ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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高野和明さん: 小説家 ヒーローとは「自分にできることを一生懸命にやって、人知れず誰かの役に立つ」

2011年10月30日 21時37分16秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「作家の口福 高野和明 苦闘の3年間 「食べていける」ことの幸せ」という記事がありました。

作家の方が、月交代で、食べ物にまつわる話題を紹介されるコーナーです。

作家の高野和明さんは、本当のヒーローは街の定食屋など、自分にできることを一生懸命にやって、人知れず誰かの役に立っている人たちのことだと考えるのだそうです。

高野和明さんは、小説家、脚本家で、『ジェノサイド』で直木賞候補になられた方です。

高校時代に、お父さんに映画監督になりたいと言ったら反対されました。

それでも27歳で脚本家としてプロになり、一人暮らしを始めます。

将来は映画監督になろうと、チャンスをうかがっていましたが、監督への道は開けず、それどころか脚本家の仕事も減っていき、原稿料を踏み倒されてしまいます。

100円のお金にも困るような時期が3年続き、人生のどん底でした。

そのときに救いだったのは、ある定食屋さんで、日替わり定食(ご飯、みそ汁付き)を430円で提供していたのだそうです。

朝10時から夜中0時まで夫婦2人で働きづめで、この店の明かりを見るたびに、

「本物のヒーロー、ヒロインは、自分にできることを一生懸命にやって、人知れず誰かの役に立っているのだ」

と思った ということです。
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しみじみとした話で、本当にそのとおりだと思いました。

高野さんは、その定食屋のご夫婦に直接何か言ったわけではなく、明かりを見るたびに思ったという場面も情景が目に浮かびます。


食べ物屋さんは、日々の生活に直結し、特に高野さんのように自炊ができない(第1回の話で、自分は料理音痴で、匙加減というものがさっぱり分からず、みそ汁はみそを溶かした熱湯となると書かれていました)方には、生活になくてはならないものです。


食べ物屋さんの心と言えば、『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』というおもしろい題名の本(宇野隆史著)を読みました。

宇野さんは、居酒屋の世界では名の知られた方で、「お客さんを喜ばせる」ということを考えて商売を成功させてきたのだそうです。

店で使う皿が20枚必要なら、近所の店で4回に分けて買って顔見知りになる

大手チェーンと個人店はやり方が根本的に違う(個人店はお客さんの名前を覚え、自分の名前を憶えてもらう)

取引先とでも、腰を低くして「いつもありがとう」という気持ちでいれば、いつまでも大切にしてもらえ、いい関係が築ける

など、勉強になる話がいろいろと書かれていました。


作家の高野さんは、どういう方なのだろうと「高野和明 作家の」と入力していたところ、

「作家の読書道 第115回:高野和明さん - WEB本の雑誌」というサイトが出てきました。
(http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi115_takano/参照)

幼稚園児で小説を書き始め、小学生の頃に映画監督になることを決意した とあります。

高野さんが幼稚園生の頃、お母さんが寝る前に怖い話の本を読み聞かせてくれたので、そういう話を自分で考えて書いたとか、

映画はお兄さんが小学生で塾に行っていて、親が勉強ばかりではいけないと、午後は映画に連れていってくれたのでハマったとか、

読んでいて面白いインタビューでした。


高野さんは書かれる話も味があって楽しくなるような文章ですが、インタビューの答えも意外でかつへぇと興味を引かれる面白いものでした。


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洪水: なぜ日本企業はタイに工場を持つのか アジアの戦略ハブ+タイ政府 400社以上が進出

2011年10月23日 21時40分48秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「波聞風問(はもんふうもん) タイの大洪水 「治水」、グローバル化の条件」という記事がありました。

