ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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2055年: 4人に1人が75歳以上に

2009年05月31日 05時51分18秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「2055年、4人に1人が75歳以上 政府「白書」で推計」という記事がありました。

政府の推計によると、2055年には、4人に1人が75歳以上、2.5人に1人は65歳以上になるのだそうです。

5月29日に「09年版高齢社会白書」が閣議決定され、「世界のどの国も経験したことがない高齢社会が到来する」と指摘しています。

特に加速度的に増えると予想される都市部の独り暮らしの高齢者対策の必要性を強調しているとのことです。

白書によると、2008年10月1日現在で、
            総人口に占める割合
65歳以上の人口 22.1%(前年より0.5ポイント増) 2822万人(過去最高)
75歳以上の人口 10.4%(初めて10%を超えた)   1322万人
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2055年というと、46年後で、私も75歳以上の1人になっています。

このまま暮らすと、都市部の後期高齢者になり、どう暮らすか考えておく必要があると思いました。


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血腸: 中国の血のソーセージ

2009年05月31日 05時31分32秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 血のソーセージ 広がる濃厚風味」という記事がありました。

アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。

中国東北地方の満州族の人たちが、正月や祝日に食べる「血腸」(血のソーセージ)は、農村では今でも家庭で手作りされているのだそうです。

貴重だった豚をあますところなく食べ尽くそうと考案されました。

記者の方は、満州料理の「盛京満族人家」で食べました。

見た目はチョコレートムース、食感は絹ごし豆腐、味はレバ刺しに似ているそうです。
ニンニクしょうゆで食べ、酒のつまみにぴったりとのことです。

朝、処理したばかりの豚の新鮮な血に、細かく切った長ネギや卵、調味料を加えて混ぜ、脂肪を除いた豚の腸に詰め、10分ほど煮るとできあがりです。

塩漬けの白菜や豚の脂身と一緒に鍋にしたり、おかゆに入れたりするとのことです。
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記事に添えられた写真では、皿に薄く切った血腸が丸く並べられていました。

レバ刺しに似た味、血が多いという点で納得しました。
どんな感じか自分でも食べてみたいと思いました。


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樋口了一さん: 「手紙」ポルトガル発の老いの歌詞

2009年05月30日 08時40分31秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「シンガーソングライター 樋口了一 「この言葉」を届けたい」という記事がありました。

「年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても どうかそのまま私のことを理解してほしい」

作者不詳のポルトガル語の詩に共感し、メロディーをつけた「手紙~信愛なる子供たちへ~」が、昨年10月の発表以来、反響が広がっています。

「ラジオ局を回ると、現場のプロの人たちが涙を流して、胸にしまっていた痛みを話してくれました。こんな経験は初めてです。フルサイズで流してくれる人もちらほら現れるようになりました」

ライブ会場でも、体験を打ち明ける人が相次ぎます。
「返事を書きたくなる曲なんですね。希望を感じてくれる人もいれば、リアルさだけが心に刺さる人も少なくない。そんな人たちも、いずれ余裕が生まれたとき、この言葉の安心感や優しさにたどりついてほしい」
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最近、「老いへの覚悟と慈しみの歌」と聞いていた曲です。

詩の全部を、樋口さんのサイトで初めて見ました。
介護の体験がなくても、ぐっと来る内容です。
(全詩はhttp://www.teichiku.co.jp/artist/higuchi/disco/cg17_lyric.html参照)
(Youtubeは、http://www.youtube.com/watch?v=VIys43kR5S0参照)

「悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい」   
という箇所が、個人的には好きだと思いました。


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ミツバチ: 都会のペットで人気

2009年05月30日 08時12分21秒 | 新聞
昨日の朝日新聞関東版に、「週刊首都圏 ペットはミツバチ」という記事がありました。

首都圏で、ペットとしてミツバチを飼うことが人気なのだそうです。

東京都練馬区でミツバチを飼っている村山さん夫婦は、数年前、密ろうでろうそくを作るアメリカの絵本作家をテレビで見て、「ミツバチが身近にいる暮らし」にあこがれを持ちました。

