ある40代女性の生活

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ヤギ乳: サザエさん 「一家に一頭」 アレルギー少ない 世界では増えている 農場遠足・ファームステイも

2013年06月30日 23時07分51秒 | 新聞
週末の朝日新聞beに、「サザエさんをさがして ヤギ乳 「貧者の乳牛」食糧難を救う」という記事がありました。

ヤギは、第二次大戦直後は「一家に一頭」とよく飼われ、現在も世界では増えているのだそうです。

1950年(昭和25年)2月8日夕刊のサザエさんは、東京に住む一家が近所のヤギ乳を利用していて、「きのうのヤギのおチチとてもうすかったわ」と瓶を女の子に返しながら言っています。


中西良孝・鹿児島大学農学部教授によると、

「戦中から戦後にかけて、食糧難を切りぬけるたんぱく源として目をつけられ、それこそ『一家に一頭』を旗印にして飼育を奨励されていました」

ヤギ乳は、消化されやすく、アレルギーの原因物質もないので、飲んでも、おなかを壊しにくい。

しかし、乳牛の10分の1の量しか乳をしぼれないため、その後は飼育が減ってしまった。

たんぱく質であるうえに、糞は堆肥の素になり、草とりまでしてくれるヤギは、世界中で増えている。


記事では、
「日本ではなぜ、激減する宿命を背負わされたのか。いぶかしくてならないのである」  ということです。
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小学生1年生の頃に飲んだヤギ乳のことを思い出しました。

山間部の農家のお宅で、温めて少し砂糖を入れたものをいただきました。
牛乳とは違った風味に、「ヤギの乳も飲めるのか~」と驚いた記憶があります。

その後、ヤギ乳は人の母乳に近いんだよとも聞きました。


今のヤギ乳はどうなっているのでしょう?

「やぎ乳」で見てみました。

「山羊乳の魅力 | トピックス~フード・ペプタイド」というサイトが最初に出てきました。
(http://topics.foodpeptide.com/?eid=1283352参照)

北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)による食品についてのサイトです。

観光地などでは乳用ヤギの飼育とヤギ乳製品の販売も行われている。

アレルギーは、「αS1-カゼイン」(牛乳アレルギーの原因タンパク質のひとつ)が、ヒトの母乳や山羊乳には存在しない。
「β-ラクトグロブリン」(アレルゲン性の強いタンパク質)が山羊乳中にも存在するため、アレルギーの心配がまったくないというわけではない。

ヤギ乳は、その匂いが問題にされることがあるが、餌などを工夫することによってかなりマイルドにすることができる。

と書かれていました。


「やぎミルクのチーズ、ヨーグルトとミニヤギのルーラルカプリ農場」というサイトが4番目に出てきました。
(http://www.yagimilk.com/参照)

岡山市郊外で、ヤギを飼育し、遠足・ファームステイを受け入れ、プリン・ヨーグルト・ソフトクリーム等も販売している農場です。

農場オーナーの小林さんのブログもあります。

大変意欲的に牧場経営をなさっているようです。

アクセス方法のページに、
「年中無休
◇入場料はいただいておりません。
何かお買い物をして頂ければうれしいです。
正直なところ公共施設ではございませんので収益がないと運営ができません。
応援してください!!」

とあり、かえって好感を持ちました。
近くであれば、訪問してみたいと感じました。


やはりヤギ乳は、効率という点では採算が難しいのかもしれません。
上記の農場では、特色のあるチーズを生産することで、全国の有名レストランに納品しているようでした。

日本は肉についても、柔らかく匂いのないものが好まれる傾向があるので、それも影響しているのかもしれないと思いました。


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近藤誠一さん: 文化庁長官 世界遺産富士山+三保松原 石見銀山 「思考回路を把握し、利用する」

2013年06月23日 22時29分05秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「富士 万感の絶景 「三保松原 奇跡信じてた」 文化庁長官奔走 一体性アピール」という記事がありました。

富士山が三保松原を含めて世界遺産に登録されたのは、近藤誠一・文化庁長官のコミュニケーション説得があったのだそうです。

6月22日(土)に、プノンペン(カンボジア)で開催されている世界遺産委員会で、富士山を世界遺産に登録することが決まりました。

三保松原(みほのまつばら)は、4月に行われた国勢記念物遺跡会議(イコモス)では、除外勧告をされていました。

今回のプノンペンでは、近藤誠一・文化庁長官が、先頭に立って三保松原を含めた富士山の魅力を伝えました。
木曽巧・ユネスコ日本政府代表と共に、各国の大使の性格を読みながら接触を重ねました。

