ある40代女性の生活

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日本「低成長時代の生き方の手本」: IMF・世界銀行年次総会 もてなし、安全、定刻、小さな進歩

2012年10月28日 23時17分44秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「波聞風問 訪問者が見た日本 低成長でも悪くない」という記事がありました。

編集委員の方が交代で、時事問題への考えを書かれるコーナーです。

今回は、原真人さんが担当です。

国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会が、東京で開催されました。
2万人(188カ国)の参加者に、「いまの日本」がどう映ったのか がテーマです。

総会の評判は、悪くなかったそうです。

会場案内(若者ボランティア) ていねい、親切
街の警備(要人が集まる会議なのにものものしさがない) 安全
定刻(国際会議が予定通りに進む、地下鉄が時刻表通り) 驚き

中国の鉄道研究者によると、電車が定刻に来るのは「日本とスイスしかない」
中国にとって、東京圏の鉄道運行システムは理想モデル

タイラー・コーエン(米ジョージ・メイソン大教授)は、昨年、
日本は「低成長時代の生き方を示すお手本だ」として、話題を呼びました。

日本は経済は衰えたが、おいしいケーキ屋が増え、雨の日には傘袋の自動装着機が置かれる
数々のささやかな進歩がある

「楽観しすぎはいけないけれど、低成長でも日本はそんなに悪い国じゃない」 ということです。
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2万人の知識人の、日本の感想はどうだろうと思っていました。


「IMF世銀総会」で見てみると、

「国際通貨基金・世界銀行年次総会 2012 @東京 - IMF・世銀総会 - 財務省」と財務省のサイトが最初に出てきました。
(http://www.imf-wb.2012tokyo.mof.go.jp/jp/index.html参照)

トップページは、赤と白で「TOKYO ANNUAL MEETINGS」と、テレビでも見たデザインになっています。

最上段の「MENU」をクリックすると、「開催概要」がありました。

2012年10月9日~14日に、開催です。
東京国際フォーラム(有楽町)、帝国ホテル、ホテルオークラ東京 が会場です。

「Cool Japan Exhibition」の「日本政府展示」には、
パンの缶詰、もったいない、ミニ野菜工場、未夢(日本女性ロボット)、プリクラ(総会仕様)などがあります。

総会参加者にいいと思った展示に「Cool!シール」を貼ってもらい、日本の何がCool!と映るのかが分かります。
最多はプリクラ(1,332)、2位はサイバネティックヒューマンHRP-4C 未夢(645)でした。

ものすごく多岐にわたる日本紹介、商談会、おもてなしメニュー(屋形船でお弁当も)
会議も、分刻みで、複数の会場で進行します。

関係者の準備、進行、きっととても大変だったと思います。
成功裏に終わって、何よりです。


日本を「お手本だ」と言われたタイラー・コーエンさんは、どこでそのように発言されたのでしょう?

「タイラー・コーエン 日本 お手本」で検索すると、

「書評 タイラー・コーエン『大停滞』 - WEBRONZA(ウェブロンザ)」というサイトが2番目に出てきました。
(http://webronza.asahi.com/synodos/2011092300001.html参照)

タイラー・コーエンさんの『大停滞』(2011年)という本の書評です。

この本の中で「日本は低成長時代の生き方を示すお手本」と述べているのでした。

この書評を書かれた片岡剛士さんは、この点については違う考えをお持ちのようでした。


総会参加者の生の感想の声なども見てみたかったのですが、今回探した範囲では残念ながら見つけることができませんでした。

このところ景気に関しては、明るいニュースが少なかった中で、心が和む文章でした。


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園遊会: 10月25日(秋) 軽食あり(ジンギスカンも) おみやげは「菊焼残月」(和菓子、5個入り)

2012年10月21日 20時54分41秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「ニュースがわからん! 園遊会にはだれが招待されるの?」という記事がありました。

ニュースの背景を分かりやすく解説してくれるコーナーです。

10月25日に秋の園遊会が開催され、招待客は2000~2500人なのだそうです。

コブク郎くんが、「春と秋恒例の園遊会が25日にあるね」と話しかけ、今回は園遊会についての説明です。

園遊会は、1953年に始まり、天皇、皇后両陛下の主催です。

招待者は、毎回2000~2500人です。

招待者は、三権の長、国会・地方議員、行政・司法関係者が多く
 春の園遊会では、70%
 秋の園遊会では、50%  を占めます。

残りは、「各界功績者」(各省庁の推薦)です。
基本的には各省庁にお任せなので、田中角栄首相時代には内閣推薦分の1/4が田中首相の後援会メンバーだったこともあったそうです。

テレビでよく見る懇談風景は、5人を選び(宮内庁記者クラブ)、ピンマイクをつけてもらってカメラの近くの場所に並んでもらっている ということです。
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園遊会、素敵ですね。

一度、行ってみたいものだと思います。

園遊会はどのような手順で行われるのでしょうか?
お茶とか軽食とかは出るのでしょうか?

