ある40代女性の生活

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小池龍之介さん: 僧侶(33歳) 東大卒(西洋哲学も) 連載「心を保つお稽古」 転校で本を読むように

2012年11月25日 22時54分33秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「十代、こんな本に出会った 小池龍之介さん 僧侶」という記事がありました。

各界の方に、十代の頃に影響を受けた本を紹介してもらうコーナーです。

僧侶で、木曜日の夕刊に「心を保つお稽古」の連載コーナーも持つ小池龍之介さんが今回の担当です。

小池さんは、転校で溶け込めなかったとき、本が好きなことにしてやり過ごせたのだそうです。

小池さんは、小学校6年生で、大阪から山口に引越します。
大阪のノリで友達に接したら、距離が近すぎて、うまくいきませんでした。

中学生で、「本が好きな人」になることを覚え、高校時代も休み時間は本を読んで過ごしました。

『人間失格』
『自分を知るための哲学入門』
『道徳の系譜』
『いきなりはじめる仏教生活』 

に影響を受けた ということです。
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「心を保つお稽古」を読んでいたときから、個性的な方という印象がありました。

今回の記事にも、高校3年で急に「お笑いキャラ」になり、少し変人にまでなってしまった。
演じることに疲れて、不登校ぎみになったこともある  とも書かれています。

また、どうして若い(1978年生まれとありました)のに僧侶なのか知りたいとも思いました。


「小池龍之介」さんで見てみると、

ウィキペディアの記事が最初に出てきました。

大阪で中学教師の家庭に生まれ、
お父さんが山口の寺の住職として働くことになったため、引越し

東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻
浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得、僧侶派遣アルバイトなどを経て、僧侶になった

と書かれていました。

お父さんが住職をされていたのですね。
僧侶としては、いろいろな経過があったようで、それもありユニークな活動をしていらっしゃるようです。


またブログも書かれていて、

「家出空間[iede cucan]」が、2番目に出てきました。
(http://iede.cc/参照)

人生相談や4コマ漫画があり、
2011年からパソコンは使わなくなったため、連絡はFAXか電話で ということです。


「開始5分で読者が涙――小池龍之介さん座談会:日経ウーマンオンライン」というサイトもありました。
(http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20120201/117372/参照)

『日経ウーマン』でも人生相談をしていらっしゃるようです。

読者(女性)2名と担当の方が、小池さんのお寺を訪ね、アドバイスで心のわだかまりがとけた


小池さんの人生相談は、西洋哲学と仏教の考え方、ご自分のユニークな経験に基づいていて、
そのために、他の方とは違う視点での回答になるのだろうかと思いました。



「HAPPY NEWS 2012」: 心温まる新聞記事を募集中 30万円相当の副賞 2月8日締切 地方紙も

2012年11月18日 22時17分57秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「HAPPYになった記事を見つけたらこちらへ HAPPY NEWS 2012」という記事(CM?)がありました。

日本新聞協会が、読んでHAPPYになった新聞記事を募集しているのだそうです。

縦約8cm、横約7cmの四角の中に書かれていて

「HAPPY NEWS キャンペーン実施中」とあり、

「切り抜き部門」と「つぶやき部門」がある とのことです。
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応募要領は、どうなっているのでしょうか。


「HAPPY NEWS」で見てみると、

「日本新聞協会 よんどく!|HAPPYNEWS」と、日本新聞協会のサイトが2番目に出てきました。
(http://www.readme-press.com/happynews/参照)


日本新聞協会は、「HAPPY NEWS キャンペーン」を実施しています

新聞は、事件事故などの悲しいできごとや、政治経済のような難しい話ばかりだけではなく、
実はみなさんの日々の生活に、いつも元気を届けようとしています。

そんな新聞の横顔を知ってもらいたい、また、これから新聞にHAPPYな記事が増えて、
読む人のこころが温かくなることで、世の中が少しでも明るくなったらいい・・・

という願いからこのキャンペーンをしているとあります。


募集は、「切り抜き部門」と「つぶやき部門」に分かれていて、

「切り抜き部門」は、
新聞記事の切り抜き、HAPPYになった理由やコメント(400字以内)、応募者の住所氏名など を
2013年2月8日(金)までに郵送する

「HAPPY NEWS大賞」は、1件  30万円相当の副賞
「HAPPY NEWS一般」は、10件 10万円相当の副賞
「HAPPY NEWS小学生、中学生、高校生」は、各5件 2万円相当の副賞

