美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

この7年、映画の中には

2018年03月11日 07時14分22秒 | 姿勢&見た目
東日本大震災と福島原発事故から7年、島岡美延です。
毎年1月17日の朝は「この時間、関西はすでに…」と、阪神淡路大震災のことを思います。
3月11日の朝は「この日が想像もしない1日になることをまだ誰も知らない…」と思うのです。
あれから、私たちは…?
映画で描かれてきたものは少しずつ変わってきました。
見渡す限り、壊れた住宅や家財道具が覆う光景に立ち尽くす人々。
それらが何もなくなった場所で、ここが私の家の玄関だったと語る少女。
東京で、放射能から守ろうと保育園で我が子を孤立させてしまう母親。
福島から転校してきて、いじめられる子ども。
帰宅困難地域に住み続け、動物を育てる男性。
津波で失った家族を想いながら、新しい家族を作ることを決意する女性。
原発再稼働反対を国会前で叫ぶ人々。
福島第一原発と総理官邸、記者クラブの刻一刻…。
賠償金でパチンコをする元漁師の父を非難する娘。
ドキュメンタリーはもちろん、フィクションでも、目をそむけられない現実があります。
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言えないのか、言わないのか

2018年03月10日 06時44分37秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
佐川国税庁長官辞任、島岡美延です。
国会答弁で彼が“盾になって守ったもの”は何だったのか、“国家公務員としての使命”をどう感じながらの1年だったのか。
その本当のところを聴く機会は、もう失われたままなのでしょうか。
そして、財務省職員自殺、というニュースも同じく昨日、報じられました。
一連の事情を知っているであろう立場の人間が、こういう形で永遠に口を閉ざしてしまう…、かつては、政治家の秘書が、という事件もありましたね。
あらためて、一人の人間が“本当の気持ち”を吐露することの難しさを感じます。
「言いたいけど、言えない」、もしかすると、人生はそんなことの連続かも。
仕事への不満…、言えば、その仕事を失うかもしれない。
指導者への不満…、言えば、選手生命を奪われるかもしれない。
大きな協会への不満…、言えば、改革するつもりが、追い落とされるかもしれない。
テレビが追う有名人でなくても「言いたいけど、言わない」のが当たり前?
“言って前に進む勇気”、出してみますか。
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がむしゃらに、ペダルをこぐ

2018年03月09日 07時02分17秒 | 姿勢&見た目
春の嵐、雨のピークが過ぎても強い風に注意、島岡美延です。
国会では、風のピークは過ぎないどころか、火に油を注いだ?
あれだけのコピーをする労力、紙の無駄…、国会議員の後ろにいる国民をどこまであきれさせるのか。
まさか、今日開幕の平昌パラリンピックが盛り上がれば、忘れると思っての時間稼ぎ?
さて、パラリンピックのアスリートの活躍を大いに楽しみましょう。
こちらも“夢をあきらめない”若者の人生賛歌。
映画『神さまの轍 Checkpoint of the life(17日公開)』をご紹介します。
ロードバイクの魅力全開なので、これをきっかけに2020東京五輪を目指す人が出るかも?
京都府井手町に通う中学生、勇利と洋介。
ふとしたことからロードバイクに熱中していく。
高校、大学と道は分かれ、再会した時、勇利はプロのロードレーサーになることを決意し、社会人となった洋介は、自転車に乗ることもなくなり…。
クライマックスは、ロードバイクの大会シーン。青春です!




