ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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赤いきつね: 4種類ある、北海道、東日本、関西、西日本

2009年11月23日 09時50分29秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「土曜 ナントカ学 うどん対そば 東西対決 4種類もあった「赤いきつね」」という記事がありました。

カップめんの「赤いきつね」は4種類、販売されているのだそうです。

最初(1975年)は東日本用(かつお節、昆布だし+濃口しょうゆ)と西日本用(昆布、かつお節、煮干しだし+薄口しょうゆ)の2種類でした。

2001年に、関西用(かつお節と雑節を多め+薄口しょうゆ)を現場からの要望で、発売しました。

2005年に北海道用(かつお節、利尻昆布を使用)が加わりました。

普段は、その地域でしか味わえませんが、デパートのイベント(物産展)などで味比べ企画をすると好評なのだそうです。

宇宙飛行士の若田さんが「冷やしたぬきそばが食べたい」と言われましたが、これも地域で違うものが出てきそうということです。

大阪では、味付けした油揚げがのったうどんを「きつね」、そばを「たぬき」と呼んでいます。

東京では「たぬき」は揚げ玉(天かす)がのったものの意味ですが、関西ではテーブルに置いてあって、ただでいくらでもかけられ、メニューになりません。

若田さん(埼玉出身)がイメージしたであろう関東風の冷やしたぬきそばは「冷やしぶっかけそばに揚げ玉をのせて」と注文する必要があります。

京都では、「たぬき」はあんかけのことで、揚げ玉のせはハイカラになります。

記者の方が、大阪の会社近くのそば屋に行ったら、「たぬき」「江戸たぬき」「京たぬき」があったとのことです。
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「たぬき」だけで3種類も用意するとは、すごいことですね。

記事には、
「東京は江戸時代の初めまではうどんがよく食べられていたが、関東、信州、東北から良質のそばが集まり、ゆでる時間が短いそばが江戸っ子気質に合ったため」そばが主流になった。

また、甲州や信州(そばの産地)からの移住者が多かったのも影響した」とありました。


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民主党: 「ユニバーサリズム」←「新自由主義」

2009年11月23日 09時21分26秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「be report トレンド 民主党の政策はどこへ ユニバーサリズム指向?」という記事がありました。

政治の流れを解説してくれるコーナーです。

民主党が所得に関係なく「子ども手当」を支給すると主張しているのは、「ユニバーサリズム」をめざしているからではないかと考えられるのだそうです。

「ユニバーサリズム」は、貧しい家庭も金持ちも、等しく政府が最低保証をするという考え方です。

障害のある人やお年寄りも安心して使える「ユニバーサルデザイン」が一般的になったように、すべての人が対象になるユニバーサリズムは、新自由主義に対抗する理念として注目されているとのことです。

ユニバーサリズムは、子育て、教育、医療、介護、年金といった暮らしの安心にかかわる分野で、基本的なサービスを政府が保証します。

10月下旬に、関西学院大学教授の神野直彦さんが、峰崎財務副大臣に呼ばれました。

神野さんは、財政学の重鎮で、東大経済学部長も勤めました。

以前から、「利己的な経済人を前提にした新自由主義は日本に合わない」と小泉・竹中路線を批判し、ユニバーサリズムを主張していました。

人間を「苦難や喜びを分かち合い、関係の中で自分を確認する存在」と考えます。
「利己心や競争」を行動原理にすると、人は孤立し社会は荒廃すると考えます。

課題は、財源です。

鳩山首相は、「4年間は消費税増税は考えていない」とし、当面は国債に頼るとしても、どこかの時点で増税に踏み切る必要があるということです。
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経済政策も、結構、トライアンドエラー(試行錯誤)を繰り返してきているようです。

記事には、大きな流れを解説してありました。

第2次世界大戦後、大恐慌の反省から、世界は福祉社会に向かいました。
英国で「ゆりかごから墓場まで」と言われたのは、この頃です。

しかし、30年ほどで財政負担に耐えられなくなり、サッチャー政権が自助努力を説きました。

その後、ベルリンの壁が崩れ、アメリカ型の競争原理がグローバリズムとして席巻しました。
何度かバブルが繰り返され、リーマン・ショックでアメリカの一極支配が終焉を迎えようとしています。

小泉さんと竹中さんは「新自由主義」でした。

小泉・竹中路線は、             民主党路線は
自助努力(「自己責任」自分のことは自分で)→公助を重視(政府による分配政策)
小さい政府(低負担で低福祉)       →大きな政府(?)(高負担で高福祉)
増税なき財政再建              →当面増税せず・国債発行
グローバリズム                →ローカルに配慮


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