銀座のビルの屋上で、2006年から飲食店の店主たちがミツバチを飼う「銀座ミツバチプロジェクト」を報道で知り、「都会の真ん中のビルで飼えるのなら、うちだって」と飼育に踏み切りました。

長野県で開かれた初心者向けの養蜂講座に参加し、ノウハウを学びました。

「住宅地で飼うには近所の理解が不可欠」と教わり、「近所の皆様へ」というチラシを近所に配りました。

「危害を加えなければ、ミツバチはとてもおとなしく、人を刺すことはありません」と、ミツバチが部屋に入ってきたり、刺された場合の対処法を紹介し、「ご理解」を求めました。

「えっ、ミツバチ」と顔をこわばらせる人もいましたが、「うちの庭にも自然のミツバチが来ますよ」と反応はおおむね好意的で、2人は胸をなでおろしました。

埼玉県の業者から、昨年10月に、ミツバチ3万匹が入った巣箱が届き、10平方メートルの庭で飼っています。

「巣箱を開けると、ミツバチが一斉に私を見つめる。その瞳が愛らしい。懸命に花粉を集める姿もけなげ」と妻の千鶴さんは話します。

ミツバチや養蜂のサイト「ビートピア」には、「ミツバチを飼いたい」という問い合わせが2、3年前から急増いるとのことです。

主催する野中公一さんは、「サイトを始めた9年前は、定年退職後の趣味にという男性ばかりでした。今は20~70代に広がり、約半数は女性です」と説明します。

「銀座ミツバチプロジェクト」を指導する岩手県の養蜂家・藤原誠太さんは、全国の「趣味養蜂家」は「養蜂家としての届け出数」の10倍と推測します。

西洋ミツバチは、法的には「家畜」とされ、業として飼育するには都道府県に届け出をし、伝染病の検査が義務づけられています。
趣味で飼う場合は、本人の意思に任されています。

藤原さん自身も、2001年から東京・千代田区の社会文化会館の屋上で養蜂を続けています。
「皇居周辺の街路樹は大量に蜜の採れるユリノキ。農薬の大量散布がなく、熊もいない。都心はミツバチの天国です」
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皇居周辺を歩いているときに、たくさんのミツバチを見かけ、それだけ自然が残っていると感じる一方、どこからこのたくさんのミツバチが来るのだろうと不思議に思ったことがありました。

ビルの屋上の養蜂からとは考えませんでした。

首都圏でミツバチの飼育届け出数は、
 1位 群馬県 210戸
 2位 神奈川県 169戸
 3位 埼玉県 146戸
 4位 千葉県 105戸
 5位 東京都 92戸
 6位 栃木県 76戸
 7位 茨城県 71戸
 8位 山梨県 31戸  と記事にありました。


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慶応義塾の新塾長: 清家 篤さん

2009年05月29日 07時28分59秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと 慶応義塾の新塾長 清家 篤さん(55)」という記事がありました。

慶応大学で有名な慶応義塾の新しいトップは、建築家の清家清さんの息子の学者さんなのだそうです。

清家さんは、かっこうよさにあこがれて慶応大学に入学しました。

会社に就職するつもりでしたが、ゼミで労働経済学に出会います。

「労働という、複雑で人間くさいことを、合理性から読み解ける」
魅力を感じ、学者の道に進みました。

政府の複数の審議会のメンバーであり、メディアでの発言も多い「スター教授」です。

行政も科学的な考え方に基づいて進められるべきだ、という信念があります。

常に意識するのは「自分の頭で考えること」で、学生の卒業論文にも、「少しでもいい。オリジナルな内容を盛り込め」と求めます。

仮説を立て、それを検証して結論を導き出す。
「研究者にならなくても、あらゆる仕事で生きてくるはずです」

車を運転して移動する時間が、息抜きの時間だそうです。

父親は、現代建築家として有名な故・清家清さんです。
「違いが分かる男」としてテレビCMにも登場しました。

「既存の考えにとらわれず、自分が一番いいと思ったデザインを目指した」父親譲りの思考で、学校経営に新しいスタイルで臨みます。
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お名前の響きが似ていると思ったら、お父さんだったのですね。

