ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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岡崎正隆さん: 直木賞作家を育てる 元文藝春秋編集者 30年で500冊出版 「直木賞をとる」

2012年08月26日 16時32分12秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「編集で得た立ち向かう姿勢を学生に還元するのが私の教え 岡崎正隆さん」という記事がありました。

文藝春秋社で多くの直木賞作家を育てた岡崎正隆さんは、「良い本を作ろう」「直木賞をとろう」と作家と二人三脚で伴走してきたのだそうです。

岡崎さんは、1945年(昭和20年)生まれです。

文藝春秋の編集者として、約30年間に500冊以上の本を出版しました。
直木賞作家(五木寛之さん、城山三郎さん、林真理子さん等)も多数担当してきました。

現在は、日本大学藝術学部文芸学科で講師をしていらっしゃいます。

大学の講義では、担当した作家の話もされるそうです。

今回は、「なりたいもの、達成したい何かを持つ人たちにこんな姿勢でいてほしい」と、
「努力と忍耐」にまつわる2人の作家のエピソードを紹介されています。


古川薫さんは、40歳のときに初めて直木賞候補作に選ばれました。
実際に直木賞を受賞されたのは、65歳のときです。

その間25年、10回目の候補作での受賞でした。

古川さんは幕末の作品が多かったのですが、岡崎さんは現代ものにも取り組んでもらうなど、共に試行錯誤しました。

「作家とはいえ、テイストが違う作品を書くことはとても難しいし勇気がいることです。
「良い本を作ろう」「直木賞をとろう」という思いのもと、二人三脚でやってきたという感じがします」


夏樹静子さんは、激しい腰痛で自殺を考えるほど苦しいものだったそうです。

岡崎さんは、闘病記を書くよう頼みます。
夏樹さんは、あらゆる治療を受け、最後に心療内科で腰痛を完治させた後、作品を執筆しました。

「作家にここまで要求していいのだろうか」と悩みましたが、「良い作品を作ろう」という思いが受け入れられたと思う ということです。
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流れるような文章で、最初から最後まで一気に読みました。

直木賞作家を育てられる方は、話をされるときも(文章の最後に(談)とありました)すばらしいのだと感じました。


記事の最後に、学生には、
「落選しても応募し続けなさい」
「パソコンで検索するのではなく、現地へ出かけたり本をあさってみたりと足を使いなさい」
の2つをアドバイスする  とも書かれていました。


岡崎さんは、どういう方なのでしょう。
「岡崎正隆」さんで見てみました。

「第12章 - e-mansion IS」として、「3月30日 岡崎正隆さんの退職パーティー」等の記述が、2番目に出てきました。
(http://www.jj.e-mansion.com/~fuma/nikki12.htm参照)

作家で日本大学藝術学部教授の、夫馬基彦(ふま もとひこ)さんのブログです。

2005年3月30日に、岡崎さんが文藝春秋を退職されるパーティーがあり、そのことを書かれたものでした。

「岡崎さんは在社38年、その間500冊の本を出し、7人の直木賞作家の密接な伴走者だった」
「九州界隈の作家はほとんど担当していたため、「九州探題」と呼ばれていたという」

酒豪で長距離ランナーとしても有名  とあります。



日本大学藝術学部は、作家や有名編集者を、教授や講師にしているのでしょうか。

日本大学藝術学部のホームページに行ってみました。
(http://www.art.nihon-u.ac.jp/参照)

「日藝」として「一芸に秀でるのではなく日藝に秀でる」という方針のようです。

「岡崎正隆」さん検索で、9番目に
「日本大学藝術学部 文芸学科」という日大芸術学部の教員紹介のサイトがありました。
(http://www.art.nihon-u.ac.jp/literary/staff/staff2.html参照)

あいうえお順です。

岡崎さんは、
慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業後、文藝春秋に入社
「漫画讀本」「週刊文春」編集部を経て、約30年間、出版部に在籍
(社団法人)日本ペンクラブの企画事業委員            と紹介されていました。

