ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」: 実在のブローカー 「NISA」 運と才能と度胸 ありのままを

2014年02月02日 22時41分16秒 | 映画、写真
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を見てきました。

1月31日(金)公開になったばかりの映画です。

実在のブローカー、ジョーダン・ベルフォートの本が原作です。


面白かったです。

投資の世界の裏の話も出てくるので、「NISA」を始める前に見ると参考になると思われました。
大人の世界満載なので、R-18指定です。

人によってはあきれる方もあるでしょう。

個人的には、好きです。

運と才能と度胸がある人が、成功したらどんなことをやりたいかの例として、楽しく見ました。

主人公の妻を演じたマーゴット・ロビー(女優)が、声もハスキーでいい感じです。


今日の日経新聞に、この映画のレビューがありました。
(http://www.nikkei.com/article/DGXDZO66112320Q4A130C1BE0P01/参照)

スコセッシが迫るのは無秩序だった証券界の内幕でなく、90年代という時代の精神だ。右肩上がりの幻想と手っ取り早い金もうけがそこらに転がっていた時代、誰もが狂騒の中にいた。

(編集委員 古賀重樹)

と、「見逃せない」の4つ星です。


「ウォール・ストリート・ジャーナル」にも記事がありました。
(http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304299204579281484100002764.html?dsk=y#articleTabs%3Darticle参照)

こちらは弁護士側の視点からの記事です。

映画の試写会には、原作者ジョーダン・ベルフォート氏と夫人が登場したと写真付きで解説されています。

現役と言っても通用するような風貌で、歴史上の過去ではなく、ほんの最近のできごとなのだと感じます。


アメリカ映画は、正義とか愛とかが入ることが多いイメージがありましたが、
今回は実際に生きた人のありのままを、いい悪いは別にして、映画として投げかけたところがとてもいいと思いました。


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3D映画「アリス・イン・ワンダーランド」を見ました 人気

2010年04月20日 07時29分59秒 | 映画、写真
日曜日に、3D映画の「アリス・イン・ワンダーランド」を映画館で見ました。

4月17日(土)に公開されたばかりで、すごい人気でした。

かなり広い映画館なのですが、1時間前に行って、前から2列目の端の席がやっと取れました。

ティム・バートン監督が、「不思議の国のアリス」をもとに作った3D映画です。

アメリカでは、「アバター」を超えてNo.1の記録更新と聞いていました。
とてもよかったです。

3Dという点では、アリスがうさぎの穴に落ちるとき、ピアノや本がばんばんこちらに飛んできて、楽しめます。

ストーリーという点では、原作から少し変えられていて、人が生きる姿勢を考えさせられる映画となっていました。

ジョニー・デップ(帽子屋ハッター)、アン・ハサウェイ(白の女王)等、有名な俳優さんたちは、とてもいい味を出していました。
主人公のミア・ワシコウスカ(オーストラリア出身の新人)もかわいいだけでないアリスになっていて、とてもよかったです。


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映画「ゴールデンスランバー」: 見ました 人を信じる

2010年02月03日 06時16分02秒 | 映画、写真
映画「ゴールデンスランバー」を見てきました。

堺雅人さん(宅配便ドライバー)が、首相暗殺の犯人の濡れ衣を着せられ、仙台の街中を逃げ回るという紹介でした。

実際に見てみると、それ以上のメッセージがある映画でした。

配役も、役柄にぴったりの方々が演じていらっしゃいます。
伊東四朗さんの言葉が、ぐっときます。

パズルのピースを、はめ込むとぴたりと入るときのように、最後になって、様々な謎が一気に理解できます。

撮影にはエキストラを3000人動員し、実際に仙台で撮影されました。
この過程は、募集から撮影までの過程を聞いていたので、注目して見ました。
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エンドロールに、映画撮影に関わった全員の方の名前が出ました。

EX担当の平林克理さん、ボランティアスタッフの方々のお名前も、6列10行以上で紹介があり、この方たちが動かれたのだと読みました。

人を信じることについて考えさせられる、とてもいい映画だと思いました。


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映画「天使と悪魔」: 見ました

2009年05月27日 06時10分36秒 | 映画、写真
昨日、公開されている映画「天使と悪魔」を見ました。

ダン・ブラウンの同名の小説を基に、トム・ハンクスがローマやバチカン市国で謎解きをします。

前作の「ダ・ヴィンチ・コード」は、パリとロンドンが舞台で、フランス語と英語でしたが、今回はイタリア語と英語です。

現地の女性が、イタリア語(前回はフランス語)の文章や文化的背景、地理のアドバイスをしてくれ、一緒に秘密を追ってくれます(今回は学者として、専門の知識もありました)。