6月22日に審議が始まると、「三保松原は重要で価値のある場所だ」という日本の主張を、各国が支持を表明しました。

近藤長官は、驚きながら、「これ、どこかで体験したな」と感じたそうです。

6年前に、石見銀山の世界遺産登録に成功したときの体験です。
このときも、最初はユネスコの諮問機関が登録延期を勧告したのを、アピールにより評価を変えることができました。

近藤長官は、7月で文化庁長官を退任する予定で、「登録が実現して感慨無量です」  ということです。
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富士山の世界遺産登録、おめでとうございます。

無理と言われていた三保松原を、逆転で認めさせた近藤長官の手腕がすばらしいです。

石見銀山が認められたのも、近藤長官のご活動があったのですね。


いったいどういう方なのでしょう?

「近藤誠一」さんで見てみました。

「あらゆる分野を統合する知の体系をつくる読書 文化庁長官 近藤誠一氏 ...」という日経新聞の記事がありました。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFG170A3_X11C12A2000000/参照)

2012年12月23日の記事です。

外務省広報文化交流部長、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使、駐デンマーク特命全権大使などを歴任し、外務省出身としては初めて文化庁長官に就任した

とあります。

文化庁のホームページなどによると、

昭和21年(1946年)3月24日生まれ。
昭和46年 東京大学教養学部教養学科イギリス科卒業
昭和47年 東京大学大学院法学政治学研究科中退し、外務省入省

記事では、日本の古典、夏目漱石の『草枕』、新聞の書評を参考にして哲学や文学、国際政治・経済、宇宙科学や物理学、数学、遺伝子の本も読むと書かれていました。

広い教養のある方のようです。


近藤さんのコミュニケーション能力の秘訣を知りたいと思いました。

「近藤誠一 コミュニケーション」で検索してみると、

「日本の発信力~危機管理力としてのコミュニケーション戦略 - GLOBIS.JP」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.globis.jp/2008参照)


「GLOBIS.JP」という世界的なビジネスをめざす人向けのサイトの記事です。

近藤さんは、東日本大震災に逢ったとき、「この危機をチャンスと捉えて日本の良いイメージを打ち出すような発想を、日本の誰かがするのか?」と考えたそうです。

「危機にあたって「これぞチャンスだ」と、発想を転換出来る日本人が少ないですよね。
そういった発想力を養うために大切なのは普段のコミュニケーションです。」

「コミュニケーションには言葉、つまり論理によるコミュニケーションと、感性でやりとりするコミュニケーションの2種類があると私は考えています。
で、日本人は感性、要するに右脳を使った対話が元来は得意で、言語コミュニケーションがあまり得意ではありません。」

「彼らがどんな思考回路なのか。そこを把握したうえで、どのように伝えていけば良いのかが大切になります。相手の、少しねじ曲がった日本観を「どのように利用してやろうか」という、そのぐらいの発想でなくてはいけないと思います。」

とありました。

近藤さんは、相手(特に外国人)の考え方のクセ・思考回路を把握し、それを利用して、論理的なコミュニケーションで説得していく という方法を取られているようです。

日本の外交、文化の世界にこのような方がいらっしゃるのは、すばらしいことです。

もちろん、近藤さんお一人だけでなく、他の優秀な方、スタッフの力があってのことだと思います。
一方で、組織はそのトップがどういう人かで、だいぶ様子が変わるという面もあるように思います。

写真を拝見すると、細身でロマンスグレーの知的な雰囲気の方です。

日本が世界で認められる際に、近藤さんのような方たちの活動が大きく影響しているのだと感じました。


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3Dプリンター: 「一家に一台」 市場規模は1兆円へ パナソニックも家電量産に 64チタン合金も

2013年06月16日 20時47分11秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「米発 3Dプリンター革命 自動車部品・おもちゃ…簡単に生産 市場規模、8年後に1兆円へ」という記事がありました。

「3Dプリンター」は、自動車・飛行機の部品といろいろ作れ、市場規模は8年後には1兆円になる成長産業なのだそうです。

「3次元(3D)プリンター」の世界は、アメリカ企業がリードしています。

世界シェアは、アメリカの「ストラタシス」社と「3Dシステムズ」社が、ほぼ2分しています。

「ストラタシス」社の取引先は、アメリカ軍、自動車大手、航空機会社、医療向け器具・歯の模型を作る中小企業。
「3Dシステムズ」社は、約10万円の卓上タイプを発売し、「1家に1台」の時代が来るというメーカーもあります。