講師としては、しりあがり寿さん、中沢けいさん、三遊亭圓窓さん等の多くの方のお名前がありました。


ビジネス界に慶應大学や明治大学のネットワークがあるように、文芸の世界にも日藝のネットワークがあるのかもしれないと感じました。
直木賞も、オリンピック選手が「オリンピックに出る」と目標にするように、「直木賞をとる」と目標にするものなのだと初めて知りました。


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論文: 出版界の鉱脈 サンキュータツオさん「研究者はゴッホ」 「ためしてガッテン」「がっちりマンデー」

2012年08月19日 22時32分10秒 | 新聞
週末の朝日新聞beに、「論文を読もう! 「研究者はみなゴッホ」」という記事がありました。

論文はいま出版界でも注目されていて、国立国会図書館の関西館では、全国の博士論文が開架式で読めるのだそうです。

2002年に開館した国立国会図書館関西館には、地下4階に博士論文のコーナーがあります。
関東大震災以降に日本で発表された博士論文(約55万5千本)です。

大判の茶封筒に入れられ、ずらりと並び、ノーベル賞受賞者の論文もあります。

分野別では、理系が大半を占め、
 医学 約40%
 工学  20%
 理学  10%
 文学   3%
 法学  0.7%

ここ10年は毎年1万3千本ずつ増えています。

「各大学でも収蔵しているが、一括して集めているのはここだけ。全国でも例がないコレクションです」
(収集整理課の黒木大志郎係長)

国立国会図書館は、閉架式(直接、本棚から選ぶことはできない) (※東京の国立国会図書館のことと思われます)
大学図書館は、利用者の制限がある

その点で、国立国会図書館の関西館はユニークなのだそうです。


芸人のサンキュータツオさん(漫才コンビ・米粒写経、一橋大学非常勤講師)は、論文の紹介活動をしています。

タツオさんが修士(大学院)のとき、面白い論文を偶然見つけたのが始まりです。
ブログで紹介して好評で、ライブ、ラジオで「おもしろ論文」を紹介しています。

「研究者は孤独で、どこか没後に評価されればいいと考えているふしがある。みんなゴッホなんです」(タツオさん)


出版界でも論文が再評価されつつあり、

「オーソドックスな知への欲求を持つ人は多い。依然として論文は鉱脈の一つです」
(幻冬舎の小木田順子編集者)

小木田さんは『宇宙は何でできているか』30万部、『重力とは何か』14万部をヒットさせた  ということです。
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博士論文は、各大学に保管されていますが、見る人はやはり少ないと思います。

文系の論文は、書籍化して本屋に並んだりしていますが、
理系の方は(素人から見ると)専門家に分かってもらえればいい、専門雑誌に論文を発表することを重視していらっしゃるように見えます。


記事の左端に、「国立国会図書館所蔵の論文は、同館HPから「蔵書検索」「検索機能のみを利用する」で探すことができる」とありました。

国立国会図書館のホームページに行ってみました。
(http://www.ndl.go.jp/参照)

2段目の「オンラインサービス」に「蔵書検索」があります。
クリックすると、登録利用者IDの有無で左右に分かれます。

右のIDなし、「検索機能のみを利用する。(ゲストログイン)」で検索画面に入れます。
キーワードを入れる必要があります。

「バイオ 藻」と入れてみました。
「所蔵場所」は「全館」です。

3番目に「知りたい てくのロジー(68・最終回)「藻」から生まれる次世代エネルギー--バイオ燃料の原料として注目される藻類」という論文が出てきました。

これは東京と関西の両方に所蔵されているようです。

関西をクリックすると、「関西・総合閲覧室 開架」
東京をクリックすると、「東京・新館書庫」    と出てきました。

やはり関西では開架式で、直接自分で本棚から読むことができるようです。


サンキュータツオさんは、この記事で初めて名前を知りました。
どういう方なのでしょう。

「サンキュータツオ」さんで見ると、
「サンキュータツオ教授の優雅な生活」とブログが最初に出てきました。
(http://39tatsuo.jugem.jp/参照)

