ある40代女性の生活

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フカヒレ: さめ肉、知らずに食べている

2009年11月30日 07時32分12秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「土曜ナントカ学 アメ色の誘惑 フカヒレ 知らぬ間に食べているサメの肉」という記事がありました。

テーマを決めて、歴史や背景を解説してくれるコーナーです。

フカヒレは、高級食材として有名です。

「加工技術さえあれば、どんな種類のサメからもフカヒレを作れますよ」と、サメの分類や生態に詳しい長崎大学の山口敦子准教授は、話されます。

フカヒレ製品の販売を行う石渡商店の石渡正師社長は、
「ヨシキリザメは繊維が細かくて日本人好みですね。本場の香港では、イタチザメやシュモクザメのように、繊維が太いタイプが好まれます」

日本でのサメ漁は、もともとは肉や油を取るために行われていたそうです。

江戸時代に、中国向け輸出品の高級食材「俵物(たわらもの)」にフカヒレが加わり、ナマコやアワビと並ぶ重要な水産加工物となりました。

それ以来、フカヒレを主目的としたサメ漁が盛んになりました。

「サメの町」として名高い気仙沼(宮城県)を、記者の方が11月に訪れてみました。

朝6時の魚市場には、水揚げされたサメがぎっしり並びます。

スレンダーな体形で、青みがかった色をしたヨシキリザメが、頭や内臓を取って、高さ1メートルほどに山積みされ、その山が数十個あります。

筑紫楼(銀座)の総料理長、相川和希さんは、
「フカヒレはもともと味のない食材です。スープのうまみを、いかにしみ込ませるかが勝負です」

特製スープで煮込むのは20~30分です。

その前の下処理に手間がかかります。
水やお湯にさらして、くさみを取り、ほど良い固さに調整する必要があります。

「ちょうどよく仕上げるのに2日ですむものもあれば、4日かかるものもあります」(相川さん)

サメ資源に詳しい水産総合研究センター遠洋水産研究所の中野秀樹部長は、
「国民1人あたり、年に200グラムほどサメを食べると推測しています。フカヒレ以外にも、おでん用のはんぺんの原料などに、たくさん使われています」

サメは人を襲うと言われますが、サメ400種類以上のうち、人を襲うのは約30種類だそうです。

長崎大学の山口さんは、
「サメが人を襲うよりはるかに大量に、人はサメを食べています。たぶんサメたちは、人間って怖い存在だなあと思ってますよ」
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フカヒレ自体には、味がないのですね。

フカヒレのスープ等をおいしいと思うのは、独特のぷりぷりした食感とスープのおいしさのせいでしょうか。

記事には、「サメ肉をステーキやフライにして食べる国もある」とありました。


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印鑑: サインとの違いは?

2009年11月30日 06時46分05秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「印鑑とサイン、効力は違うのか」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20091129/b7956fe701df667d167ad1d4d7aba4b1.html参照)。

「以前、郵便局で印鑑がなかったために手続きを受け付けてもらえなかったことがあります。欧米では自筆のサインだけで済みます。法律上の印鑑の扱いはどうなのでしょうか」という質問があり、社会部の記者の方が答えていらっしゃいました。

質問した男性は、郵便局で、印鑑を持って行かなかったため、長年使わずにいた口座の解約手続きができなかったのだそうです。

ゆうちょ銀行では、
「手続きの際、必要書類に押された印鑑と通帳の印鑑を照合し、名義人本人かを確認している」と説明しました。

一方、欧米諸国では契約書も自筆のサインだけでよく、ゆうちょ銀行でも「外国人はサインで口座を開設できる」となっています。

民事訴訟法228条4項では
「私文書は、本人またはその代理人の署名または押印があるときは、真正に成立したものと推定する」と規定しています。
印鑑が文書の信頼性に直結する一方、署名でも同等の扱いをするとしています。

『署名・捺印のすべてがわかる本』の著者、小林英明弁護士は、
「実際は、印鑑がないと文書として完成していないという意識が日本人にはある」と指摘します。

大量生産された印鑑は、違いを見分けにくく、他人が押印した文書が成立してしまう可能性もあります。
最近では、印影(押印したもの)から実印を偽造する技術があるなど、印鑑に絡む犯罪は後を絶ちません。

「印鑑登録」の制度も広がっています。
登録された印鑑は「実印」と呼ばれ、個人だけでなく会社など各種法人の印も存在します。

不動産や自動車の取引など重要な契約には、実印の押印とともに印鑑登録証明書が必要となり、安易な偽造文書の作成防止に一役買っている、ということです。
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「印鑑登録」をする印鑑は、大量生産のものではなく、オリジナルに彫ってもらったものを登録したりしますね。

外国のサインのほうが、同じ本人でも、書くときによって違いが出るのではと思います。
荷物の受け取り等は、秘書の方が、ボスと似た感じにサインして受け取っているという話も聞いたことがありますが、どうなのでしょうか。


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