慶応義塾もこのご時世、資産運用の失敗で、昨年度の赤字が269億円になったと記事にありました。
「嵐の中の船出」と表現されています。

日本のビジネス界、文化をはじめ、影響の大きい立場だと思いました。


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うつ: 絶対にゆずれない部分を見つける

2009年05月29日 07時04分40秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「「全てが嫌」からやる気導くには」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20090528/1479a97300ee4649be5e7414bb85a083.html参照)。

精神科医の泉谷閑示さんが、うつについて解説していらっしゃいます。

うつになり、「何もできない」状態のときは、まず休養を取る必要があります。

少し充電ができると、「何もしたくない」「自分が何をしたいのか分からなくなってしまった」に変化するのだそうです。

なぜ、「何もしたくない」になってしまうのか。

人は本来、好奇心のかたまりのような生き物です。
子どもを見ると分かります。

その後のしつけや社会化で、頭の「~すべき」(must、should)が、心や体の「~したい」(want)を抑え込むようになります。

泉谷さんによると、うつは、頭の支配に、心と体がたまりかねてストライキを起こした状態で、そのため、「何もしたくない」になるというのです。

頭は、心に「何がしたいの?」と聞きますが、疲れて退化した心は、すぐには答えを出せません。

子どもの成長のように、順を追う必要があります。

2歳児のイヤイヤ期は、親の指示のすべてにイヤと言います。
自己主張が始まる時期です。

「何もしたくない」は、これに相当します。

次に、イヤと思うことが全てから、特定の場所、状況、相手に絞られてきます。

ここが大切で、人にはそれぞれ、決して妥協できない「中心的なこだわり」が木の幹のようにあり、多少の妥協をしてもいい部分がその周囲にあります。

絞り込まれた「したくない」こととは、その人の「中心的なこだわり」に関わることです。

そこを無視して社会復帰を行うと再発しやすくなってしまいます。

ポイントは、「中心的なこだわり」から発せられる「~したい」を見極めることです。
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絶対にゆずれないものをそれぞれが持ち、そこを尊重するのがポイントというのは、言えていると思います。

自分で、「自分が絶対ゆずれないものはここ」というのを知っておくのは大切なことかもしれないと考えました。


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本: 読む親の子どもは優秀

2009年05月28日 07時20分42秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「本読む親の子どもは優秀 お茶の水大・ベネッセ共同調査」という記事がありました。

成績がいい子どもの親や本をよく読み、そうでない子どもの親はワイドショーをよく見るという調査結果が出たそうです。

お茶の水女子大学とベネッセ教育研究開発センターの共同調査です。

2007年11月~2008年2月に、各地の小学校5年生2952人と、その保護者2744人に実施しました。

子どもにはベネッセのテストを解いてもらい、保護者には普段の行動等を選択肢から選んでもらいました。

国語の成績で、成績が上位4分の1に入る「最上位層」と、下位4分の1の「最下位層」を比較しました。

上位層の親のほうが多かった答えは、 上位    下位   差のポイント
1位 新聞の政治経済欄を読む     60.2% 46.4%  13.8 
2位 本(雑誌や漫画を除く)を読む  70.6% 56.9%  13.7
3位 パソコンでメールをする     35.6% 23.8%  11.8
4位 テレビのニュース番組をよく見る 74.1% 66.3%  7.8

下位層の親のほうが多かった答えは、
1位 スポーツ新聞や女性週刊誌を読む 18.0% 28.6%  10.6
2位 テレビのワイドショーやバラエティー番組をよく見る 25.0% 35.0%  10.0
3位 以前のように土曜日も学校で授業をしてほしい   59.3% 66.4%  7.1
4位 カラオケに行く          13.5% 20.4%  6.9
5位 ほとんど毎日、子どもに「勉強しなさい」という 51.2% 56.9% 5.7
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以前、別の調査で、親の影響が最も出るのが国語、少ないのが数学というのがありました。