最新は8月18日の記事で、朝日新聞のbeの記事のことが書かれています。
「学者芸人の本懐です。
こんなに有り難い記事はありません」 と書かれています。


理系の現役の研究者はとても忙しく、一般の方に分かるように噛み砕いている時間がないのかもしれません。

テレビ等で取り上げられることは大学や研究所のPRにもなることから、歓迎されているようです。
ホームページも、一般の方が訪れて興味を持ってもらうような工夫が徐々に増えているように思えます。

私たちも難しいものも、できれば知りたいと思っています。
「ためしてガッテン」や「がっちりマンデー」(今日は「もうかる化学式」でした)のような番組や今回のような記事を期待します。


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バレーボール女子: 銅メダル 真鍋監督「データバレー」 コートを45分割 イタリア製ソフトが世界標準

2012年08月12日 21時06分48秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「バレー女子 銅 ロス大会以来28年ぶり 真鍋流データ主義 結実」という記事がありました。

バレーボール女子は、真鍋監督が「データバレー」で迫田選手を起用し、専属スタッフがコートを45分割し入力しているのだそうです。

8月11日、バレーボール女子で日本は韓国に3-0で圧勝し、銅メダルを獲得しました。

「真鍋ジャパン」は、2008年12月に誕生しました。
真鍋監督は、「データバレー」を重視しました。

これは、真鍋監督がセッターだった体験に基づくものです。

どの選手が好調か、相手のどこを狙えばいいのか。
試合のイメージと数字は違うことがあるのだそうです。

真鍋監督が試合中に「iPad」を持つのは当たり前になり、具体的に示すことで選手は納得します。

日本女子は、2010年には世界選手権で銅メダルを獲得し、2011年のワールドカップではアメリカ、ブラジル(世界トップ)を破ることができた ということです。
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バレーボール女子の3位決定戦は、実況を見ました。
全員がよく攻め守り、特に迫田選手の気迫と活躍が印象的でした。

五輪欄には、「迫田爆発、韓国に完勝」という記事もありました。

真鍋監督が、迫田選手が対韓国では好成績というデータに基づき、

「迫田は先発ではあまり良くない。でも、韓国戦ではいいデータ、いい結果を残していた。賭けてみよう、と」

先発に大抜擢したのだそうです。

試合中も、迫田選手の目つきが柔道の松本選手のようにどんどん鋭くなり、ここぞというときに決めて流れをいい方向に導いているように見えました。


真鍋監督の「データバレー」のことは、NHK総合の今日のオリンピック特集(午後6時~)でも伝えていました。

試合会場のコートのすぐ脇にスタッフ(黒のポロシャツを着た複数の男性)が机でパソコンを開き、試合中もデータを入力、分析します。

それが真鍋監督が持つiPadに反映されます。
真鍋監督は、タイムアウトの時間には竹下選手(司令塔)にiPadを見せ、その後の試合展開に生かされる

それがあったから、銅メダルが決まったとき、黒のポロシャツの男性スタッフもコートの選手の輪に駆け寄り、一緒に喜んだ

ということでした。


「データバレー」のことをもっと詳しく知りたいと、「バレーボール女子 データバレー スタッフ」で見てみました。

「女子バレー、銅メダルの陰にiPad、アナリストあり。:トクダス:So-netブログ」というブログが2番目に出てきました。
(http://nikitoki.blog.so-net.ne.jp/2012-08-12-2参照)

専属アナリストの渡辺啓太さんを中心に、何名かでチームを組んだ

バレーボールにデータ活用が用いられ始めたのは、1984年のロサンゼルス五輪
アメリカの男子チームが、アナリストを採用したあたりから

セリエA(イタリアのバレーのプロリーグ)のモデナがデータバレーで3連覇し、一気に広まった
(イタリア製のソフトが世界標準)

