました。
ハクエイも外山さんと同じ、ふるさとは北海道ですし。
引っ込み思案な私ですが(自分で言うかな)ことJAZZになると、偶然であったハクエイに声をかけたり、ガラティの演奏できる場所を探したり、という事は・・・・

Songs of Lilac / AKIKO TOYAMA

Akiko Toyama piano
Muneyuki Sekiguti bass

1 Ray of Hope
2 Under the Lilac Tree
3 Nostalgia
4 29
5 Before Dawn
6 Bateaux-Mouche
7 遠くに
8 somewhere vin Time ~いつかどこかで



コメント (4)
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