編集委員の安井孝之さんが、時事問題について解説し、考えを書くコーナーです。

今回は、タイの洪水についてです。

大手銀行は長年、「初めての海外進出ならタイがいいですよ」と企業にアドバイスしてきたそうです。

東南アジアの中でもインフラがよく整備され、新日性も高い。
タイ政府も、一定期間、法人税をゼロにする等、外資導入策を取りました。

日本企業は、1990年代に急増し、以後着実に増えています。

大手自動車メーカーや電機メーカーが進出すると、下請けメーカーも続きました。

企業が集まると効率が高くなり、さらに集積が進んだ ということです。
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なるほど、そういう理由だったのですね。


いったいどのくらいの企業が集まり、被害を受けたのだろうと、「タイ 日本企業」で見てみました。

「タイ洪水、日本企業の傷深く 集積に利点とリスク」という日経新聞の今日の記事が最初に出てきました。
(http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A96889DE1E7EAE3EBE5E7E2E0E0E3E2E0E2E3E3868BEAE2E2E3参照)

自動車、電機を中心に400社超の現地進出企業が被害を受け

三菱自動車の益子修社長は「どこで造るのが最も効率的かを考えた」結果、迷わずタイにした

タイは東南アジア諸国連合(ASEAN)が経済共同体(2015年創設を目指す)で自動車産業のハブ(中軸)を目指し、自動車は外資100%出資が認められている

とありました。

日本企業にとっても、タイにとっても、好都合だったようです。


「タイに流れ込む日本企業の投資 インドや中国への玄関口となる戦略拠点」という記事もありました。
(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4704参照)

ジャパン・ビジネス・プレスの2010年10月22日の記事で、英国フィナンシャルタイムスの記事を紹介しています。

2010年6月に、日産が日本国内向けで初となる工場をタイのバンコクに作り、円高もタイ進出を加速させている

タイは、アジア向けの戦略的ハブでもある

と書かれています。


今まで様々な要素がプラスに働き、その結果、タイに400社以上の企業が進出してきたようです。

タイには多くの日本人(単身でも家族連れも)も駐在しているのだろうと思いました。


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東大、京大野球部: 最下位でも「文武両道」 寄付は「おつりプラス」や「古本」もあり

2011年10月16日 21時27分54秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「万年最下位それでも・・・ 京大・東大 勝利へひたむきに」という記事がありました。

東大と京大の野球部は、20季以上最下位ですが、「文武両道」の学生野球の基本理念のモデルとして存在意義があるのだそうです。

この秋の大学野球で、東大と京大の野球部は最下位が決定してしまいました。

東京大学は、東京六大学での28季連続の最下位。
京都大学は、関西学生での22季連続の最下位です。

私立大学がスポーツ推薦などで入学を優遇するのに比べ、東大と京大にはその制度はありません。

超難関の入試を、実力で突破しないことには入学はできません。

東大野球部の部員は、64名で、入学に4浪したり、高校ではサッカーをしていた選手も珍しくないそうです。

京大野球部は約50人、9割が野球経験者ではあるものの、甲子園経験者はいません。
専用の練習場もなく、講義などで全員揃わないものの、平日3時間、週末には5時間の練習をしています。

学生野球には、「文武両道」の基本理念があります。

東大は1919年創部で、1925年の五大学リーグから加盟し、1946年には準優勝をしました。
京大は1898年創部で、旧関西六大学リーグ時代には、2回の優勝も経験しています。

最近では、私立大学との実力差が大きくなってきました。

1950年代に、東大外しの議論が起きたときには、明大監督(当時)の故島岡吉郎さんが
「あれだけのテストをパスした精神力は、野球での十分通用するはずだ」と反対した   ということです。
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そう言えば、東大と京大以外は、東京六大学も関西学生も私立大学なのですね。

両校とも入っているのが当然と考えていましたので、この時期にトピックになったことのほうが意外でした。


今、大学野球のリーグ時期なのでしょうか?