今回は、キリスト教の要素(古いもの、歴史)に、最新の物理学の研究成果をからませ、時間が限られているという設定になっていました。

冒頭、素粒子関連の研究所の映像が続き、ノーベル賞受賞の小林誠先生の高エネルギー研究所を連想しました。

感想としては、楽しく見ることができました。

途中、トリックに?の部分もありましたが、カトリック寺院の内部、美しい出演者、また「世界史を勉強しなくては」と感じました。

最後の、ローマ法王の視点でバチカン市国の法王の窓からの映像を見るためだけでも、映画館で見る価値があると思いました。


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「崖の上のポニョ」:1000万人突破

2008年08月30日 06時53分48秒 | 映画、写真
今朝のGooニュースに、宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」が1000万人を突破したという記事がありました。

「崖の上のポニョ」観客動員、41日間で1000万人突破(読売新聞) - goo ニュース

公開から41日での突破で、「ハウルの動く城」の44日、「もののけ姫」の66日を超えました。

興行収入も約120億を超えたということです。

記事では、ベネチア国際映画祭に出品予定であることや、リピータも多いと東宝の担当者は話していらっしゃるそうです。
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夏休みも終わりに近づき、そんなに人気なら一度見ておこうかという方も多いかもしれません。

人気が出てきたものは、あるレベルを超えると、加速度がつく傾向があるように感じます。

携帯電話が普及したときも、最初は「一部の人が持っているもの」だったのが、50%を超えるころから、「皆が持っているもの」になり、そう感じると一気に普及が進んだように思います。

持っているのが普通になると強いと感じました。


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「崖の上のポニョ」100億円突破とレイアウト展

2008年08月21日 07時23分08秒 | 映画、写真
昨日、Yahooニュースを読んでいたら、「「崖の上のポニョ」公開から31日で100億円を突破!」という記事がありました。

宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」が公開から31日の短期間で100億円の興行収入を超え、これは昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」以来だそうです。

ジブリ作品としては、「ハウルの動く城」以来の快挙です。
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昨日の朝日新聞夕刊6面には「スタジオジブリ・レイアウト展」が東京都現代美術館で始まったという記事がありました。

アニメ映画制作では、「絵コンテ」の次に「レイアウト」という作業があります。

各カットの設計図ともいえるもので、カットごとの1枚の絵に、アニメーターや背景、撮影担当者への細かい指示が描きこまれています。

写真には「千と千尋の神隠し」で、千尋が電車に乗っている場面が例として示されています。

背景の海が1コマ0.2mmの速さで左に動くように指示があります。
左上に「20cm余分に描いておいてください」とあるのは、列車の速度を変えた場合にも対応できるためとあります。

「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで約1300点を展示し、子どももも楽しめる体験型展示もあるそうです。
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このところ書籍もジブリや「崖の上のポニョ」関連のものが多数出版されたり、活発です。

レイアウト展も9月28日までなので、一度行ってみたい気がします。


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不思議な映画「MISTER LONERY」

2008年08月15日 06時52分58秒 | 映画、写真
Tsutayaで8月新作DVDで、「MISTER LONERY」(2007年、英仏)を借りました。

ハーモニー・コリン監督の8年ぶりの新作です。

マイケル・ジャクソンの物まねで生計を立てている青年マイケルが、マリリン・モンローの物まねをしている女性と出会い、物まね芸人だけが住む古城に招待されます。

新作なので、2泊までで450円です。

(注)これ以降に映画の内容が分かる記述があります

不思議な映画です。

登場人物達も、物まね芸人という架空を職業にする人物。

場所も、ハイランドの古城で、ヤギやヒツジや牛を飼っていて、そこで舞台をしようと劇場を作り出します。

並行して、パナマで布教をしているシスター達と牧師の話も登場します。

飛行機で物資を落としているときにシスターが誤って飛行機から落ちますが、強く神を信じたら、生きて落ちることができました。

古城で飼っている羊に病気が出て、殺さなくてはいけなくなるのは、何かの風刺でしょうか。ここから話が大きく変化します。

主題曲の「Mr. Lonely」は、1964年に全米チャート1位を獲得したボビー・ ヴィントン (Bobby Vinton)の代表的な曲で、レター・メンもカバーしていました。