「3Dプリンター」の市場規模は、
2012年 22億ドル(約2,100億円)
2021年 108億ドル(約1兆円)  となる見込みです(アメリカ調査会社)。


オバマ大統領も、「3Dプリンター」を後押ししています。

昨年夏に、「全米積層造形技術革新機構」(NAMII、ナミ―)を設立しました。
今後、こうした拠点を全米で15カ所作り、技術者を育てる計画です。

今年2月の「一般教書演説」で、「製造業の革命はアメリカから始まる」としました。


アメリカの製造業も、「3Dプリンター」の導入を行っているそうです。

「GE」(ゼネラル・エレクトリック)社は、昨年、3D関連の部品製造会社を買収し、
新型ジェットエンジンの燃料ノズルを製造します。

「フォード」(自動車)は、エンジン部品などを試作中

「ボーイング」(航空機)も、取組みを始めた  ということです。
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「3Dプリンター」は、最近、耳にするようになりました。

そんなにすごいものなのでしょうか。


「3Dプリンター」で見てみると、

「パナソニック、家電量産に3Dプリンター活用」という日経新聞の記事がありました。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD1200C_V10C13A6MM8000/参照)

2013年6月16日と、本日の記事です。

パナソニックは「3Dプリンター」が樹脂や金属の立体物を容易に作れる特性を生かし、家電製品の大量生産に活用するのだそうです。

樹脂部品の生産に必要な金型を「3Dプリンター」で作り、生産コストを3割程度削減します。

「3Dプリンター」を家電など大量生産品で使う初めてのケースとなり、この手法は今後、自動車産業などでも広がる可能性がある。

ということです。


金属も作れるのですね。
ネットのサイトでは、プラスチックの材料を入れ、層を重ねてフィギュアなどを作る様子が紹介されているので、プラスチック中心だと思っていました。

「3Dプリンター 金属加工」で検索してみました。

「人とくるまのテクノロジー展2013:3Dプリンタは自動車の金属部品開発に ...」という記事がありました。
(http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1305/30/news015.html参照)

「MONOist」というものづくりのスペシャリスト用のサイトです。

3Dプリンターによる金属部品の直接製造が可能になった。

3次元電子ビーム積層造形装置「ArcamA2」(スウェーデンArcam製)を使って、長さ200×幅200×高さ350mmまでのサイズの金属部品を3Dデータから直接製造できる。
使用可能な金属材料は、64チタン合金(Ti6Al4V)、純チタン、チタンアルミニウム(Ti-Al)、コバルトクロム(CoCr)である。

電子ビームを使うArcamA2は、従来の鋳造や加工といった手法では難しい、複雑な構造を持つ金属部品の製造も可能だ。

と書かれていました。


具体的にどのように電子ビームを使って、金属加工ができるのかは、残念ながら分かりませんでした。
写真には、内部にメッシュ部分があるような複雑な金属が並んでいます。

台所に電子レンジが来たときのように、工場に「3Dプリンター」が来たら、大きな変化が起きるのでしょうか。

これからも興味を持って見ていきたいと思いました。



井上あさひさん: NHK「ニュースウオッチ9」キャスター 定食好き 手紙を読む 服は1週間分打ち合わせ

2013年06月09日 22時26分13秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「元気のひみつ キャスター 井上あさひさん」という記事がありました。

各界の方に、元気でいられる秘訣を聞くコーナーです。

今回は、NHKの夜9時のニュース「ニュースウオッチ9」のキャスター、井上あさひさんです。

井上さんは、1981年生まれ、岡山県出身です。
お茶の水女子大学を卒業後、NHKに入局されます。

放送は夜9時からですが、昼過ぎに出社し、視聴者からの手紙を読むそうです。
その後は、その日のニュースをチェックし、あいまいな点がないよう調べ、自分の考えもまとめておきます。

放送が始まると体力勝負なため、食事はしっかり食べます。
NHKの社員食堂で、しっかりした定食(トンカツ定食が特に好きだそうです)を食べる とありました。
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「ニュースウオッチ9」で、大越キャスターの隣に並ぶ井上あさひさん、
すらりとした美人で、お名前が「あさひ」さんと印象的なことで、すぐに覚えました。

2011年4月からなので、担当されて2年が経ったことになります。


知的なイメージですが、意外とトンカツ定食(量も多いそうです)好きな面もありそうです。

「井上あさひ」さんで見てみました。


「井上あさひ - アナウンサーを探す - NHK アナウンスルーム」というNHKのアナウンス室のサイトが3番目に出てきました。
(http://cgi4.nhk.or.jp/a-room/search/detail.cgi?id=69参照)

