ある40代女性の生活

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仕分け: 「世界一」スパコン削減

2009年11月14日 10時04分40秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「次世代スパコン「削減」 仕分け3日目」という記事がありました。

仕分けで、世界一の能力を持つスーパーコンピューターの予算を削るとしたのだそうです。

11月13日、行政刷新会議の「事業仕分け」で、文部科学省所管の「次世代スーパーコンピューター」の技術開発について、「必要性は認めるが、財政難も考慮すべきだ」と、予算総額を削減するように求めました。

このスーパーコンピューターは、独立行政法人・理化学研究所が技術開発を行っています。

稼働時に世界最速レベルの演算性能を発揮し、完成すれば、大気や海流など地球レベルの気候変動の予測や地震による災害シュミレーションなどの研究のほか、ナノテクノロジー分野での産業利用が見込まれ、2012年完成予定です。

仕分け人は、「国民の目線で言うと世界一にこだわる必要があるのか」と指摘しました。

研究所側は、「サイエンスには費用対効果がなじまないものがある」と反論しましたが、仕分け人は「来年度予算の計上見送りなどで予算を削減する」とした、ということです。
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日本が世界レベルで競争できる数少ない分野を潰すのは、行き過ぎではないでしょうか。
世界の中の日本という視点が欠けているように感じます。

「子ども手当」や「高校無料化」を年収6000万円や1億円の家庭にも実行するとマニフェストで言っています。

我が家は普通のサラリーマン家庭で、子どもを育ててきましたが、「子ども手当」も「高校無料化」も必要を感じませんでした。

必要とする家庭にのみ、支給すればいいのではないでしょうか。

必要もないもののために、必要なものの予算が削られているように思われます。


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樹木医: 新制度→若い女性も、学校で樹木医補

2009年11月14日 09時37分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「週間首都圏 樹木医界に若手芽吹く 大学で「樹木医補」育成」という記事がありました。

樹木医の仕事が増え、制度が変わったため、大学等で樹木医を目指すことができるようになったのだそうです。

東京都によると、東京都内の街路樹は、戦災で3万5千本に減りました。

1960年になると、東京オリンピックが決定し、海外からの選手や観光客のために緑化運動が盛んになりました。

オリンピックが終了した1965年には、11万3千本と戦前(10万5千本)を上回りました。
その後も増加を続け、現在では50万本を超える勢いです。

オリンピック前後に植えられた木が、50年経ち、老境に入り、樹木医の診断が必要になってきました。

文京区の播磨坂さくら並木は、1960年に植えられました。
環状3号線の両側と中央分離帯に、ソメイヨシノが116本が植えられています。

代々木公園は、オリンピックの選手村を1967年に公園にしたものです。
ソメイヨシノやケヤキが植えられています。

都会の街路樹が老いてきたことで、樹木医の需要は高まっています。

樹木医は、かつては中高年の男性が主体でした。
試験の受験資格に「7年以上の実務経験」が条件としてあったからです。

2004年度から、「樹木医補」制度が加わりました。

大学等で所定科目の単位を取得すれば「樹木医補」に認定され、1年間の実務経験を持つと、樹木医の試験を受けられるようになりました。

この新制度を利用した認定者数は、今年4月までに計1395人になりました。

若い女性も多く、文京区の播磨坂さくら並木を診断した岸みずほさんは25歳です。
都内の造園会社に所属し、文京区の委託で診断し、地元の「さくらまつり」実行委員会長の渡邉秋彦さんに、7本のソメイヨシノの伐採が必要なことを伝えました。

コフキタケ等の菌が繁殖し、腐った幹や根元の写真と図表で示したカルテを見せ、処置方法を伝える「インフォームド・コンセント」を行いました。

病気の木を治したくて樹木医になりましたが、強風で折れると住民や通行人を傷つける「凶器」になります。
伐採後の10月8日に、台風8号が来ましたが、播磨坂で倒れた木は出ませんでした。

代々木公園も、都内の環境調査会社に勤務する中村麻祐子さん(25歳)が、同僚と一緒にソメイヨシノやケヤキ等85本を診断しました。

樹木医補を養成する学校は、41校あります。
東京農業大学の造園学の授業では、学生の半分が女性です。

樹木医試験を行っている財団法人日本緑化センターによると、全国に1687人(昨年12月現在)の樹木医がいます。

最も多いのは東京都で、3位は兵庫県で、それ以外は5位の埼玉県までを首都圏が占めているとのことです。

 首都圏の樹木医数

 東京都  182人
 神奈川県 121人
 千葉県   88人
 埼玉県   87人
 茨城県   44人
 栃木県   33人
 群馬県   30人
 山梨県   20人
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大学で樹木医補になれるようになったのは知りませんでした。

造園会社や環境調査会社で働く女性は増えたのではと思います。
春に、近所のレクサス販売店の芝生を養生していたのは、乗馬靴のようなブーツ状の長靴をはいた若い女性でした。


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