「園遊会」で見てみました。

「園遊会|河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり」という河野太郎衆議院議員のブログが6番目に出てきました。
(http://www.taro.org/2012/04/post-1192.php参照)

2012年4月19日の記事で、今年春の園遊会について書かれています。

案内状が届き、当日は「参入券」という桃色の(色で参入する入口が違う)券を持っていくようです。

会場には飲み物、食べ物のテントが並び、ちまき、サンドイッチ、のり巻き、リッツクラッカー、ポテトチップス、ナッツ、ジンギスカン(名物)、やきとり(1皿に2本)が出されます。

雅楽と吹奏楽の演奏があり、
両陛下が招待者と挨拶され、

おみやげのお菓子をもらって帰る という流れとのことです。

焼き鳥が出るということは、お酒も出るのでしょうか?紅茶らしきものは映っていましたが。
おみやげのお菓子の写真は、「菊焼残月」と読めます。


「園遊会 菊焼残月」で検索してみました。

「秋の園遊会に出席してきました - 新田佳浩のNEXT CHALLENGE」と、障害者ノルディックスキー選手の新田佳浩さんのブログが最初に出てきました。
(http://www.nitta-yoshihiro.com/2010/10/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E5%9C%92%E9%81%8A%E4%BC%9A%E3%81%AB%E5%87%BA%E5%B8%AD%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F.html参照)

招待状の写真があり、「令夫人」と奥さんも招待されています。

会場(「宮内庁ホームページ」によると赤坂御苑)に着くと、宮内庁の職員さんが案内されます。

新田さんは、報道陣の前(テレビに映る)の場所で、報道陣の写真もあります。
(当日は雨で、雨合羽を着たカメラマン等10人ほどが見えます)

お言葉を頂戴した後に、テントで食事
ジンギスカンは、御領牧場のお肉だそうです。

やはり最後に「菊焼残月」をもらって帰った と書かれています。


宮内庁御用達の「菊焼残月」とは、どこのお菓子屋さんが作っているのでしょう?

「菊焼残月」で見ると、

「菊焼残月 - 宮中伝統の菓子 - 御菓子司 麻布 菊園(千葉市若葉区)」が最初に出てきました。
(http://kikuzono.com/tradition1.html参照)

あんを生地(どらやきの皮のようなもの、菊の御紋の焼印)で包んだ和菓子
バラ売りもあり、1個735円

お店の歴史「菊園のいわれ」を見ると、
初代店主の宮島清光さん(石川県金沢市出身)が、宮内庁大膳職で働き、昭和29年に退職
麻布十番で開業し、皇室所縁の和菓子の製造 販売をはじめる  と書かれていました。

宮内庁で働いた方が退職してお菓子屋を作り、御用達になったということなのですね。
この「菊園」では、休憩所売店(皇居二重橋前の楠公銅像前)で売っている「菊最中」や「皇居のかほり(小)」も作っているそうです。

これまで皇居に行ったときは、御用達業者のお菓子とは知らず、見過ごしていました。
お正月の一般参賀でも、お菓子を売っていると聞きました。

両陛下も召し上がるお菓子、どんな味なのでしょう。


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あんこ: つぶあん61%>こしあん26% 「 おしるこ」「ぜんざい」の意味(関東関西) 「オトコの別腹」

2012年10月14日 23時51分44秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「be between 読者とつくる つぶあんとこしあん、どっちが好き?」という記事がありました。

テーマについて、読者モニターへアンケートをして意見を聞くコーナーです。

今週は、「あんこ」がテーマです。

回答者は、3190人でした。

つぶあんとこしあん、どっちが好き?という質問には、

 つぶあん  61%
 こしあん  26%
 どちらでもない 13%

あんこを使ったご当地の食べ物は?

 赤福(三重県、こしあん)  60人
 御座候(兵庫県、つぶあん) 27人
 小倉トースト(愛知県、つぶあん)  10人
 梅ケ枝餅(福岡県、つぶあん)  6人

「おしるこ」「ぜんざい」は、関西と関東で意味が違い、

関西は、「粒」のあるなし
「おしるこ」=こしあんを溶かした汁に焼き餅などを入れたもの
「ぜんざい」=つぶあんを溶かしたもの

関東は、「汁」のあるなし
「おしるこ」=関西の「おしるこ」(御前汁粉)+関西の「ぜんざい」(田舎汁粉)
「ぜんざい」=あわ餅などに汁気のないこしあんを添えたもの(関西では「亀山」(つぶあん))

ということです。
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どちらかというとこしあん好きだったので、つぶあん派がずっと多いは意外でした。

「おしるこ」「ぜんざい」が、関西と関東で意味が違うのですね、初めて知りました。

そう言えば、テレビで芸能人の方が好きな「ぜんざい」を紹介していて、こしあんを添えたあわ餅だったので、「???」となったことがあります。


記事には、
「若いときはこしあん好きだったが、だんだん歯ごたえのあるつぶあん好きになってきた」(東京、53歳男性)

年齢を加えると、つぶあん派に転向する人もあり、つぶあん派が増えるのでは
(あずきミュージアム(兵庫県姫路市)のガイドスタッフ石川愛子さん)
とも書かれていました。