「東京六大学野球」で見ると

「東京六大学野球連盟」のホームページが最初に出てきました。
(http://www.big6.gr.jp/参照)

10月15日(土)、16日(日)の日程が書いてあり、まさに秋季リーグの真っ最中なのでした。

「関西学生野球連盟」ホームページ
(http://olive.zero.ad.jp/kansaibig6/参照)

でも、9月3日にスタートした試合がこの土日もあり、京大が関大に負けています。


東大野球部と言えば、NHKアナウンサーの大越健介さん(「ニュースウォッチ9」のメインキャスター)が有名です。

ウィキペディアに項目があり、息子さんも日大三校で甲子園ベスト8になり、現在は社会人野球チームの「光シーガルズ」に所属

大越さんご本人は、新潟高校から東大に入学し、東大から初めて日米大学野球選手権大会のメンバーに選ばれた とありました。


東大野球部はどんな様子なのでしょう?


「東大野球部」で検索すると、

「東大野球部」ホームページが最初にヒットしました。
(http://www.tokyo-bbc.net/参照)

「入部希望者へ」という項目があり、「選手」と「マネージャー」があります。

「選手」は、「 新入生の皆さん、合格おめでとうございます。大学生活をどう過ごそうか悩んでいるキミ、私たちと共に本気で野球をしてみませんか」と誘い、連絡先も書かれていました。

「マネージャー」は、学内生限定だそうです。

男女ともに可で、男子マネージャーは基本的に寮に住み込み、六大学連盟に仕事もする
女子マネージャーは、試合のアナウンスや写真撮影がメインで、アナウンスの経験はなくてよく、マネジメントなので一緒に練習する必要はない  ということです。

また、東大球場・芝基金も募集されていました。

練習場の人工芝がとても古くなってきたので、7500万円を目標に寄付を募集するのだそうです。


その画面の下を見ると、「寄付をする」「寄付のしかた」と東大全般を対象とした寄付の意義や方法がありました。

おもしろいと思ったのは、「おつりを寄付する」と「古本を寄付する」です。

「おつりプラス募金」は、同窓会親睦会の残金や、会費に1000円や2000円をプラスして振り込む方法です。

「古本募金」は、自宅などにある古本を段ボールに詰めるだけで、送料は東京大学基金持ち、本の売却代金を寄付し、売却できなかった本は小中学校や海外の研究機関に寄付するそうです。

これは卒業生だけかと見てみたら、「個人の方」という項目もあったので、卒業生でない個人でも寄付ができるようです。


母校の繁栄のため、さすがにいろいろ考えてあるなぁと思いました。





ギリシャ: なぜ債権危機になったのか 「ちまちまピーマン2、3個買うドイツみたいにはなりたくない」

2011年10月10日 21時03分19秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「ギリシャから逃げる 人もカネも」という記事がありました。

ヨーロッパの債務危機の発端となったギリシャでは、有望な若者が国外に脱出を始め、ドイツ等とは異なる国民性のため、回復は難しいのだそうです。

ギリシャでITや医療などの専門技術のある若手は、ギリシャに見切りをつけ、オーストラリアなどに逃げ出しています。

銀行の預金も、富裕層を中心にスイス等へ移った結果、国内の残金は年初に比べて1割近く減りました。

ギリシャが加盟しているEU(欧州連合)では、ユーロが2001年から流通し始めました。

それまでのギリシャの通貨ドラクマからユーロに切り替える際、便乗値上げが起こりましたが、ローンを低利で利用できたため切り抜けることができたのだそうです。

ユーロは、大国ドイツが後ろ盾として存在し、信用がありました。

ギリシャでは、国も庶民も借金で買い物をし、それまで手が届かなかった生活を実現できました。

2009年に政権交代が起き、隠されていた政府の借金が明らかになりました。
リーマン・ショック(2008年9月)後の不況と重なり、重大な事態になりました。

労働組合が強いため、工場誘致がうまくゆかず、ユーロ圏外(人件費が安い)に移りました。

政権交代のたびに、人気取りに公務員が増やされ、雇用の受け皿となり、人口約5000万人の4分の1が公務員や公的部門  ということです。
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ギリシャの国民も、愚かな人ではないはずだと思います。

