ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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街路樹: 地方ごとに特徴、中低木が増加中

2009年11月01日 07時04分43秒 | 新聞
昨日の朝日新聞週末beに、「be report サイエンス 初めて減少 変わる街路樹」という記事がありました。

社会のできごとを、科学的に解説してくれるコーナーです。

街路樹は、地方によって好んで植えられる木が違い、最近は公共事業削減の影響も受けているのだそうです。

街路樹の地域別1位の樹種(国土技術政策総合研究所の資料から)

  北海道 ナナカマド
  東北  ケヤキ
  北陸  ケヤキ
  関東  イチョウ
  中部  トウカエデ
  中国  ケヤキ
  四国  モミジバフウ
  九州  ケヤキ
  沖縄  フクギ 

北海道で多いナナカマドは、寒さに強く、紅葉も美しいのだそうです。
沖縄で多いフクギは、亜熱帯の樹種です。

一番多いのは、
1位 イチョウ  都市環境に強く、秋の黄葉が美しい 8.6%
2位 サクラ類  花を楽しめる              7.4%
3位 ケヤキ   扇を広げたような樹形         7.2%
4位 ハナミズキ 白やピンクの花、赤い実や紅葉   5.0%
5位 トウカエデ                      4.7%

4位のハナミズキは、1990年以降、急激に数を伸ばしてきたのだそうです。
1992年まではベスト10に入っていませんでした。

管理が手間が少なく、あまり大きくならないうえに、形が早く落ち着きます。

アスファルトに覆われ、コンクリートの照り返しが強い道路沿いにどんどん植えられたものの、成長が不ぞろいになったり、枯れたりする例も目立つようになってきました。
強い日差しや乾燥といった都市の環境は、少し苦手だったようです。

街路樹は、東京オリンピックの頃から本格化し、高度経済成長に支えられ、順調に増え続けてきました。

2007年のデータでは、統計を取り始めた1987年以来、初めて減少しました。

街路樹(高木)は、2002年の679万本から、2007年は667万本になりました。

昨今の公共事業費削減も影響し、大量に植えられた街路樹が40~50年経過し、
「大きくなりすぎたり、枯れかかたりした木が切られても、更新されずにいるのでは」と武田ゆうこ主任研究官(国土交通相国土技術政策総合研究所)は推察します。

街路樹(高木)は減少しましたが、中低木(サザンカやツツジ)は、まだ増加中とのことです。
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確かに街路樹は増えました。
木が多いと、安らぐし、夏には日蔭がありがたいです。

記事に、街路樹が多いと、その街の資産価値も上がるとありました。

四国のモミジバフウや沖縄のフクギは、どういう木なのだろうと興味を感じました。


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投資家: ただ乗り人生、額に汗が必要?

2009年11月01日 06時24分18秒 | 新聞
昨日の朝日新聞週末beに、「やっぱりフジマキに聞け 投資家はコックスだ」という記事がありました。

読者からの質問に、元モルガン銀行東京支店長の藤巻健史さんが答えるコーナーです。

質問は、「額に汗して働く我々に対して、投資家は右から左に金を動かしてもうける「ただ乗り人生」だ。不公平ではないのか?」(50代男性)

藤巻さんの答えは、

テニス仲間のナカムラさんは、自分のことを「ボクは、ただ乗り人生を送った。そして口先男なんだ」と言う。

ナカムラさんは、大学時代はボート部でコックス(ボートの先頭に座って声をかける人)だった。

確かにコックスは自分ではボートをこがない。
だから「ただ乗り」には違いない。

声を出し、皆のリズムを合わせるのが仕事だから、確かに「口先男」であったのだろう。
しかし、コックスはボート競技において、なくてはならないポジションだ。

投資家は額に汗して働いていないように見えるかもしれない。
でも、リスク・マネーの供給という重要な役割を果てしているのだ。

一般銀行は、元本保障の資金を運用するから、海のものとも山のものともわからない若い起業家や企業に融資をしない。

「失敗したら損しても仕方がない。でも、もうかった時は、それなりに分け前をくださいね」という投資家がいてこそ、チャレンジ精神のある起業家に資金が回るのだ。

もし、投資家がいなければ産業構造は時代遅れとなり、経済は沈滞、雇用も失われる。
能力を持つ若者が資本を得て雄飛する機会もなく、格差は固定する。

であれば、投資家の存在は悪でも善でもない。
資本主義を選択する限り、必要不可欠なものなのだ」  ということでした。
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なるほど、と思いました。

コツコツ働くのも尊いし、ハイリスク・ハイリターンの投資が扱うような対象(発展途上国とか発展途上の人)にお金が行くように行動するのも、役割があるんですね。


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