しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

笠神社の祭り唄

2023年01月29日 | 民謡

 

 

笠岡の笠神社の祭り唄。

お御輿をロープでぐるぐる巻きしているのが珍しい。

 

 

・・・・


「新笠岡天満宮記」 かさおか町の昔を知る会 笠岡地区まちづくり協議会 平成29年発行
(歌詞は膨大なため、抜粋した)

 


見たかナ 聞いたか 吉津のとんどハ 上はナ 鶴亀 五葉の松

見たかななぁ 聞いたか 笠岡神輿はよ 中はなぁ槍で 外は麻

古城のナ 山から 町の灯 見ればヨ 祭りナ祭で 夜が更ける

一人米つく あの水車 誰を待つやら くるくると

俺とお前は 卵の仲よ 俺が白身で きみを抱く

俺とナ お前とは 羽織の紐ダヨ 固くナ 結んで胸に抱く

下の松茸 何見て伸びる 上のあけびを 見て伸びる

嫁になあ するなら 笠岡娘よ ありゃ 色わなあ 黒いが これさえ おめじょうず

歌はひばりか 遍路の鈴かよ かすみ たなびく こうのしま

三十路女と お寺の鐘は 突けば突くほど 味が出る

出船入船 数ある中に 私待つ船 ただ一つ

色気ナづいたかうどん屋の娘はヨ 入れてナ 温めて 汁を出す

成りたなナなりたや 風呂屋の椅子にヨ おそそナ舐めたり眺めたり

二階な貸します お望みならば 下もナ 貸します 後家じゃもの

入れておくれよ 痒くてならぬ 私一人が蚊帳の外

西のなぁ 浜から本町抜けてよ 今日はなぁ若衆の 御輿唄

 

 


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撮影日・2022.10.9

 

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