「初任地のエピソード」
「好きな食べ物」 ごまだんご
「わたしの“喜怒哀楽”体験」 番組をご覧になった方や、前任地・鳥取からのお手紙は、いつも私を励ましてくれます
「趣味、特技」  お琴
「わたしがちょっぴり自慢したいこと」 人の顔を覚えるのが得意    とありました。


「News Watch 9 ブログ:NHK | 井上あさひ - NHKオンライン」と「ニュースウオッチ9」ブログが4番目に出てきました。
(http://www9.nhk.or.jp/nw9-blog/800/参照)

写真入りで、衣装の打ち合わせの様子などを書かれています(2011年06月22日)。
ニュースで着る衣装は、スタイリストさんがいて、1週間分をまとめて「衣装合わせ」をするのだそうです。

2011年06月02日のブログでは、友人宅で料理をする様子があります。
あさひさん、横顔も素敵です。


素顔は庶民派で、居酒屋メニューが好きだったり、バスで渋谷駅から通勤したりと紹介したサイトもありました。

人柄を知ると、毎日見るキャスターの方もより親しみを感じます。
これからも、応援したいと思います。


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オウムとゾウ: 踊ることができる動物 アシカも? 「リズムに合わせる行動」と「音声模倣能力」

2013年06月02日 23時37分25秒 | 新聞
今日の朝日新聞「GLOBE」に、「踊るのはヒトとオウムとゾウ?」という記事がありました。

「GLOBE」は、2週間ごとに入ってくる日曜版です。
今回は、「世界は今日も踊っている!」というテーマでした。

踊りに関する様々なエピソードが紹介される中に、小さいそこだけ肌色のスペースに記事が書かれていました。

リズムに合わせて踊れるのは、ヒト、ゾウ、オウムだけなのだそうです。


関義正・科学技術振興機構研究員によると、

「ヒトは、リズムに合わせて踊るとき、音の間隔を予測してわずかに先に動いている。
同じ能力が確認されている動物は、実はオウムの仲間とゾウしかいないらしい」

「人間とオウムとゾウ。一見バラバラだが、外部の音を自分の声で再現できるのが共通点だ。
「リズムに同調する能力が副次的に養われたのではないか」と関は見る」

ということです。
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うーん、意外な組み合わせ。

確かにオウムは音楽に合わせて踊る映像はYoutubeにもたくさん紹介されていますし、声をまねるのは有名です。

でも、ゾウは踊りを踊るのでしょうか?声をまねるのでしょうか?


「象 踊る」で見てみると、

「タイの旅⑭ 象の曲芸《 踊る象のフラフープ 》 - YouTube」というYouTubeが3番目に出てきました。
(http://www.youtube.com/watch?v=zmKJB9NnW_0参照)

タイを旅行された方が、現地での象のショーをアップされたものです。
鼻で輪を回したり、列になって進んだりしていますが、オウムのように「ノリノリ」とはいかないように見えます。


「踊ることができる動物」で検索してみると、

「「ビートに合わせて踊れるアシカ」の研究:動画 « WIRED.jp」というYouTubeが最初に出てきました。
(http://wired.jp/2013/04/03/sea-lion-beat-keeping/参照)

ピーター・クックというカリフォルニア大学サンタクルーズ校付属ロング海洋研究所の鰭脚類認知・感覚システム研究室の大学院生が、
「ロナン(Ronan)」という4歳のメスのアシカを使って実験しています。

アシカのロナンが、音楽に合わせて上手に頭を上下させ、エサをもらっています。


「アシカは音声模倣能力があるとは知られていない(というか少なくとも、人間の発声を模倣することは明らかにされていない)ので、ロナンの実証可能なリズムをとる能力は予想外だったという。」

「これまで、人間以外でリズムをとることがわかっている動物は、踊るオウム「スノーボール」(文末に動画)のように、並外れた音声模倣能力を備えた鳥だけだった。そのため科学者らは、こうした技能の習得には音声模倣能力が必要だと考えてきた。」

とあります。


これによると、リズムに合わせて踊り、音声模倣能力があるのは「オウム」だけとされていたことになります。

「アシカ」も踊れ、音声模倣能力の有無は関係ないかもしれないようです。


「踊る動物」の研究の世界でも、「音声模倣能力」が関係するか否かは諸説あるのかもしれないと思いました。


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