今日の朝日新聞に、「波聞風問 訪問者が見た日本 低成長でも悪くない」という記事がありました。
編集委員の方が交代で、時事問題への考えを書かれるコーナーです。
今回は、原真人さんが担当です。
国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会が、東京で開催されました。
2万人(188カ国)の参加者に、「いまの日本」がどう映ったのか がテーマです。
総会の評判は、悪くなかったそうです。
会場案内(若者ボランティア) ていねい、親切
街の警備(要人が集まる会議なのにものものしさがない) 安全
定刻(国際会議が予定通りに進む、地下鉄が時刻表通り) 驚き
中国の鉄道研究者によると、電車が定刻に来るのは「日本とスイスしかない」
中国にとって、東京圏の鉄道運行システムは理想モデル
タイラー・コーエン(米ジョージ・メイソン大教授)は、昨年、
日本は「低成長時代の生き方を示すお手本だ」として、話題を呼びました。
日本は経済は衰えたが、おいしいケーキ屋が増え、雨の日には傘袋の自動装着機が置かれる
数々のささやかな進歩がある
「楽観しすぎはいけないけれど、低成長でも日本はそんなに悪い国じゃない」 ということです。
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2万人の知識人の、日本の感想はどうだろうと思っていました。
「IMF世銀総会」で見てみると、
「国際通貨基金・世界銀行年次総会 2012 @東京 - IMF・世銀総会 - 財務省」と財務省のサイトが最初に出てきました。
(http://www.imf-wb.2012tokyo.mof.go.jp/jp/index.html参照)
トップページは、赤と白で「TOKYO ANNUAL MEETINGS」と、テレビでも見たデザインになっています。
最上段の「MENU」をクリックすると、「開催概要」がありました。
2012年10月9日~14日に、開催です。
東京国際フォーラム(有楽町)、帝国ホテル、ホテルオークラ東京 が会場です。
「Cool Japan Exhibition」の「日本政府展示」には、
パンの缶詰、もったいない、ミニ野菜工場、未夢(日本女性ロボット)、プリクラ(総会仕様)などがあります。
総会参加者にいいと思った展示に「Cool!シール」を貼ってもらい、日本の何がCool!と映るのかが分かります。
最多はプリクラ(1,332)、2位はサイバネティックヒューマンHRP-4C 未夢(645)でした。
ものすごく多岐にわたる日本紹介、商談会、おもてなしメニュー(屋形船でお弁当も)
会議も、分刻みで、複数の会場で進行します。
関係者の準備、進行、きっととても大変だったと思います。
成功裏に終わって、何よりです。
日本を「お手本だ」と言われたタイラー・コーエンさんは、どこでそのように発言されたのでしょう?
「タイラー・コーエン 日本 お手本」で検索すると、
「書評 タイラー・コーエン『大停滞』 - WEBRONZA(ウェブロンザ)」というサイトが2番目に出てきました。
(http://webronza.asahi.com/synodos/2011092300001.html参照)
タイラー・コーエンさんの『大停滞』(2011年)という本の書評です。
この本の中で「日本は低成長時代の生き方を示すお手本」と述べているのでした。
この書評を書かれた片岡剛士さんは、この点については違う考えをお持ちのようでした。
総会参加者の生の感想の声なども見てみたかったのですが、今回探した範囲では残念ながら見つけることができませんでした。
このところ景気に関しては、明るいニュースが少なかった中で、心が和む文章でした。
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今回は、原真人さんが担当です。
国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会が、東京で開催されました。
2万人(188カ国)の参加者に、「いまの日本」がどう映ったのか がテーマです。
総会の評判は、悪くなかったそうです。
会場案内(若者ボランティア) ていねい、親切
街の警備(要人が集まる会議なのにものものしさがない) 安全
定刻(国際会議が予定通りに進む、地下鉄が時刻表通り) 驚き
中国の鉄道研究者によると、電車が定刻に来るのは「日本とスイスしかない」
中国にとって、東京圏の鉄道運行システムは理想モデル
タイラー・コーエン(米ジョージ・メイソン大教授)は、昨年、
日本は「低成長時代の生き方を示すお手本だ」として、話題を呼びました。
日本は経済は衰えたが、おいしいケーキ屋が増え、雨の日には傘袋の自動装着機が置かれる
数々のささやかな進歩がある
「楽観しすぎはいけないけれど、低成長でも日本はそんなに悪い国じゃない」 ということです。
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2万人の知識人の、日本の感想はどうだろうと思っていました。
「IMF世銀総会」で見てみると、
「国際通貨基金・世界銀行年次総会 2012 @東京 - IMF・世銀総会 - 財務省」と財務省のサイトが最初に出てきました。
(http://www.imf-wb.2012tokyo.mof.go.jp/jp/index.html参照)
トップページは、赤と白で「TOKYO ANNUAL MEETINGS」と、テレビでも見たデザインになっています。
最上段の「MENU」をクリックすると、「開催概要」がありました。
2012年10月9日~14日に、開催です。
東京国際フォーラム(有楽町)、帝国ホテル、ホテルオークラ東京 が会場です。
「Cool Japan Exhibition」の「日本政府展示」には、
パンの缶詰、もったいない、ミニ野菜工場、未夢(日本女性ロボット)、プリクラ(総会仕様)などがあります。
総会参加者にいいと思った展示に「Cool!シール」を貼ってもらい、日本の何がCool!と映るのかが分かります。
最多はプリクラ(1,332)、2位はサイバネティックヒューマンHRP-4C 未夢(645)でした。
ものすごく多岐にわたる日本紹介、商談会、おもてなしメニュー(屋形船でお弁当も)
会議も、分刻みで、複数の会場で進行します。
関係者の準備、進行、きっととても大変だったと思います。
成功裏に終わって、何よりです。
日本を「お手本だ」と言われたタイラー・コーエンさんは、どこでそのように発言されたのでしょう?
「タイラー・コーエン 日本 お手本」で検索すると、
「書評 タイラー・コーエン『大停滞』 - WEBRONZA(ウェブロンザ)」というサイトが2番目に出てきました。
(http://webronza.asahi.com/synodos/2011092300001.html参照)
タイラー・コーエンさんの『大停滞』(2011年)という本の書評です。
この本の中で「日本は低成長時代の生き方を示すお手本」と述べているのでした。
この書評を書かれた片岡剛士さんは、この点については違う考えをお持ちのようでした。
総会参加者の生の感想の声なども見てみたかったのですが、今回探した範囲では残念ながら見つけることができませんでした。
このところ景気に関しては、明るいニュースが少なかった中で、心が和む文章でした。
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