「つぶやき部門」は、
新聞記事の切り抜きと応募者の笑顔の写真、理由やコメント(80文字以内)
2012年12月25日(火)締切


すでに応募された記事や写真も紹介されていて、

過去に大賞をとった記事を見ると、北海道新聞、夕刊三重、朝日新聞、毎日新聞、河北新報、佐賀新聞、読売新聞など、全国各地の新聞からの記事となっています。

これまでの応募作品は、毎年本になって出版されているようで、
『心がぽかぽかするニュースHAPPY NEWS 2006』からありました。


自分が応募するのだったら、どの記事を選ぼうかと考えました。

地方紙も、生活に密着した話題の記事が多いように思います。
お手元の記事を応募されてはいかがでしょうか。

売れてる本『督促OL 修行日記』: コツは「先に謝る」「電話を切る前に優しい言葉を加える」

2012年11月11日 22時15分02秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「読書 売れてる本 督促OL 修行日記 過酷な職場のサバイバル術」という記事がありました。

読書欄の、売れている本についての解説コーナーです。

榎本まみさんの『督促OL 修行日記』(文芸春秋、1200円)が取り上げられていました。

著者(榎本さん)は、カード会社のコールセンターで働くOLです。

日常的に罵声を浴びせられるこの職場、その上、榎本さんは元々人間関係がうまくいかないと自認しています。

でも、海千山千の多重債務者らとのやりとりを繰り返すうちに、武器を身につけ、成長します。


武器は、交渉術(言葉の操り方)です。

榎本さんが身につけたテクニックのひとつが、「相手に怒られる前に謝る」でした。

支払いの催促の前に、「朝早い時間にお電話をして申し訳ございません」とひとこと付けると、相手は怒りにくくなるそうです。

また、厳しい口調で催促しても、「電話を切る間際に優しい言葉を加えることで、回収率はアップする」。


「ここに挙げたのは借金の催促のためのシビアな技術でもあるが、日常生活で恋人などを操るためにも悪用、いや応用できそうだ」ということです。
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読んでみたいと思いました。

テクニックの話をもっと詳しく知りたいというのもありますし、紹介の文章が、知人が自分が読んだ本を話してくれているような文章でした。


著者の「榎本まみ」さんで見てみると、

「督促(トクソク)OLの回収4コマブログ」と、榎本さんのブログが最初に出てきました。
(http://ameblo.jp/tokusokuol/参照)

マンガ付きのブログで、最新記事は11月11日(今日)です。

知人の原まさひこさんが本を出版された話題です。

11月3日は、メッセージへ返事を書いていて(書かれるんですね)、嬉しいことや困ることなどを書かれていました。


マンガを描かれる方のブログは、本の続きのようで、ついついじっくり読んでしまいます。
職業は会社員とあり、督促OLが本業だということです。


この記事を書かれたのは、フリーライターの速水健朗さんとありました。

新聞社には記者もたくさんいらっしゃるでしょうが、フリーライターの方が書かれる記事もあるのですね。

「速水健朗」さんで検索すると、

「【A面】犬にかぶらせろ!」という速水さんのブログが最初に出てきました。
(http://www.hayamiz.jp/参照)

8月10日の記事を見ると、『都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代』という本も出版されていました。

その前は「ドリカムと自動車普及の関係」だったりと、映画から経済まで幅広い分野で文章を書かれる方のようでした。


「督促」を受けた経験はありませんが、その仕事をしている方ならではの話を聞くのは興味深いです。

豆腐屋さん、式服(礼服)屋さん、消防士さんなど、その世界の人だからこそ知っている事というのは、たくさんありそうです。


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山中伸弥さん(ノーベル賞): 東京と関西で講演のオチを変える 関東・関西の笑いの違いはなぜ

