昨日の朝日新聞週末beに、「be report サイエンス 初めて減少 変わる街路樹」という記事がありました。
社会のできごとを、科学的に解説してくれるコーナーです。
街路樹は、地方によって好んで植えられる木が違い、最近は公共事業削減の影響も受けているのだそうです。
街路樹の地域別1位の樹種(国土技術政策総合研究所の資料から)
北海道 ナナカマド
東北 ケヤキ
北陸 ケヤキ
関東 イチョウ
中部 トウカエデ
中国 ケヤキ
四国 モミジバフウ
九州 ケヤキ
沖縄 フクギ
北海道で多いナナカマドは、寒さに強く、紅葉も美しいのだそうです。
沖縄で多いフクギは、亜熱帯の樹種です。
一番多いのは、
1位 イチョウ 都市環境に強く、秋の黄葉が美しい 8.6%
2位 サクラ類 花を楽しめる 7.4%
3位 ケヤキ 扇を広げたような樹形 7.2%
4位 ハナミズキ 白やピンクの花、赤い実や紅葉 5.0%
5位 トウカエデ 4.7%
4位のハナミズキは、1990年以降、急激に数を伸ばしてきたのだそうです。
1992年まではベスト10に入っていませんでした。
管理が手間が少なく、あまり大きくならないうえに、形が早く落ち着きます。
アスファルトに覆われ、コンクリートの照り返しが強い道路沿いにどんどん植えられたものの、成長が不ぞろいになったり、枯れたりする例も目立つようになってきました。
強い日差しや乾燥といった都市の環境は、少し苦手だったようです。
街路樹は、東京オリンピックの頃から本格化し、高度経済成長に支えられ、順調に増え続けてきました。
2007年のデータでは、統計を取り始めた1987年以来、初めて減少しました。
街路樹(高木)は、2002年の679万本から、2007年は667万本になりました。
昨今の公共事業費削減も影響し、大量に植えられた街路樹が40~50年経過し、
「大きくなりすぎたり、枯れかかたりした木が切られても、更新されずにいるのでは」と武田ゆうこ主任研究官(国土交通相国土技術政策総合研究所)は推察します。
街路樹(高木)は減少しましたが、中低木(サザンカやツツジ)は、まだ増加中とのことです。
---------------
確かに街路樹は増えました。
木が多いと、安らぐし、夏には日蔭がありがたいです。
記事に、街路樹が多いと、その街の資産価値も上がるとありました。
四国のモミジバフウや沖縄のフクギは、どういう木なのだろうと興味を感じました。
社会のできごとを、科学的に解説してくれるコーナーです。
街路樹は、地方によって好んで植えられる木が違い、最近は公共事業削減の影響も受けているのだそうです。
街路樹の地域別1位の樹種(国土技術政策総合研究所の資料から)
北海道 ナナカマド
東北 ケヤキ
北陸 ケヤキ
関東 イチョウ
中部 トウカエデ
中国 ケヤキ
四国 モミジバフウ
九州 ケヤキ
沖縄 フクギ
北海道で多いナナカマドは、寒さに強く、紅葉も美しいのだそうです。
沖縄で多いフクギは、亜熱帯の樹種です。
一番多いのは、
1位 イチョウ 都市環境に強く、秋の黄葉が美しい 8.6%
2位 サクラ類 花を楽しめる 7.4%
3位 ケヤキ 扇を広げたような樹形 7.2%
4位 ハナミズキ 白やピンクの花、赤い実や紅葉 5.0%
5位 トウカエデ 4.7%
4位のハナミズキは、1990年以降、急激に数を伸ばしてきたのだそうです。
1992年まではベスト10に入っていませんでした。
管理が手間が少なく、あまり大きくならないうえに、形が早く落ち着きます。
アスファルトに覆われ、コンクリートの照り返しが強い道路沿いにどんどん植えられたものの、成長が不ぞろいになったり、枯れたりする例も目立つようになってきました。
強い日差しや乾燥といった都市の環境は、少し苦手だったようです。
街路樹は、東京オリンピックの頃から本格化し、高度経済成長に支えられ、順調に増え続けてきました。
2007年のデータでは、統計を取り始めた1987年以来、初めて減少しました。
街路樹(高木)は、2002年の679万本から、2007年は667万本になりました。
昨今の公共事業費削減も影響し、大量に植えられた街路樹が40~50年経過し、
「大きくなりすぎたり、枯れかかたりした木が切られても、更新されずにいるのでは」と武田ゆうこ主任研究官(国土交通相国土技術政策総合研究所)は推察します。
街路樹(高木)は減少しましたが、中低木(サザンカやツツジ)は、まだ増加中とのことです。
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確かに街路樹は増えました。
木が多いと、安らぐし、夏には日蔭がありがたいです。
記事に、街路樹が多いと、その街の資産価値も上がるとありました。
四国のモミジバフウや沖縄のフクギは、どういう木なのだろうと興味を感じました。