EU中、世界中に迷惑をかけているのに、デモやストライキをして少しも改善する気配がないのはどうしてだろうと不思議に感じていました。


記事では、問題の根っこは何かとインタビューを試みています。

企業経営者に聞くと、「肥大化した官僚組織と労組が問題」と言い、
労組員に聞くと、「富裕層の税逃れを摘発するのがリストラや増税より先だ」  という答えです。


ヨーロッパは、アメリカや日本に比べ、階級が比較的固定されているので、労働者、経営者、公務員はほぼ一生そのままの視点でしか物事を考えられないのでしょうか。

自分の国がどうなるのかという視点を、どうして一般国民が持たないのか謎です。


記事の最後に、市場でピーマンを売っている50代男性の話が載っていました。

「野菜だって、1キロ単位で気前よく買うのがギリシャ人の気性なのに。ちまちま2、3個ずつしか買わないドイツみたいな他の欧州の国のようにはなりたくないな」


ギリシャはキリギリスの国なのでしょうか。


「ギリシャ 国民性」で見てみると、

「ギリシャ危機の渦中から~続:財政危機はなぜ起こったのか?~ - 有馬めぐむ」というサイトがありました。
(http://markethack.net/archives/51562214.html参照)

日経新聞にも勤務したことがある女性で、ギリシャ在住の方のブログです。

これまでの経過を詳しく解説した後に、

実際に住んでみると、いい面も多い反面、お役所仕事が煩雑で、そのたびに袖の下を使って解決するのが日常となっていると書かれています。


「ギリシャ人の国民性はどんな感じですか? - 旅の知恵袋 - Yahoo!トラベル」というサイトもありました。
(http://chiebukuro.travel.yahoo.co.jp/detail/1134009791.html?p=%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3&pg=2参照)

ざっくばらんで楽観的。
…と、面倒くさがり。

EUの議長国である、スウェーデンのボリ財務相が、「ギリシャは財政状況について「深刻になる」必要がある」と発言したそうですが、 これも、普通に聞き流されてそう…。  という回答がありました。


ドイツやフランスが支援しても、ギリシャが態度を改めないことには、問題の解決にはならないでしょう。

EUからギリシャをはずすか、これからどうなるか目が離せない問題です。


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外車(3000万~4000万): 人気↑20~40%売上げ増 誰が買っている? ランボルギーニ

2011年10月09日 20時10分49秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「超高級車 不況知らず? 海外メーカーの新型発表 日本で相次ぐ」という記事がありました。

3000万~4000万円の外車が、日本で前年比20~40%増とよく売れているのだそうです。

イタリアのランボルギーニは、スポーツカーの「アヴェンタドール」を発売しました。
ドアが上に開くのが特徴の、最高級性能車です。

価格は、税込4100万2500円です。

ランボルギーニの1~9月の販売台数は69台で、前年同期比44%増です(日本自動車輸入組合による)。


英国のロールスロイスは、高級セダン「ゴースト」の新仕様を発売しました。
後部座席を広げ、前輪と後輪の間隔も、17cm広げました。

価格は、税込3495万円です。

ロールスロイスの1~9月の販売台数は63台で、前年同期比21%増  ということです。
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いったい誰が買うのだろうと思いました。


「ランボルギーニ 購入者」で見てみました。

「ランボルギーニ購入者の7.4%が女性。フェラーリやロールスロイスは ...」というサイトが最初に出てきました。
(http://jp.autoblog.com/2011/04/14/study-says-7-4-of-lamborghini-models-purchased-by-women-and-ot/参照)

TrueCar.comの調査によると、2010年にランボルギーニを購入した人のうち、女性の割合は7.4%で、全然に比べ2.2%上昇したことが明らかになりました。

ロールスロイスの女性購入者の割合も8%から9.3%に、またフェラーリも5.1%から6.4%にそれぞれ上昇しました。 

高級車を購入する女性の割合の変化はわずかなものですが、上昇は上昇です。 
TrueCars.comでは、なぜ女性購入者が増えたのかという理由については明らかにしていません。

