JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

テナーの流れ TOMAS FRANCK / THE COPENHAGENCONECTION

2006-12-01 21:56:31 | 聞いてますCDいいと思う
偉大なJAZZのサックスプレーヤーに捧げらた作品です。しっかり音を出して聴かないといけないアルバムと思いました。
ジャケットが素敵です。ページが多く、めくると順番にJOHNNY GRIFFEN,ERNIE WILKINS, DEXTER GORDON,STAN GETZ, SONNY ROLIS,BEN WEBSTERのテナーを構える写真がのっていて、これが何とも美しい写真です。
2曲目のDEXTER GORDON の曲はぴったりはまって、伸びやかで奏者と曲のサイズが合っていて和む演奏です。お年のアルバート・ヒースが心配ですが、5曲目JOHNNY GRIFFINの曲では、はじけて年を感じさせません。このアルバムの中でも熱くなる1曲です。(すべて熱演ではなく、控えるところも大分ありますが)7曲目のGetzへのメモリー“SOUL EYES”はとても美しい音で吹かれますが、コルトレーンのバラッドプレーのように感じました。IN MEMORY OF COLTRENに名を変えたらぴったりな気がしました。
ベースのヴィンディングはバッパーに徹してリズム作りに専念しています。8曲目の“THE RED LIGHTNG”のベースラインなど、力強く気持良いプレーです。そしてピアノのドーキーは、古い感じの音でピアノを弾いています。調律を変えている事はないでしょうが、ちょっとくすんで、昔の録音の雰囲気が出ています。ねらいのヴィンディングとドーキーは9曲目のソロで魅力を楽しめました。10曲目がショーター、11曲目がヘンダーソンと盛りだくさんです。
私的にはそれなりのサックスプレーをベースとして、マッズ・ヴィンディングが4ビートプレーをしっかりして、LAN・DOKYがバップピアノを弾いているプレーがとても楽しいアルバムになりました。

THE COPENHAGEN CONNECTION / TOMAS FRANCK

TOMAS FRANCK tenor sax
NIELS LAN DOKY piano
MADS VINDING bass
ALBERT 'TOOTIE'HEATH drums

1 ITWAS A PARTY EVERY NIGHT
2 THE APARTMENT
3 OLD FOLKS
4 A MONK'S DREAM
5 GINGERBREAD BOY
6 JENNY
7 SOUL EYES
8 THE RED LIGHTNING
9 SONNYMOON FOR TWO
10 INFANT EYES
11 ISOTOPE


コメント
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