「あずきミュージアム」があるようです。

「あずきミュージアム」で見てみると、

「あずきミュージアム|御座候」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.gozasoro.co.jp/amuseum/参照)

御座候(兵庫県)が、2009年に設立した世界初のあずきのミュージアムです。

姫路駅から徒歩15分
あずきの歴史、種類、利用食品などを説明
レストラン(あずき料理)、ショップ、調理体験(要予約)、工場見学もあります。

キャラクターの「あずきさん」は、2012年の「ミュージアムキャラクターアワード2012」で1位になった
とありました。


甘いものと言えば、火曜日の夕刊(朝日新聞)に、「おんなのイケ麺」「オトコの別腹」というコーナーがあります。

著名人の女性が、好きな麺類を
著名人の男性が、好きな甘いものを 紹介されています。
(http://www.asahi-mullion.com/column/betsubara/list.html参照)

相撲の舞の海さんが、「鯨餅」(舞の海さんの地元、青森県鰺ケ沢町)を(2011年10月18日)
ピーコさんが、「小鯛焼」(東京青山)を紹介されたり(2010年11月30日)しています。

あずきは、なぜか夏になると食べたくなります。
甘いものは、これが好きとか、子どもの頃の思い出につながるものが多いのではと感じました。


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川島永嗣選手: ゴールキーパー 「おまえは実力があるんだから、責任感をもってアドバイスしろ」

2012年10月07日 23時36分40秒 | 新聞
今日の朝日新聞のGLOBEに、「突破する力 89 川島永嗣 サッカー日本代表」という記事がありました。

各界の著名人のこれまでを紹介し、本人にどんな「力」が重要だったのかを選んでもらうコーナーです。

今回は、サッカー日本代表でゴールキーパーの川島永嗣(かわしま えいじ)選手です。

川島選手は、中学時代にミスした仲間をなじったところ、恩師から「おまえは実力があるんだから、責任感をもってアドバイスしろ」と注意され、それが今の守備陣に具体的に指示を出す姿勢につながっているのだそうです。

川島選手は、1983年(昭和58年)生まれで埼玉県の出身です。

中学校でサッカー部に入り、ゴールキーパーを希望しますが、もっと上手な選手がいてなれませんでした。
「キック力がなくて恥ずかしい」と泣きながら帰宅し、練習する等、負けん気が強かったそうです。

ライバルを追い抜き、県選抜チームに入ります。
上級生としててチームを引っ張る立場になると、ミスした仲間に「何やってんだ」と言ってしまいます。

柏悦郎さん(当時のサッカー部顧問)に、「おまえは実力があるんだから、責任感をもってアドバイスしろ」と叱られました。

引くのか、詰めるのか。右か左か。
現在、川島選手が具体的な動きを守備陣に指示できるのは、そのときの注意が原点となっている

ゴールキーパーは、ゴールを守るだけではなく、最後方から敵味方の位置や動きを見渡し、守備や攻撃について指示を出す役割もある ということです。
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なるほど、ゴールキーパーは、野球のキャッチャーのような役割があるんですね。

「何やってんだ」ではなく、具体的で有効なアドバイスをしろという言葉は、本当にそのとおりだと感じました。


川島選手が選んだ力(10種類を重要な順に並べる)は、
 1位 行動力
 2位 持続力・忍耐力
 3位 決断力
 4位 語学力 (英語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、オランダ語を独学)
 5位 独創力・ひらめき
 6位 協調性
 7位 体力
 8位 運
 9位 集中力
10位 分析力・洞察力

体力や運よりも、行動力(「とりあえず何でもやってみるという精神が強い」とリストを見て即決)や持続力・忍耐力(ゴールキーパーになくてはならない力と書かれていました)が重要なのですね。


川島選手はどういう方なのでしょうか。

「川島永嗣」さんで見てみると、

「川島永嗣オフィシャルブログ「Life is beautiful」」とブログを書かれているのが最初に出てきました。
(http://ameblo.jp/eiji-kawashima/参照)

最新の記事は、10月2日で試合結果の分析と、他の日本人選手とのつきあいについて。
その前は、9月28日で、外国人選手と寿司レストランに行った話題です。

スポーツ選手もまめにブログを書いて近況を知らせていらっしゃるのですね。
ファンの方は、これを見て親しみを感じる方は多いと思います。


「川島永嗣オフィシャルサイト Life is beautiful」とホームページも4番目に出てきました。
(http://www.eiji-kawashima.com/参照)

『準備する力』という本を出版されたとあります。

「決してずば抜けたサッカーの天才ではなかった。試合に出場できず、チームの二番手に甘んじ、
落ち込んだ時期もあった。 中学・高校生時代は本を読んだことすらなかった。

しかし、今は4ヶ国語を操り、読書を趣味とし、最新の筋力トレーニングやメンタルトレーニングを取り入れ、
栄養バランスを考えた料理を自分で作り、努力をおこたらない。」

と本の紹介文にあります。

現在29歳ということは、10年ほどの間に「準備」し、「行動」することで夢を実現させてきたことになります。
次にサッカー日本代表の試合を見るときは、川島選手に注目しそうです。


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