知的なものを肯定する家庭では、夕食での会話も、そういう方向で発展するでしょうし、本を読む親の姿を見て、子どもも読むのではと思いました。


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映画「天使と悪魔」: 見ました

2009年05月27日 06時10分36秒 | 映画、写真
昨日、公開されている映画「天使と悪魔」を見ました。

ダン・ブラウンの同名の小説を基に、トム・ハンクスがローマやバチカン市国で謎解きをします。

前作の「ダ・ヴィンチ・コード」は、パリとロンドンが舞台で、フランス語と英語でしたが、今回はイタリア語と英語です。

現地の女性が、イタリア語(前回はフランス語)の文章や文化的背景、地理のアドバイスをしてくれ、一緒に秘密を追ってくれます(今回は学者として、専門の知識もありました)。

今回は、キリスト教の要素(古いもの、歴史)に、最新の物理学の研究成果をからませ、時間が限られているという設定になっていました。

冒頭、素粒子関連の研究所の映像が続き、ノーベル賞受賞の小林誠先生の高エネルギー研究所を連想しました。

感想としては、楽しく見ることができました。

途中、トリックに?の部分もありましたが、カトリック寺院の内部、美しい出演者、また「世界史を勉強しなくては」と感じました。

最後の、ローマ法王の視点でバチカン市国の法王の窓からの映像を見るためだけでも、映画館で見る価値があると思いました。


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「日本一長い踏切」: 31日に廃止

2009年05月27日 05時42分03秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「127メートル 「日本一長い踏切」廃止 東京・昭島31日で」という記事がありました。

「日本一長い踏切」として知られる昭島市の市道が、31日で廃止されるのだそうです。

踏切は長さ127mで、4路線(JR青梅線、JR八高線、西武拝島線、米軍横田基地への引き込み線)の11本の線路をまたぎます。

記者の方が自分で渡っていらっしゃいます。

北の住宅地側の入口から入ると、右手に拝島駅が見え、込み入った線路をまたぎ、数分間隔で電車が行き交います。

途中、「中州」があります。

踏切内なのに、倉庫が両脇に並び、頭上に電線が通ります。
留置線には、機関車や作業用車両も止まっています。

中州から、今度はややまばらな線路上を歩き、合計2分程度(160歩余り)で、やっと反対側に着きました。

踏切は、北と南の住宅街を結ぶ近道として、住民に重宝されているそうです。
1日のべ1400人以上が通ります。

市によると、踏切内で歩行者が列車にはねられる事故が1966年~1981年に3件あり、朝のラッシュ時には「開かずの踏切」となります。待ちきれずに横断する人も多いとのことです。

鉄道ファンの会社員の男性(39歳)は、廃止前に「日本一」を体験しようと、カメラを持って近くの青梅市から来ました。

「駅の構内を歩いているような不思議な感じがするのでいい」

廃止後は、250m離れた駅に新しく作られた迂回通路まで行くことになります。
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記事に添えられた写真は、踏切というよりは、ビル建設予定地と言われたほうが納得するような広さがあります。

中州より北は普通の踏切らしいのですが、中州内と南には幅2mほどの細い通路が続いていて、ユニークな構造のように見えました。


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シンガポール: 水ビジネスの女王、ラムさん

2009年05月26日 07時33分10秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「シンガポールの「水の女王」 政府と二人三脚で業績伸ばす」という記事がありました。