バレーボールでは、あのコートを45分割し
どこにどうボールが飛んだか、アナリストは、目で瞬時に判断し、特殊な記号で、それを入力する

と書かれていました。

バレーボールのデータ入力ソフトがイタリア製だなんて面白いです。
実際にどのように入力されているのか(特殊な記号も)、知りたいと感じました。


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大儀見選手(旧姓永里): なでしこジャパン 旦那さんはメンタルトレーニング指導者 「口角を上げなさい」

2012年08月04日 22時29分37秒 | 新聞
今日の朝日新聞夕刊に、「大輪ゴール FW共演 大儀見、孤独の壁破り笑顔」という記事がありました。

なでしこジャパンの大儀見選手の旦那さんは、メンタルトレーニングの指導者で、そのアドバイスが効いているのだそうです。

なでしこジャパンは、8月3日(日本時間8月4日)に、ブラジル戦を2-0で勝ちました。
その1点目をゴールしたのが、大儀見優季選手です。

沢選手のパスを受け、ゴールキーパーの動きを見極めたうえでゴールを決めました。

大儀見選手(旧姓永里)は、どちらかというと口下手な性格なのだそうです。

ワールドカップでは、試合中、味方の選手と言葉を交わすことも少なく、チーム全体に積極的な守備を求められるのにFWとして得点に集中したく、仲間と溝ができました。

チームが優勝しても達成感はありませんでした。

ワールドカップ後に結婚、代表引退も考えました。
旦那さんの浩介さん(メンタルトレーニングの指導者)に胸の内を打ち明け、旦那さんはひたすら聞いてくれました。

浩介さんからのアドバイスは一つだけ、「口角を上げなさい」
大儀見選手に笑顔が戻りました。

ブラジル戦では、味方選手と積極的に意見を交わしました。

「いまは、味方を気持ちよくプレーさせることが大事だと思う」 とのことです。
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大儀見選手は、旧姓永里選手でした。

口下手な性格だったとは意外に感じました。

旦那さんがメンタルトレーニングの専門家とは心強そうです。


大儀見選手はどんな方だろうと、「大儀見優季」選手で見てみました。

「大儀見優季オフィシャルブログ「Über der Spitze」Powered by Ameba」とブログを書かれていました。
(http://ameblo.jp/y-naga19/参照)

最新の記事は、8月4日(土)と今日で、

「価値ある結果を生み出したいと思うから、プロセスを大切にしたい」とあり、

使用しているサッカーシューズの写真や、妹さんから送れらてきた写真などもありました。

大儀見選手は、「結果」と「プロセス」について独特の考えを持っていらっしゃるようで、「結果は1つのプロセス(経験)」(7月20日)というブログも書かれていました。


旦那さんの大儀見浩介さんはどんな方なのでしょう。

「大儀見浩介」さんで検索してみました。

「大儀見 浩介 GIMI'S BLOG ~GIMI GOAL~」と、浩介さんもブログを書いていらっしゃいました。
(http://ameblo.jp/gimigoal/参照)

最新記事は、7月28日です。

「優季の笑顔も日々輝きを増しています。(笑)
とにかく楽しんで来いと送り出しました。
新しい発見、気付き、仮説、結び・・・。
自然にサッカーを思い切って楽しんでほしい。」とあり、

大儀見選手の考えには、旦那さんの影響もあるのかもと思いました。

浩介さんは『クリスチアーノ・ロナウドはなぜ5歩下がるのか』という本も書かれているようです。

ブログの経歴を見ると、幼稚園から大学まで東海で、サッカー部主将も経験し、東海大学体育学部で応用スポーツ心理学(スポーツ・メンタルトレーニング)を専攻 とありました。


大儀見選手と浩介さんは、東海大学のゼミの先輩後輩で、交際期間は約1年 とのことです。
(「大儀見浩介ってどんな人?【永里優季の結婚相手】 - NAVER まとめ」http://matome.naver.jp/odai/2131112634815809501参照)


準決勝は、フランス戦と決まりました。
活躍を期待し、応援したいと思います。


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