2012年11月04日 23時01分37秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「ザ・コラム 山中教授の話術 関西弁にノーベル賞の光を」というコラムがありました。

いろいろな立場の方が、関心をもったテーマについて考えを述べるコーナーです。

今回は、山中季広(東京・社会部長)さんが担当です。

ノーベル賞受賞が決まった山中伸弥教授は、関西ことばを使われますが、講演が東京か関西かで話のオチを変えられるのだそうです。

手術に時間がかかった話も、東京だと謙虚にしんみり終わり、関西だと「ジャマナカと呼ばれた」と笑いで締めます。

米国での英語での講演でも、「米国の講演会が定刻に始まるとは想定外でした」等とたくさんのジョークを入れ、笑いがとぎれません。


ダニエル・ロング教授(首都大学東京、米国出身)によると、関西と米国は、笑いのツボが近いそうです。

米国と関西で鍛えたギャグを東京で披露しても

「クスリともしないんです、東京の学生は。すべったギャグを無言のままノートに書き取ったりする。
こりゃあかんと思って『今のは単なるジョークです』と補足すると、シラーッとした顔で一斉に消しゴムで消しにかかる。
降参しました」

「米国や大阪の子は基本、笑いたい、笑わせたいと思って会話してます。
東京の人は英国人みたいで、面白くてもニヤッとするだけ。
笑いでも怒りでも人前ではあまり感情を出しませんね」


「機会が許せば、来月のノーベル賞授賞式でも、山中教授にぜひ柔らかな関西弁を披露していただきたい」ということです。
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山中教授が、ノーベル賞受賞決定の電話を受けたとき、洗濯機を修理していたというエピソードも、サービス精神の表れではとも聞きます。

関西の人と東京の人では、そんなに違うんですね。


そう言えば、阿川佐和子さんがテレビ番組「佐和子の朝」(11月3日(土))で、ゲストの西原理恵子さん(漫画家)と話しているとき、

「立派というとき、東京では地位、学歴、収入などを言うが、関西では面白い人が立派とされる。

関西では、人をもてなすとき、おいしい料理と同じくらい面白い話が重要になる。
関西では、つまらない話をしたら、人が来たとき水しか出さなかったのと同じ」(西原さん)

という趣旨の話がありました。


どうしてこういう違いができたのでしょう?

「関西 関東 笑い」で見てみると、

「関西と関東の笑いについて - 俳優・女優 - 教えて!goo」というサイトが最初に出てきました。
(http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3658514.html参照)

関西出身の人が、「関東の人の笑いどころが分からない」という質問を出し、複数の人が答えています。

関西の笑いは、分からないことを分からないまま笑いにしている
吉本興業はその例
商人など庶民のコミュニケーション
アメリカの笑いもこのタイプ

関東の笑いは、分からないことを分析し、皮肉るところがある
江戸時代からのエリートの物の見方か
イギリスの笑いはこのタイプ

爆笑問題さんは、関東の笑いの例とした回答もありました。


2番目に出てきた「どこが違うの?関西と関東のお笑い - 教えて!ウォッチャー」には
(http://blog.goo.ne.jp/oshiete_watcher/e/28b295765fed17354385f0eed103be92参照)

「武士社会の江戸」と「町人文化の上方」にルーツがあるのではとしています。

笑われることを恥とする武士社会の江戸の文化
商売のきっかけ作りとして相手を見下すことがないように心がける上方の町人文化

この違いが現在にも残っているのでは と書かれていました。


なるほど、そうかもしれないと思いました。
コラムの中で、ロング教授が「東京の学生は、すべったギャグも無言でノートする」と表現されたあたりは、読んでいて楽しくなりました。

関西の人の、相手に楽しくなってもらおうという心遣いは、見習いたいと感じました。



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