レター・メンのカバーは、日本でもヒットし、曲は幼い頃に聞いた記憶があります。


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ロバート・デ・ニーロ監督「グッド・シェパード」

2008年08月08日 06時45分01秒 | 映画、写真
ロバート・デ・ニーロ監督「グッド・シェパード」を見ました。

英語の多読多聴の一環として見たのですが、見進めるうちに、これは映画のプロ中のプロの作品だと感じました。

1960年代のアメリカで、CIAの創設に関わった主人公エドワード・ウィルソンをマット・デイモンが演じています。

DVDで、最初は音声は英語で字幕は日本語、2回目は音声は英語で字幕も英語で見ます。

アンジェリーナ・ジョリーが奥さん役です。60年代の女性にしては、やや痩せている?とも思いましたが、秘密の多い、留守がちな夫への不満、息子までCIAのメンバーになってしまうことへの葛藤などを表しています。

ロバート・デ・ニーロ監督も、ビル・サリヴァン将軍として出演しています。

時間が行ったり来たりする中で、だんだんと謎が解けていく過程がおもしろいです。

秘密裏に情報交換するときのやり方、スパイの取り調べの様子等、本当にこの通りか、それ以上だったであろうと想像されます。

「グッド・シェパード」とは、アメリカのよき守り手(番犬)という意味です。

考えさせられることの多い映画です。



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プロフェッショナル「宮崎駿のすべて」

2008年08月06日 06時56分11秒 | 映画、写真
昨日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(午後10:00-)の「宮崎駿のすべて」を見ました。

以前、予告を見て、楽しみにしていました。

「ポニョ密着300日」と、映画「崖の上のポニョ」制作の最初から完成までの密着取材です。

14万枚の手描き原画は、自宅から歩いて2分のスタジオで制作されました。

スタッフは、アニメーター、背景美術、色彩設計等350人です。

1.「イメージボード」

宮崎監督の制作方法は、最初にストーリーを作るのではなく、「イメージボード」という1枚の絵に、イメージの核となるものを描き、そこから自分の引き出しを開いてイメージを作っていきます。

2.「半径3mで仕事をする」

宮崎監督は、身近なものから想像力を膨らませます。「トトロ」は近所のバス停からでした。「ポニョ」は、スタッフの娘さん「とき」(1歳半)ちゃんが、とても気が強く元気な子だったことが、イメージのきっかけになりました。

3.宮崎監督の生い立ち

宮崎監督は、昭和16年に4人兄弟の二男として東京に生まれます。胃腸が弱く、医者には20歳まで生きられないかもしれないと言われます。

6歳のとき、母親の宮崎美子さんが病気になります。結核菌が脊髄を侵すもので、おんぶしてとせがんで、涙ながらに断られます。

無理していい子を装いますが、「生まれてこなければよかった」という気持ちが出てきます。

癒してくれるものはマンガでした。手塚治虫さんのマンガに熱中し、自分でも描き始めます。

中3の冬(1958年)に映画「白蛇伝」を見て衝撃を受け、アニメーションの世界に心を惹かれます。大学卒業後、「白蛇伝」を制作した会社に入ります。

才能はずば抜けていて、社内でも評判になります。

高畑勲監督と組んで「アルプスの少女ハイジ」を制作します。

初監督の「ルパン三世 カリオストロの城」を発表しますが、客席はガラガラでした。当時は「宇宙戦艦ヤマト」のようなSFブームでした。

4.どん底の3年間

「もののけ姫」「となりのトトロ」等の企画を作って提案しますが、一つも採用されませんでした。

「このままくたばるのは嫌だと思っていた」と語られます。

アニメ雑誌編集長の鈴木敏夫さん(現在のプロデューサー)が、雑誌にマンガを連載しないかと声をかけてきます。「風の谷のナウシカ」です。連載1年で、好評なので映画化しないかという話が来ます。

迷った末に引き受け、制作の途中で、お母さんの美子さんが亡くなります。72歳でした。死に目に会うことができませんでした。

5.映画のヒット

「風の谷のナウシカ」は全国で91万人が見る大ヒットになりました。
その後も次々とヒット作を制作します。

6.母の影響

病気がちでありながら、気が強かった母親は、宮崎監督のそれぞれの映画の中のキャラクターとして登場でぃます。「崖の上のポニョ」ではデイケアに通うトキさんがそうです。

宮崎監督は、そのトキさんと宗介の終盤のストーリーをどうするかで悩みます。

2007年12月3日の映画の記者会見でも、その部分は絵コンテすら決まっていませんでした。12月28日のスタジオの仕事納めでもまだ描いている途中でした。

歩けなかったトキさんを歩かせることで、病気のため歩くこともままならなかった晩年の母親に好きに動いてもらうことができました。

7.完成

2008年6月、映画完成の初めての試写会がありました。
声優を担当した俳優さん、関係者もほっとして涙ぐんでいる方もありました。
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実際に映画を見たときに、映画の美しさに圧倒されると同時に、宗介の母親の行動に疑問も感じていました。

