JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

紅を引いて (H)ombre / Jean-Pierre Mas

2006-12-13 20:54:16 | 聞いてますCDおすすめ
明日は出張なのに、行き帰りに聴くアルバムが思い浮かびません。中古屋さんへ行って3つ拾ってきました。どれも知らない人達ですが、カンが頼りです。あたりでしょう、はずれでしょうか。
初めの1枚はフランス産2003年の録音です。ピアニストですが、映画音楽を沢山作っているジャン・ピエール・マスという人がプロデュースしじっくり時間をかけて録音したアルバムです。
このアルバムジャケットを見ると、アンドレ・セカレリ、ディディエ・ロックウェル、トウーツ・シールスマンの名前があるので安心して買いました。
1曲目、静かなピアノにサックス、ベース、パーカションがラテンタッチで加わり良い始まりです。2曲目はフランス語のヴォーカル。3曲目の“Marianne”は美しいピアノソロにパーカション、エレベが加わりロックウッドのviolonがそのメロディを引き継ぎます。映画音楽を沢山作っただけあって、パーカションが静かに効いてストーリーを想像させる曲です。
4曲目がショパンのプレリュードをパーカションとドラム、チェロで、静かなブラジルのリズムにのってこれも良い感じです。
基本はデサンドウロのラテンパーカションとセカレリのドラムと(ベースのマルクも?)とマスがまず録音して、その上にゲストが多重して作ったアルバムのようです。
5曲目はダニエル・ミルのアコーディオンが加わり、美しいフランスらしい曲です。6曲目はラテンタッチの強い歌謡曲のような感じで、“SSが哀愁こめて歌います”とMCが入りそうな曲でこれが又いいのです。口紅のキラッとした色っぽい感じです。7曲目はシールスマンの特有の少し濡れた感じゆったりしたメロディーの曲です。9曲目はホアン・ホセ・モサリーニのバンドネオンの美しいバンドネオンで好きな人にはたまらない1曲です。12曲目は低い男の声で“ジィン、ジィン、ジィン"と歌うのはよく解りませんがご愛嬌です。
ラテンパーカションのリズムが静かに効いた色香が漂う、良いアルバムで大当たりでした。

(H)omber / Jesn-Pierre Mas

Idriss Boudrioua Saxohones
Andre Ceccarelli Batterie
Xavier Desandre Percussions
Didier Lockwood Violon
Svin Marc El bass
Daniel Mille Accordeon
       Juan-Jose Mougaro Bandneon
Claude Nougaro Chant
Toots Thielemans Harmonica
Marie Hazet Choriste
Jean-Pierre Mas piano clavers percussions voix guitare
bass progurammations

1 Poule d'eau
2 Chouchou Bebe
3 Marianne
4 Prelude en Mi mineur
5 (H)ombre
6 Flor de Venganza
7 Miroir
8 Salambo
9 Solamente dos Veces
10 Idriss
11 Souvenir oublie
12 Cause toujours
13 Chouchou Baby
コメント
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