今朝のGooニュースに、「潜水艦使い台風弱める構想で特許」という記事がありました。
(http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20100920ddm041040057000c.html参照)
三重県の会社が、台風を弱めるため、潜水艦で深層水を汲み上げる構想で、インド、日本で特許を取り、アメリカでも近く認められる予定なのだそうです。
「伊勢工業」(三重県桑名市にある鋼構造物設備会社)のアイデアです。
この方法は、「海水温低下装置」という名称です。
潜水艦の両側にポンプ付き送水管(長さ20メートル)を8本取り付け、水深30メートルから低温の海水を海面にくみ上げる仕組みです。
北村皓一社長(84歳)によると、潜水艦1隻当たりの送水能力は毎分480トンです。
潜水艦20隻を台風の進路に配備すると、1時間で周辺海域5万7600平方メートルで水温を3度程度下げられ、台風の勢力を弱められるといいます。
2006年1月に日本、アメリカ、インドの3カ国で申請、今年7月に日本とインドで認められ、近くアメリカでも認められる見通しです。
気象研究所(茨城県つくば市)などによると、台風の発生には海水温が25~26度以上であることが重要な条件で、勢力を維持するには27度以上が目安になるのだそうです。
気象研究所は今回の特許について「現状では台風の進路予想の精度などに課題はあるが、理論上は台風を小さくすることが可能」と評価しています。
北村社長は、これまでも水道管の漏水を内部から補修する「内面バンド」など約30件の特許を取得していますが、特許使用料などの対価は求めてきませんでした。
今回の特許も、構想に対する公的機関のお墨付きを得るのが目的ということです。
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「構想」で特許が取れるのですね。
潜水艦で海水を汲み上げるという発想は、考えもしませんでした。
(実際に行おうとすると、生態系への影響などあるのかもしれませんが)
(http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20100920ddm041040057000c.html参照)
三重県の会社が、台風を弱めるため、潜水艦で深層水を汲み上げる構想で、インド、日本で特許を取り、アメリカでも近く認められる予定なのだそうです。
「伊勢工業」(三重県桑名市にある鋼構造物設備会社)のアイデアです。
この方法は、「海水温低下装置」という名称です。
潜水艦の両側にポンプ付き送水管(長さ20メートル)を8本取り付け、水深30メートルから低温の海水を海面にくみ上げる仕組みです。
北村皓一社長(84歳)によると、潜水艦1隻当たりの送水能力は毎分480トンです。
潜水艦20隻を台風の進路に配備すると、1時間で周辺海域5万7600平方メートルで水温を3度程度下げられ、台風の勢力を弱められるといいます。
2006年1月に日本、アメリカ、インドの3カ国で申請、今年7月に日本とインドで認められ、近くアメリカでも認められる見通しです。
気象研究所(茨城県つくば市)などによると、台風の発生には海水温が25~26度以上であることが重要な条件で、勢力を維持するには27度以上が目安になるのだそうです。
気象研究所は今回の特許について「現状では台風の進路予想の精度などに課題はあるが、理論上は台風を小さくすることが可能」と評価しています。
北村社長は、これまでも水道管の漏水を内部から補修する「内面バンド」など約30件の特許を取得していますが、特許使用料などの対価は求めてきませんでした。
今回の特許も、構想に対する公的機関のお墨付きを得るのが目的ということです。
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「構想」で特許が取れるのですね。
潜水艦で海水を汲み上げるという発想は、考えもしませんでした。
(実際に行おうとすると、生態系への影響などあるのかもしれませんが)