シンガポールで水ビジネスのトップ企業のCEOは、マレーシア孤児から15歳で1人でシンガポールへ渡った女性なのだそうです。

シンガポールの水処理会社「ハイフラックス」の最高責任者(CEO)のオリビア・ラムさんは、48歳の女性です。

生まれはマレーシアの孤児で、電気も上下水道もない貧しい村で育ちました。

60歳を過ぎた養母が、オリビアさんを含む5人の孤児を女手一つで育ててくれました。

「バケツを抱えて数百メートル先の井戸に行って冷たい水をくむのが、私の毎日の仕事だった」

パパイア等を売ってお金を稼ぎ、1人でシンガポールへ渡ったのは15歳のときです。
シンガポール国立大学を卒業し、化学者として医薬品大手企業で働きました。

「きれいな水をつくりたい。飲み水があれば、貧しい人は救われるし、必ず大きなビジネスになる」と考え、28歳で起業しました。

社員3人で、水の濾過装置の販売から始め、中国を中心に海外にも進出し、創業20年で社員1900人、2008年の売上高は過去最高の3.8億米ドルになりました。

水処理膜の製造から、水処理プラントの設計や建設、運営まで行います。

シンガポールは国土が狭く、大きな河川がないため、隣のマレーシアから3本のパイプラインで供給される水に大半を頼ってきました。

2011年、2061年に供給協定が切れ、期限切れを前に、マレーシア側が価格のつり上げを要求し、交渉は暗礁に乗り上げています。

シンガポール政府は、「NEWater」(漢字では「新生水」)と、トイレや生活排水、工業排水を浄化して再利用する試みを2002年に始めました。

2003年からは工業用水に利用され、今ではシンガポールで消費される水の15%を占め、2010年には30%に、なるべく早く完全自給をめざしているとのことです。
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孤児から社長という話に驚きました。

シンガポールの水事情は、頼っていると、その国に生命線を「握られている恐怖」につながるのだと思いました。


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ストーン監督: ブッシュはイカロスだった

2009年05月26日 06時58分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「映画「ブッシュ」のストーン監督 「彼はイカロスだった」」という記事がありました。

公開中の映画「ブッシュ」のオリバー・ストーン監督が、ブッシュ前大統領の映画を制作した理由を語っていらっしゃいます。

酒浸りの道楽息子で、仕事も長続きせず、ブッシュ家の鼻つまみ者だったブッシュ前大統領。

しかし、政治家という家業を継ぐと決心して階段を上るうちに、「大統領になれ」という神の啓司を受けたと思いこむと映画では表現されています。

ストーン監督は、「ニクソン」「JFK」と、大統領を題材にした映画をすでに2本撮っていて、「もう大統領の映画を作るつもりはなかった」のだそうです。

「だが経済危機が起きる前、大統領のテーマは安全保障一色だった。米国がイランを攻撃する話も浮上していた。だから急いで作ったんだ。『同じことをまた繰り返すのか?』と問いかけるために」

ストーン監督の関心は、「この男の性格がどう形作られ、それがどう戦争につながっていったのか」にありました。

「人生最初の40年間、何をやっても失敗する、と両親から批判されたら、人間は委縮するか、強情になるかどちらかだ」

ブッシュ前大統領は後者だったというのが、ストーン監督の読み説きです。

「彼は強い人間だ、と父であるブッシュ元大統領に示したかった。父の批判を乗り越えようとした。彼はイカロスだった」

父からもらった翼をつけて空を飛び、太陽に近づきすぎて海に落ちたギリシャ神話の登場人物になぞらえました。
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同じ文化圏の男性のブッシュ前大統領の解釈です。

私は、父親のパパブッシュが、自分が続投したいのにできなかったことを、(十分な能力がない)長男を使って実現したのかと考えていました。


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ビリー隊長: 15人兄弟、お父さん

2009年05月25日 07時16分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「おやじのせなか ビリー・ブランクスさん 15人育てたヘラクレス」という記事がありました。

「ビリーズ・ブート・キャンプ」のビートさんが、お父さんのことを語っていらっしゃいました。

ビリーさんは15人兄弟(5番目。兄2人、姉2人、弟7人、妹3人)です。

「この世の中、ただで買えるものはない。欲しかったら働きなさい」と言い、お父さんは3つの仕事を掛けもちして子どもを養ってくれました。

朝5時半から工場で働き、ごみ拾いの仕事、夜や週末はガレージで車を修理しました。
睡眠時間は4時間でした。

アメリカ、ペンシルバニアのダウンタウンで、酔っ払いが家に押し入ったり、銃を持った男が走っていたりで、お父さんが出稼ぎで留守のときは怖くて仕方がありませんでした。

お父さんは、筋トレもしていないのに、トラックの後部を持ち上げたり、鉄パイプを曲げたり、力自慢でヘラクレスのようでした。

23年前に、脳梗塞で64歳で急死されます。

お葬式には、約400人が来て、教会に入りきれませんでした。

手に触れたら、よく似た手と握手したことがあると思いました。

横綱の白鵬で、まめだらけで、ごつごつして分厚い。
父のしてきたことが全部、手の中にあると感じました。
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履歴の欄に、今年1月、大阪の女性と再婚し、日本への永住権を申請中とありました。