子供を連れた母親は、子供を守ることを最優先すると自分の経験からも考えるのに、宗助の母親はそうではありませんでした。

不思議に思っていましたが、今回、この番組を見たことで理解ができました。

宮崎監督のがどういう方なのか、映画製作とはどういうことなのか、大勢のスタッフがどのように作るのか、理解できた番組でした。



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映画小道具:市丸洋さんと伊藤ちひろさん

2008年08月05日 07時12分47秒 | 映画、写真
昨日の朝日新聞夕刊のbe eveningの「凄腕つとめにん」は、東宝映像美術の装飾担当の市丸洋さんでした。

この世界で40年、「『出来ない』『無理です』は絶対言わない」という姿勢でやってこられました。8万点もの小道具を制作、収集されています。

市川崑監督の「犬神家の一族」(78年)で、監督からの「仮面ではなく、着脱できるかぶり物を」の要望に、特殊美術の職人さんに相談して、あの乳白色のゴム製のマスクを作られました。

入社以来、邦画は冬の時代を経験しましたが、ここ4、5年の邦画人気で30年ぶりに装飾担当の社員が採用されて後継者ができました。

公開されると、必ず映画館に行き、観客の一人になって見られるということです。

映画の小道具の世界は、奥が深いのだなと考えながらページをめくっていたら、9面の「ブレイク5秒前」のコーナーは、公開中の押井守監督「スカイ・クロラ」で、脚本の伊藤ちひろさんでした。

伊藤さんはずっと行定勲監督の脚本をされていましたが、「春の雪」を見た押井監督が誘われたとあります。

伊藤さんは、高校生のころ小説を書いていて、映画の世界には小道具担当として入られたそうです。「陰日向に咲く」も小道具担当されています。

「映画は監督のものなので、脚本は手放した段階で終わり。一方、小道具の仕事は脚本を読み込むところから始まります。飲み物としか書かれていない脚本から登場人物の性格や場面の状況を考えて、コーヒーなのかジュースなのかを決めていく。脚本より映画を作っている実感があります」と話されます。

当分は二足のわらじで、いずれは再び小説にと考えていらっしゃるそうです。
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そんな方法で映画に関わる方もあるのかと、意外に思いました。

脚本家は脚本を、小道具の方は小道具と別々だと考えていました。

そのうえ、小説もと、多方面に関心と才能がある方もいらっしゃるのだと感心しました。


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宮崎駿監督 「崖の上のポニョ」

2008年08月01日 06時19分19秒 | 映画、写真
昨日、娘と一緒に宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」を見ました。

映画館は子供連れが95%、カップルが5%で、いっぱいでした。

海に棲むさかなの子ポニョ(女の子)と、人間の子供の宗介(5歳)の心の物語です。

全部手描きの原画17万枚と聞います。パステルを使った暖色、寒色で、海のエネルギーが描かれています。

宮崎監督は、瀬戸内海の福山市鞆の浦に滞在して案を練られたそうです。

海沿いの道路が車一台分の幅だったり、トンネルがあったりと、本当にそのとおりだったと、最近旅行で訪れた佐渡の様子を思い出しました。

途中、宗介のお母さんが怒る場面では、会場のお母さん達が共感を持って笑っていました。

映画の中で、子供を連れた母親だったら、あのようには行動しないんじゃないかと思う場面がいくつかありました。

宮崎監督の女性観がよく分かる映画と感じました。

これはファンタジーですから、子供の気持ちになって、海と陸、現実と想像の境があいまいな世界を楽しむものなのでしょう。

心の中が色彩で満たされる映画でした。

三谷幸喜監督・脚本「ザ・マジックアワー」

2008年07月09日 06時00分27秒 | 映画、写真
三谷幸喜監督・脚本「ザ・マジックアワー」を見ました。

朝日新聞の「三谷幸喜のありふれた生活」や、期間限定で書かれたブログを読み、見るのを楽しみにしていました。

観客は、カップル50%、家族連れ25%、女性グループ等25%でした。

映画への愛情を感じました。

題名の「マジックアワー」は一日の一定の時間を指すことばで、この映画のメッセージを伝えるときに効果的に使われています。

この映画で2人の俳優さんを知ることができました。

寺島 進さんは、「ファブリーズ」や「TSUTAYA」のCMに出ている方で、ギャングの幹部の役をされました。刑事やヤクザの役を中心に、ドラマや映画でキャリアのある方なのですね。

