ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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『古事記』翻訳: 父「ゾルゲ事件」セルビア人、母は日本人

2009年11月18日 08時51分03秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと 古事記をセルビアに紹介、日本翻訳家特別賞を受賞 山崎洋さん」という記事がありました。

父がゾルゲ事件のセルビア人、母は日本人の方が、『古事記』をセルビア語に翻訳し、今年の日本翻訳家協会特別賞を受賞されたそうです。

山崎洋さん(68歳)のお父さんは、ブランコ・ブケリッチさんです。

第2次世界大戦前、日本とドイツの機密情報をソ連に流したとされる「ゾルゲ事件」の首謀者の1人でした。

お母さんは日本人です。

1965年にゾルゲ事件の首謀者のゾルゲは処刑され、父親はその2カ月後に網走刑務所で獄死しました。

慶応大学を卒業し、46年前に、父の母国である旧ユーゴスラビアに行きました。
自主管理社会主義の実践を学ぶのが目的でした。

現地に行ってみると、父親はスターリン主義の犠牲者として英雄視されていました。

母親は、日本でスパイの妻としてつらい日々を過ごしながら山崎さんを育て、3年前に亡くなりました。

東欧の詩人ニェゴシュの叙事詩「山の花環」を共訳したところ、日本の叙事詩をセルビアに紹介してほしいと頼まれ、古事記を即座に選びました。

翻訳をしていて両国に似たところがあるのに気がつきました。

「『山の花環』に出て登場する戦士は日本の武士と同じ。どのように死ぬかを考えていました。古事記のヤマトタケルノミコトは女装をしたり、兄弟を殺したりします。セルビアの英雄譚にも、女装をし、兄弟を殺す話が登場します」

ベオグラード大学で、日本語を学ぶ若手研究者3人と、7年がかりで翻訳しました。
現地で日本語を学ぶ学生に、古事記は必読書になりました。

日本翻訳家協会特別賞の表彰式のために来日し、富士山の裾野に眠る母親に受賞を知らせました。

「洋の名には、『大陸の間をつなぐ海になれ』という両親の思いが込められているんです」
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ベオグラード大学で日本語教育が盛んとは知らなかったので、「ベオグラード大学」で検索してみました。

「旧ユーゴ時代から盛ん」という国際交流基金のサイトがありました。

日本で山崎さんを育てられたお母さんは、ご苦労されただろうと思いました。


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イタリア宝くじ: 月54万円を20年、日に2人当選

2009年11月18日 07時36分58秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「月54万円を20年「年金型」宝くじ イタリアで人気、総額1億3千万円」という記事がありました。

イタリアでは、年金型の宝くじが発売され、毎日2人が当たっているのだそうです。

イタリアの「ウィン・フォア・ライフ」という宝くじです。

1等に当選すると、20年間にわたって毎月4千ユーロ(約54万円)、総額で96万ユーロ(約1億3千万円)を受け取ることができる「年金型」宝くじとして発売され、人気です。

たばこ屋等で、1回1ユーロ(135円程度)で購入できます。
当選確率は、370万分の1です。

毎日2人程度の「年金長者」が生まれています。

1から20までの数字から10個を選び、コンピューターから自動的に振り分けられる1個と合わせて計11個の数字を的中させるものです。

イタリアでは、今年8月、賞金の繰り越しで当選額がヨーロッパ過去最多の1億4780万ユーロ(約200億円)になる宝くじが出て、他国からもくじを買う人が集まるなど加熱しました。

射幸心を刺激し過ぎたとの反省があり、この「年金型」宝くじが生まれました。

ローマでたばこ屋を経営するドルシア・チェッロさんは、「安定的に賞金がもらえるのが受けたのでは」と分析します。

イタリアでは、日本と同様に、年金制度の破綻が懸念されていて、将来に対する不安も、人気の一因となっているようだ、とのことです。
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これなら買いたいと思いました。

1回135円なら、試してみようかと思います。

一度に2億、3億当たっても、運用に頭を使いますが、月々54万円ずつくれるのなら、普通の気持ちで受け取れそうです。



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