ある40代女性の生活

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74歳現役論: 人口問題研究所長のコロンブスの卵

2009年11月28日 09時31分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「窓 論説委員室から 74歳現役論」という記事がありました。

論説委員の方が交代で、自分の専門に関するユニークな話題を紹介するコーナーです。

人口減は、想像以上に厳しい試練になるのだそうです。

2005年に、日本は、世界で初めて「少子・高齢・人口減少社会」に突入しました。

2055年には、日本の生産年齢人口は、4600万人と、今より3800万人減る見込みです。

労働力がこれほど減少すると、外国人労働力で埋め合わせるのは難しくなります。
生産力が低下するので、経済大国の地位もあやうくなります。

ゴールドマン・サックス(アメリカの金融グループ)の予想では、その頃の日本の国内総生産は、統一された南北朝鮮にも抜かれて、現在の世界2位から11位に後退するとされています。

国立社会保障・人口問題研究所長の京極高宣さんは、「74歳現役論」を考えていらっしゃるのだそうです。

今のままでは、将来、高齢者1人を現役世代1.2人で支えなくてはならない。

生産年齢帯を、現在の15~64歳から、25~74歳に10歳引き上げれば、現役2人以上で支えられるようになります。

「大学院などで学んで25歳で就職。25年働いて50歳。それでも現役生活はまだ半分ある。残りの人生に向けて大学で学び直すもよし、経験を元に起業するもよし」

人生二毛作も、京極さんの狙いです。

もちろん健康や意欲には個人差がある。誰でも70代で現役ばりばりとはいかないかもしれない。それでも人口減少を止める決め手がないなかで、コロンブスの卵のようなこのアイデアは、大いに検討に値するのではないか、ということです。
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現在は、就職をめぐる環境がきびしいので、こんなに引く手あまたの状況になるのだろうかとも思います。

2007年頃は、投資をしてもリターンが大きく、まさかリーマンショックが2008年に起きるとは考えてもいませんでした。

たった2年でこんなに違うのですから、46年後に、労働力人口が足りなくて、年配の方でも、女性でも、母親でも、どんな方でも働いてくださるなら歓迎しますという風潮になっていないとも限りません。


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英語: 日本語で通じる場合も、三谷幸喜さん

2009年11月28日 08時55分08秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「三谷幸喜のありふれた生活 483 ニューヨークの朝食」という記事がありました。

自作のミュージカルの公演で、ニューヨークに滞在している三谷さんは、中途半端に英語で話すより、思いを込めて日本語で話すほうが通じることが多いのに気がついたのだそうです。

三谷さんは、英語は得意ではないけれど、食事はレストランに行き、自分で注文します。

「エクスキューズミー、アナザーディッシュ、プリーズ」と言っても、ウエーターさんはきょとんとするばかりでした。

日本語で、「すみません、取り皿がほしいんだけど」と言うと、大抵伝わるのだそです。
実際にやってみた結果です。

朝食は、ホテルの近くのカフェに行きます。

そこのエッグベネディクトがとても美味しいので、ほとんと毎日食べています。
マフィンに、ハムと落とし卵を乗せ、オランデーズソース(マヨネーズに似ている)をかけたものです。

あまり毎日食べているので、変化をつけたいと思い、店員さんに日本語で
「メニューにはないんだけど、昔、日本で食べた記憶があるんだよ。エッグベネディクトのハムをサーモンに代えてもらうことは出来ますか」と尋ねたそうです。

店員さんは、日本語が全く分からないにもかかわらず、一発で理解してくれ、
「OK、サーモンはスモークでいいよね」みたいなことを言いました。

あまりに簡単に通じたので、逆に不安になりましたが、5分後に現れたのは、見事に、ハムの代わりにスモークサーモンが乗ったエッグベネディクトでした。

ニューヨークで公演中の「TALK LIKE SINGING」で、香取慎吾さん、堀内敬子さん、新納慎也さんの英語が、十分に伝わっているのも、気持ちがこもっているからでは、ということでした。
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そんなに通じるものなのでしょうか。

エッグベネディクトは、「エッグベネディクト、ハム、サーモン」のキーワードが聞き取れれば、推測して理解してくれるのは分かります。

自分がレストランの店員だった場合、外人さんが心を込めて自国語で言われることを分かるだろうかと考えました。
かなり分かりそうに思えてきました。


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