香川照之さんは、お茶「ヘルシア」のCMに出ている方で、対立するギャング団の若いトップの役をされました。たくさんの映画、ドラマに出演されています。

香川さんが、『キネマ旬報』に「日本魅録」というコーナーを書いていらっしゃって、これで2006年のキネマ旬報読者賞を受賞されているのは、初めて知りました。

ちょうど図書館から借りていた『キネマ旬報』6月上旬号を見ました。「こちら、カモメ」(125)という題で、覚和歌子、谷川俊太郎共作の「ヤーチャイカ」を紹介されていました。すばらしい文章です。

『キネマ旬報』6月上旬号には、宮崎祐治さんの「「ザ・マジックアワー」見学記」という文章も掲載されていて、必見です。『キネマ旬報』6月下旬号には、三谷幸喜監督と「ザ・マジックアワー」の特集をしますとも書かれていました。

作品の中で、映画撮影の場面がたくさん出てきて、映画はこのように作られるのかと勉強になりました。効果の担当のスタッフの役も、重要な役として出てきます。

この三谷さんの姿勢は、エンドロールにも反映されています。

出演した俳優さん、スタッフさん全員の名前が出てくるのです。

これは、たしか朝日新聞の「三谷幸喜のありふれた生活」に書かれたことだったと思いますが、「映画は、俳優さんとスタッフ全員で作るもの」「外国の映画は、エンドロールで全員の名前を出します。これを見て、映画制作にかかわったことを確認して、とても嬉しいものだし、その後のやる気につながる」という趣旨のことを書かれていたのを実行されているのだなと、胸が熱くなりました。

この映画を見て、映画というものが好きになり、興味が湧きました。
見てよかったです。


映画:役者監督と利益配分

2008年07月01日 07時10分22秒 | 映画、写真
昨日、Yahooニュースを見ていたら、「役所広司も初挑戦!素人監督"メリット・デメリット"」という記事がありました。

役所広司さんが、映画監督に初挑戦することから、役者さんで映画監督をされた方の話と、その後の利益分配方法の話でした。

映画監督をされた方では、竹中直人さんとビートたけし(北野武)さんが有名だそうです。

竹中さんは「無能の人」で1991年にベネチア国際映画祭国際批評家賞を受賞され、北野さんは「HANA-BI」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞されました。

奥田瑛二さん、津川雅彦(マキノ津川)さん、桃井かおりさん、陣内孝則さん、松本人志さんも映画監督をされました。

役者さんが監督をするメリットを、島敏光さん(映画エッセイスト)は、

1.出演者の顔ぶれが派手になる。
役者仲間が「あいつのためにオレも出るよ」と安いギャラで出てくれる。

2.資金繰りが有利
監督本人がテレビ等で宣伝し、ヒットの可能性が増すし、出資する会社も増える。

とされたとのことです。

利益配分については、製作費5億円の映画に1億円を出資した場合で説明されていました。

その映画が20億円の興行収入を上げた場合、半分の10億円を劇場が取り、残りを出資者が分けます。権利は1/5なので、2億円のリターンで、差し引き1億円の利益となるということです。
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映画の利益配分は、どうなっているのか知りたかったことです。このようになっているのですね。

役者さんのギャラは、ヒットしても反映されないようです。
「オーシャンズ12」だったかは、ヒットしたら、それを役者さんにも反映すると聞いた記憶があるのですが、ネット等で調べた範囲では、分かりませんでした。

証拠写真

2008年04月15日 06時32分21秒 | 映画、写真
先日、カラーフィルムが少数派になる話をしました(4月8日)。

工事の進捗状況の証拠写真には、今でもカラーフィルムが使われているようです。

小さな黒板に月日、工事名を書いて、作業が終わった現場の写真を撮っているのを見たことがあります。

カラーフィルムは、加工ができないからでしょうか。

デジタルだと加工は簡単ですね。
端のほうに対象外のものが映ったら、パソコン上で画面の周囲を切り取って、なかったことにできます。

写真屋さんで証明写真を撮ると、加工しますか?と聞かれます。
自分の気になる部分を修正してくれるということです。

写真の記録画素数を変更する

2008年04月13日 06時26分23秒 | 映画、写真
先日(4月11日)に、デジカメの写真を、容量の関係でブログに掲載できないと書きました。

写真の画素数をセットできる項目が説明書にあるはずとのアドバイスをいただき、さっそく取扱い説明書で探してみました。

写真編集に「写真の記録画素数を変更する(リサイズ)」があり、カメラの中で3Mから1M以下に変更し、それを新しい写真として保存しました。
見かけは同じように見えるので、気をつける必要があります。

それをSDカードで移動またはケーブルでパソコンとつなぐ等して、無事、掲載することができました。
ありがとうございました。