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声を上げられる社会になるか

2018年03月08日 07時19分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
冷たい雨の一日に、島岡美延です。
春の天気は、変化が激しいです。
米アカデミー賞授賞式の会場は、ゴールデン・グローブ賞の時と変わって、女性たちの色とりどりのドレスが目立ちました。
授賞式は、本来、こう華やかなもの。
ただ、黒いドレスにはしなくても「セクハラに嘆く社会を終わりにさせる」というメッセージを発信した式典になりました。
“Me Too”(私も)と被害者が声を上げる運動は世界に広がったものの、日本ではどうだったのか。
セクハラがない社会だから“Me Too”が広がらなかった、というより、やはり声を上げにくい日本人、の一面を感じます。
女子レスリング界のパワハラ問題は、新証言や聞き取り調査など、次の局面へ。
女子スポーツ選手と指導者の関係は、パワハラ、セクハラという言葉が一般的じゃない時代から、様々な問題がありました。
芸能、芸術などの世界でも指導者と弟子、その関係に変化が見られる時、どう、次の次元にいけるか。
弱い立場の者が声を上げられる日本、になるでしょうか。
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米アカデミー賞の充実ぶり

2018年03月07日 06時58分30秒 | 姿勢&見た目
真冬の寒さが戻ってきそう、島岡美延です。
花粉症とインフルエンザを併発する人もこの時期、多いのだとか。
第90回米アカデミー賞、辻一弘さんがメーキャップ部門で日本人初受賞、のニュースで湧きました。
ゲイリー・オールドマンが映画の出演条件として「指名した」という話も伝わり、主演男優賞を受賞した彼もスピーチで辻さんを称えました。
その『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』は、今月末の公開予定です。
以前のインタビューによると「夢を叶えたければ、家族、友人、先生などの周りの意見を聞くな」という強さで、アメリカで成功を収めた辻氏。
彼の特殊メイクによる名作を私たちはたくさん見てきています。
さらに、今回、作品賞・監督賞などを受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター(公開中)』は、人間の女性と半魚人の恋。
この“見たことのない生物”の大きな目を作ったのも辻氏だそう。
フランシス・マクドーマンドが主演女優賞を獲った『スリー・ビルボード(公開中)』も見逃せない作品です。
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目が見えない少年の恋は…

2018年03月06日 06時54分08秒 | 姿勢&見た目
昨日の強風は怖かった…、島岡美延です。
雨は上がって北風になり、今朝はひんやり。
今週はまだ、寒さ対策が必要ですね。
そんな中、心に小さな火が灯るような、青春の物語はいかが?
映画『彼の見つめる先に(10日公開)』をご紹介します。
ブラジルから届いた、そよ風のような作品です。
目の見えない少年レオは、やや過保護な両親と、優しい祖母、幼なじみの少女ジョヴァンナに囲まれて過ごす、ごく普通の高校生。
キスに憧れ、留学を夢見るも、現実はなかなか…。
一方、心配し過ぎる両親のことが、やや鬱陶しいと思える今日この頃。
ある日、クラスにガブリエルが転校してくる。
レオとジョヴァンナは、レオの目のことをからかったりしない彼と自然に親しくなり、3人で過ごすように。
ガブリエルに誘われて、映画館に行ったり、自転車に乗ってみたり、初めての体験に夢中になるレオ。
やがて、3人の気持ちに、微妙な変化が生じてきて…。
“恋する気持ちは、目に見えない”、このキャッチコピー、素敵です。

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吉永小百合、“北の三部作”最終章

2018年03月05日 07時23分19秒 | 姿勢&見た目
傘の出番も寒くはならない月曜日、島岡美延です。
昨日は風が強かったですね。
先日、北海道ではホワイトアウトになる猛吹雪がありましたが、厳しい冬を含め、北海道を舞台にした壮大な物語がこちら。
映画『北の桜守(10日公開)』をご紹介します。
『北の零年(05)』『北のカナリアたち(12)』と、吉永小百合主演三部作の最終章。それぞれ全く別の主人公です。
1945年、江連てつ(吉永)は、夫(阿部寛)と息子たちと南樺太で暮らし、庭の桜の花が咲いたことを喜ぶ。
しかし8月、ソ連軍が迫り、夫は戦地へ、てつは息子と網走へ逃げ延びる。
時は流れ、1971年。次男の修二郎(堺雅人)はアメリカで成功し、米企業の日本社長として札幌へ。
15年ぶりに網走へ尋ねた母は、年老いて、やや言動に危うさが。
一緒に暮らそうと、札幌に連れてくるも迷惑をかけたくないてつは、網走へ帰ろうとする。
修二郎は、母とともに北海道の各地を巡り、ともに過ごした記憶を辿る。
果たして、満開の桜を見ることは出来るのか…。
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トーハクで仁和寺、葛井寺・・・