53歳で、体脂肪4%(身長183cm、体重85Kg)なのだそうです。


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おはよう日本: トリュフのDNA研究

2009年05月25日 06時54分27秒 | テレビ
今朝の「おはよう日本」(NHK総合、午前4:30-)で、フランスでトリュフのDNA研究を伝えていました。

世界3大珍味のひとつと言われるトリュフ(キノコ)は、値段が高騰し、品不足が続いています。

フランス政府は抜き打ち検査をして、中国産が混じっていないかチェックしたりしています。

トリュフは生態がよく分かっていないため、人工栽培が極めて難しいのだそうです。

トリュフを採取してきたヴァンサンさんは、
「昔は半日捜せば、15Kgは採れたものです。今は本当に大変になりました」

フランス国立農業研究所では、6億円をかけてDNAを研究する「トリュフゲノム計画」を進めています。

その結果、トリュフには雄株と雌株があることが分かってきました。

雄株と雌株を一緒に植えると、トリュフがうまく育つのだそうです。

フランシス・マルタン所長は、
「この研究で、トリュフの生産性を向上させたい」と話していらっしゃいました。
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マツタケもDNAは分かったものの、人工栽培は難しいと聞いたことがあります。

そのうち、人工栽培トリュフが出回るようになるのでしょうか。


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家庭用ラップ: 50年間サランvsクレ

2009年05月24日 07時59分26秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「家庭用ラップ半世紀 2強、「使い勝手」で勝負」という記事がありました。

家庭向けラップが登場して、来年7月で50年になるのだそうです。

最初に家庭用ラップを発売したのは、クレハで1960年7月でした。

サランラップ(旭化成)は、その2ヵ月後の発売です。

クレハと旭化成は、当時、ラップの技術を持つアメリカ化学大手企業に技術提携を打診しました。

選ばれたのは旭化成でサランラップを発売し、クレハは独自で開発しました。

岩崎隆夫・クレハ社長によると、「(差を)どう巻き返そうかと思って50年になる」

かつては圧倒的な差がついていたシェアは、2008年度、クレハ35%、旭化成37%まで接近しました。

素材の樹脂の品質改良はこれ以上は難しく、最近は容器の箱等の使い勝手向上が勝負どころとなっているそうです。

日本市場は、人口減少時代を迎え、大きな伸びが期待できないため、海外展開を本格化させる予定です。

クレハは、3月に台湾の大手メーカーと業務提携し、中国では近く6000店で販売を始めます。
ロシアや中東での販売も検討しています。

旭化成は、2004年から中国で本格的に自社販売を始め、シンガポールやタイでも試験的に販売しています。

海外では「日本人ほど素材の鮮度にこだわらない」(関係者)ため、水分や酸素の透過を防ぐ力は弱いものの、より安価な別の素材を使ったラップが主流です。

海外展開では、コストダウン等が課題になるとのことです。
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家庭用ラップは、そんなに以前からあったのですね。

使う実感としては、本体に張り付いて、切り口がどこか分からなくなるのを100%防げればいいなと思います。

最近は、台所で使うものなので、元気が出る色彩(暖色系)を使ったものを買うようにしています。


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ドリアン: 強烈な香りの甘い果物

2009年05月24日 07時24分39秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 ドリアン 食感どろどろ甘さ強烈」という記事がありました。

アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。

タイのバンコクで、記者の方はドリアンを食べたのだそうです。

トゲが多くて硬い殻を割いて、中から出てくる黄色い果実を食べると、クリームのようにどろどろで、甘みがとても強い。

その外見と甘さから、「果物の王様」と呼ばれます。

しかし、その香りは強烈で、飛行機やホテルへの持ち込みを禁じているところも多く、服についたら数日たっても落ちなかったとのことです。

旬は4~10月で、ドリアン売り10年以上というマユレットさんによると、1日80個は売れ、においを抑えた新種を含めて約10種類を扱っています。

においに慣れると、甘さのとりこになるそうです。

日本にも輸出されていて、最初の1歩には、ドリアンチップス(乾燥させて薄く切ったもの、無臭)がお薦めとのことです。
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ドリアンは名前はよく聞く有名な果物で、興味がありますが、まだ食べたことがありません。

強烈なにおいも一度は体験してみたい気がします。


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