とありました。
2011年4月11日の情報です。

これは世界的な傾向について解説したもので、日本国内も同様なのかは分かりませんでした。


「婚約者と破局した男性、すべてを売り払ってランボルギーニを買いアメリカ横断の旅へ」というサイトが2番目に出てきました。
(http://labaq.com/archives/51464803.html参照)

2010年6月13日に書かれたものです。

アメリカのリチャード・ジョーダンという男性は、婚約者との結婚のため指輪も新居も準備していたのに、彼女に振られてしまい、家を売り、ランボルギーニを買ってアメリカ横断の旅に出かけたのだそうです。

「ランボルギーニ」は、有名なスペインの闘牛の名前が由来 ともあります。

このサイトに対するコメントも紹介され、
「あああ…全ての男の夢だ… 少なくともオレの夢だ」
「女に捨てられて立ち直るのに、他にどんな方法があるって言うんだ」

など多数あり、読んで面白いものがいろいろありました。

どうやら、男性が海外高級車に対する思い入れは、特別なものがありそうです。


外車と言えば、最近の若い男性は外車を持つことをステータスシンボルと考えず、成功したら外車を持ちたがるのは比較的年齢の高い男性だとテレビニュースで解説していました。

今回は、どんな人が新車のランボルギーニやロールスロイスを購入し、なぜ増えたのかは残念ながら分かりませんでした。

景気が今ひとつと言われていますが、言わないだけで大儲けしている人がいらっしゃるのでしょうか。

そこらへんが知りたいと思いました。


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単独行動: 一人外食できる63%(朝日アンケート) 30代以下は集団行動 外国では身振り手振り、絵も

2011年10月08日 21時08分51秒 | 新聞
今日の朝日新聞週末beに、「be between 読者とつくる 一人で外食、抵抗ある?」という記事がありました。

朝日新聞の読者モニターへテーマを決めてアンケートを行い、その結果を分析するコーナーです。

今回は、「一人で外食することに抵抗はありますか?」という質問です。

はい  37%
いいえ 63%

(アスパラクラブの1万7千人へのアンケート結果)

記事を書いた記者の方は、日頃「一人で外食するのってイヤだなあ」と思っていたので、この結果は予想外だったそうです。

はい(抵抗がある)と答えた人では、

「一人ご飯は寂しい。一人で食べるくらいなら抜いてもよい」(大阪、70歳男性)

いいえ(抵抗がない)と答えた人では、

「自由に自分が食べたいと思う物を食べられる。こんな幸せ他にない」(兵庫、28歳女性)

諸富祥彦・明治大学教授(『孤独であるためのレッスン』などの著者)は、

「一人外食に抵抗を感じる人が多いのは、他人の視線を気にする、という対人恐怖が日本人の根底にあるからだと思います。

「KY」(空気が読めない)という言葉がはやったことに象徴されるように、30歳以下の人に強い」

ということです。
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30歳以下の若い方に、集団行動を重視する傾向が強いと聞いて意外な気がしました。


「KY」が流行ったのはいつだろうと見てみました。

「KY(けー・わい) - 日本語俗語辞書」というサイトが最初に出てきました。
(http://zokugo-dict.com/09ke/ky.htm参照)

若者の間では以前から使われているが、2007年、こういった頭文字略語の存在が話題となり、広く知られる。

とありました。

4年前、意外と最近なんですね。


記事には、「自分が複数で食事をしている時、他の一人客は気になる?」という質問もあり、

「気にならない」が77%でした。

他人がしているのは、気にならないようです。


外国ではどうなのでしょう?
カップル重視の文化なので、カップルでないことで行動しにくいと聞いたことがあります。

「外国 単独行動」で検索すると、

「単独行動で海外へ行く人 - 旅の知恵袋 - Yahoo!トラベル」がありました。
(http://chiebukuro.travel.yahoo.co.jp/detail/1012162180.html?p=%E5%AE%BF%E6%B3%8A&pg=6&sr=1参照)