2018年03月04日 07時14分46秒 | 日記、その他
4月並みの気温になる日曜日、島岡美延です。
上野は、博物館も動物園もかなり混雑しそう…。
東京国立博物館平成館で開催中の『特別展 仁和寺と御室派のみほとけ(11日まで)』に出かけてきました。
かつての『阿修羅展』の時ほどの混雑ではなかったものの、仏像を中心とした展覧会の人気はすっかり定着していますね。
特に、今回は会期後半に展示と告知されていた、大阪・葛井寺(ふじいでら)の国宝「千手観音菩薩坐像」が観たくて、混雑覚悟で会期末に見ることに。
一般的な千手観音は手が40本。
8世紀の仏師は、本当に1041本の手を持つ仏像を作った…(確認されているのは本像のみ)。
よくぞ、この状態で21世紀まで…。
そして、東京まで運んできて展示するというプロジェクトにも感謝。
もちろん、タイトルである仁和寺の“お宝”の数々にも圧倒されます。
高さ12センチの白檀の秘仏本尊、絵画、書跡、工芸品…。
解体修理中の観音堂を壁画まで再現(33体の安置仏を展示)した空間は写真撮影も可能。

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養護施設で、本気でぶつかる

2018年03月03日 06時57分29秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
もしかして、また花粉症かも、島岡美延です。
ここ数年、あまり悩まされることはなかった私ですが、昨日はくしゃみを連発。
今日はマスクをして出かけてみます。
どんな人間関係であれ、本気で相手のことを思って、心身ともにとことん付き合う、それは簡単なことではありません。
映画『バケツと僕!(本日公開)』をご紹介します。
第20回講談社ノンフィクション賞を受賞した「無敵のハンディキャップ」の著者・北島行徳氏の小説「バケツ」の映画化。
養護施設で働くことになった神島(絋毅)は、バケツ(徳永ゆうき)と呼ばれる15歳の少年に振り回される日々。
軽度知的障害のあるバケツは、お金を盗む癖があり、言葉でわからないから体罰でしつけようとする上司(杉田かおる)と衝突する神島。
中学校を卒業するまでしかいられない施設。
バケツの将来を案じた神島は、引き取るという姉に会いに行き、壮絶な子ども時代の話を聞かされ…。
前川清の長男でシンガーソングライターの絋毅が、文字通り、体当たりで演じています。
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「好き」と言ったら、起きること

2018年03月02日 06時58分32秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
北海道の猛吹雪が心配、島岡美延です。
東京では昨日、暴風雨のあと20度超え、激しい気象状況、今度は北へ。
ホワイトアウトの危険性も大きく、被害が出ませんように。
東京から札幌へ、という主人公はこちら。
映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?(3日公開)』をご紹介します。
いくえみ綾の人気コミックが原作。
まさに、少女漫画から抜け出てきたようなイケメンたちに、キュンとして下さい。
東京の学校で仲間はずれにされ、父が暮らす札幌の高校へやってきた糸真(シマ・黒島結菜)。
同じクラスには、幼なじみの二人のモテ男子、超上から目線の弦(小瀧望)とゆるふわ系の和央(ワオ・高杉真宙)がいた。
“学校の女子全員のモノ”の二人に近づくことはご法度、そんな中、糸真は二人と、ある関わりを持つようになる。
一方、女友達が欲しくて仲良くなった晴歌(川栄李奈)だったが、彼女が好きなのは…。
「好き」な想いを封じ込めたり、言って何かが変わったり。
雪が溶けるほど、熱くて切ない10代!
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