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無洗米: 「ののちゃんのDO科学」 どうやって作る? 作り方は4種類 タピオカ、ヌカ、水洗い、研磨

2014年03月23日 21時22分21秒 | 新聞
朝日新聞の週末Beに、「ののちゃんのDO科学 無洗米は、なぜ研がない? 肌ヌカを取ってあるからよ」という記事がありました。

読者からの疑問に、ののちゃんと藤原先生が答えるコーナーです。


今回は、無洗米はなぜ研がずに使えるのかという質問(広島県の高校1年生から)です。


普通に精米した米には、「肌ヌカ」という粘着性の高いヌカの薄い層があるのだそうです。

そのまま炊くと、特有のにおいがあるため、通常は水で研ぎます。


この「肌ヌカ」を取り除いたものが、「無洗米」です。

米の1人当たりの消費量は年々減っている中で、「無洗米」の消費量は10年ほどで4倍以上も増えました。


最初は外食産業や山小屋で使われ、最近はスーパーでも売られるようになり、災害時の備蓄用としても気体されている  とのことです。
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「無洗米」は、よく聞くようになり、知っています。

一番知りたかったのが、どうやって無洗米を作るのか という点だったのですが、

「精米からあらかじめ肌ヌカを除いてあるので、研がなくてもおいしく食べられるお米のことよ」(藤原先生)と、作り方は紹介されていませんでした。


自分で調べてみることにしました。

「無洗米 肌ヌカ」で調べると、


「無洗米ってどうやってつくるの? - ヤマタネ」という米の卸売では最大手の「ヤマタネ」のサイトが最初に出てきました。
(http://www.yamatane.co.jp/musenmai/faq_1.html参照)

無洗米の作り方には4種類あり、ヤマタネは「タピオカ」を使う方法を採用しているそうです。

NTWP(ネオ テイスティ ホワイト プロセス)という方法です。

1) 「肌ヌカ」を微量の水で柔らかくする
2) タピオカでん粉でできた「熱付着材」で肌ヌカを吸着する
3) 「肌ヌカ」の下の「うまみ層」は残るので、おいしいご飯となる


「無洗米の作り方は? - 全国無洗米協会」というサイトが2番目に出てきました。
(http://www.musenmai.com/staticpages/index.php/musenmai_method参照)

「肌ヌカ」を取る方法は4つあり、

1) ヌカ式(BG精米製法)〔BGは、Bran(ヌカ)とGrind(削る)の頭文字〕
精白米をステンレス製の筒内で高速で撹拌させると、粘着性のある肌ヌカだけが金属壁に付着する

2) タピオカ式(NTWP)〔NTWPは、Neo Tasty White Processの頭文字〕
精白米に5%の水を加え、高温に熱した粒状のタピオカ〔米の重量の50%〜100%〕を加える

3) 水洗い式
精白米を水で短時間に洗って肌ヌカを取り、短時間で乾燥させる

4) その他、研磨式など
ブラシや不織布、研磨機などでお米をこすって肌ヌカを取る


皆さんは「無洗米」をどう思っていらっしゃるのでしょうか?

「無洗米」で検索すると、

「無洗米ってどうですか - 発言小町 - 読売新聞」が最初に出てきました。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/0607/597693.htm?g=01参照)

「このごろ、無洗米ってたくさん出回っています。
ふつうの洗米が必要な白米と比較して、味はどうなのかと気になっています」  という質問に、70人からの回答がありました。

おいしいという方、価格によって品質に差がある、もとのお米の質が大切なのでネットでまずお米を選び、精米レベル(玄米~無洗米)を選ぶ という方などいろいろな意見がありました。

また、無洗米は通常のお米に比べ水をたくさん(1.5~1.7倍)入れて炊く必要がある というのも新鮮でした。


これまで無洗米は、どうやって作ったか分からないというイメージがありました。

「肌ヌカ」を工夫して取ったもの という事実をもっとアピールすれば、好感度が増すのではないでしょうか。


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