単独で外国旅行をする人がいるが、大丈夫なのですか と言う質問に、

片言英語、身振り手振り、絵を描くことでほぼ大丈夫
「話さない」ではなく、「話せない」ならどうにかなる  という答えでした。


記事のアンケートは、男女別や年齢別の結果があると、また興味深い結果が得られたかもしれないと思いました。


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平間理子さん: 71歳の看護師 マダガスカルで20年活動 4畳半の部屋 活動を支える源はどこから?

2011年10月02日 14時43分05秒 | 新聞
今日の朝日新聞GLOBEに、「私の海外サバイバル 13 アンタナナリボ(マダガスカル) 平間理子」という記事がありました。

海外の厳しい状況で働く日本人の方を、その仕事と休日を通して紹介するコーナーです。

平間理子(ひらま さとこ)さんは、1939年(昭和14年)生まれです。

お父さんは、北海道室蘭市で医師をしていて、その影響で看護師になられました。

24歳のときに修道会に入り、その運営病院(東京と神戸)で総婦長を務めました。

1991年(52歳)に、マダガスカルに渡り、「マリアの宣教者フランシスコ修道会」が経営する病院に勤務していらっしゃいます。


マダガスカルに来たばかりの20年前は、医療機器(血圧計など)や薬も不足し、病院の戸棚の掃除から始めたそうです。

国立病院でさえ、使う薬や点滴などを患者自ら買い揃えて、病院に持参するシステムになっていて、お金がない人は命を落とすことになります。


修道院(部屋は4畳半ほどでベッド、戸棚、机)で暮らし、任期も定年もなく、最低限の手当を病院からもらい、日本からの年金で生活しています。

休日は、100歳のフランス人、地元の90歳と81歳のシスター3人の話相手になったり、料理当番には20人分の食事を作ったりする  ということです。
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71歳で、どうしてこんなに意欲的に活動できるのだろうと思いました。

日本でだったら、孫がいて、息子やお嫁さんの世話になっているような年齢です。


どんな方か知りたいと思い、「平間理子」さんで見てみました。

たくさんの関連記事が出てきました。

「牧野 幸江 - 受賞者紹介 : 社会貢献者表彰」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.fesco.or.jp/winner/h17/207.php参照)

公益財団法人社会貢献支援財団から平成17年に表彰された方を紹介したページです。

受賞された牧野幸江さん(昭和8. 3.10生)、平間理子さん(昭14.10.10生)、遠藤能子さん(昭18. 3. 1生)は、同じ修道会所属なのだそうです。

記事に紹介されていた平間さんは首都の病院で、牧野さんと遠藤さんは首都から169km南のアンツィラベ市にあるアベマリア産院で助産師として働いてこられました。

基本的な設備や資材が全く足りず、麻酔なしの切開手術や縫合なども経験された とあります。


「シスター牧野関連イベント マダガスカル・ニュース」が2番目に出てきました。
(http://www.ne.jp/asahi/sister/makino/jyouhhou.htm参照)

サイトを見ていくと、「2010年5月14日更新」と左に書かれた箇所以降に、平間さんや牧野さんの活動報告が掲載されていました。

マダガスカルと東京を回線でつなぎ、ビデオ会議が行われたようです。

2010年5月12日(午後6:30-8:30)、場所は世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)です。

東京での参加者の反応(若い方で、マダガスカルに行くにはどうしたらいいですかとすぐ動く方もあったとあります)、牧野さんと平間さんからのメールが紹介されていました。

その後、実際に学生さんが夏休みにマダガスカルに行かれたとの報告もありました。


生きがいとも言える信念(信仰)があるから、そのような過酷な状況で、長年活動を続けられるのでしょうか。

人のために日々活動し、部屋は質素、観光にも行かないような生活は、信仰に支えられているのだろうかと思いました。


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