場所・岡山県井原市井原町 田中美術館 ~五浦釣人(ごほちょうじん)~
ブロンズ金色塗
作者 平櫛田中
(昭和45年)
像高220cm 台高 140cm
五浦(いづら)には3度ほど行ったことがある。
五浦の前は大海原で、その水平線の先にアメリカがあるのを実感できる。
天心先生お気に入りの地というのも、わかるような気がする。
断崖から太平洋を望む景色はすばらしいが、平和なことばかりでなく、
隣に位置する平潟港では、戊辰戦争で官軍が上陸し奥羽越列藩同盟の磐城藩を攻撃した。
太平洋戦争の時は、風船爆弾がこの地からアメリカに無差別攻撃で飛んだ。
「歴史よもやま話下」 池島信平編 文春文庫 1982年発行
五浦
五浦に行きますと、六角堂というのがありまして、これは天心さんの屋敷から先がすぐに海に面していて、
断崖になっていて、断崖の中腹が六角堂という、夢殿にあやかったお堂があるの。
天心が一人で降りて行って、そこで座禅を組んで、お経を読んでいる。
やっぱりロマンチストだな、こういう一種の先駆者というのは。
孤独だったのですね。
半年ボストンにいて、日本へ帰れば横浜からまっすぐに五浦へ行くんです。
そして翌日には,釣りにでかけるのです。
一人孤独の士、東洋の哲人に帰ったわけです。
撮影日・2020年4月2日
ブロンズ金色塗
作者 平櫛田中
(昭和45年)
像高220cm 台高 140cm
五浦(いづら)には3度ほど行ったことがある。
五浦の前は大海原で、その水平線の先にアメリカがあるのを実感できる。
天心先生お気に入りの地というのも、わかるような気がする。
断崖から太平洋を望む景色はすばらしいが、平和なことばかりでなく、
隣に位置する平潟港では、戊辰戦争で官軍が上陸し奥羽越列藩同盟の磐城藩を攻撃した。
太平洋戦争の時は、風船爆弾がこの地からアメリカに無差別攻撃で飛んだ。
「歴史よもやま話下」 池島信平編 文春文庫 1982年発行
五浦
五浦に行きますと、六角堂というのがありまして、これは天心さんの屋敷から先がすぐに海に面していて、
断崖になっていて、断崖の中腹が六角堂という、夢殿にあやかったお堂があるの。
天心が一人で降りて行って、そこで座禅を組んで、お経を読んでいる。
やっぱりロマンチストだな、こういう一種の先駆者というのは。
孤独だったのですね。
半年ボストンにいて、日本へ帰れば横浜からまっすぐに五浦へ行くんです。
そして翌日には,釣りにでかけるのです。
一人孤独の士、東洋の哲人に帰ったわけです。
撮影日・2020年4月2日
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